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📝 指導案・単元づくり☆☆☆研究はこれから小学校中学校高校📖 約12分

英語の板書計画の立て方 ― 3分割・色・残す情報で「授業の地図」をつくる

授業の終わりに黒板を見れば、今日の50分がわかる。そんな板書は、思いつきでは書けません。黒板の3分割、チョークの色、書く順番、スライドとの分担まで、研究と公的資料をもとに板書計画の立て方をまとめました。

エビデンスの強さ:板書そのものの効果を確かめた実験は少ない。大事な所を目立たせる「シグナリング」や、関係のない情報を減らす設計にはメタ分析の裏づけがあるが、多くは画面や紙の教材の研究で、黒板にそのまま当てはまるとは限らない。

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英語の板書計画の立て方 ― 3分割・色・残す情報で「授業の地図」をつくるのイメージ
💡3行まとめ
  • 板書計画は「最後の黒板」を先に描く。 左にめあてと流れ、中央に今日の英語、右に活動とまとめ。授業後に黒板を見れば50分がわかる形にします。
  • 目立たせる工夫は効く。でも目立たせすぎない。 大事な所を色や囲みで示すとプラスになりやすい一方、文法の形を目立たせるだけの効果は小さく、意味の理解が下がることもあります。
  • 黒板かスライドかより、設計が大事。 スライドと黒板の授業を比べた研究では平均してほぼ差がありません。何を残し、何を消すかを決めましょう。

板書計画ってなに?

ひとことで言うと、板書計画は「授業が終わったとき、黒板がどうなっているか」の完成図を、授業の前に描いておくことです。

板書計画(ばんしょけいかく)は、授業の中で黒板に何を、どこに、どの順番で書くかを、前もって決めておく計画です。指導案では最後のページに、黒板の完成図として描くのが一般的です(学習指導案の書き方 の「板書計画」の項も参照)。

英語の授業の板書には、ほかの教科とちがう難しさがあります。授業の多くの時間を、生徒が話したり聞いたりする活動に使うので、先生が黒板に向かっている時間は短いほどよい。一方で、新しい文の形、活動の手順、使える表現など、目で確かめたい情報は毎時間あります。だからこそ、その場の思いつきではなく、計画が必要になります。

🎈たとえるなら

板書は、授業という旅の「地図」です。出発前(授業の始め)には目的地(めあて)が書いてあり、旅の途中では今いる場所(いまどの活動か)がわかり、旅の終わり(まとめ)には通ってきた道が全部見える。地図に何でも書きこむと、かえって道がわからなくなります。良い地図は、書くものより「書かないもの」を先に決めています。

似たものとのちがい

何を決める? 残り方
本時の展開(指導案) 何分に、先生と生徒が何をするか 紙の上の計画
板書計画 黒板のどこに・何を・どの順番で書くか、何を残して何を消すか 授業の最後まで黒板に見えている
スライド・電子黒板 写真・動画・音声、答えの提示 ページが変わると消える

やり方を3ステップで

  1. 最後の黒板を描く:本時の目標とまとめの文が決まったら、授業の終わりの黒板の完成形をノートに描き、めあて(本時の目標を生徒向けの言葉で書いたもの)とまとめが対応しているかを確かめる。
  2. 残すものと消すものを分ける:めあて・例文・まとめは残す。活動の手順や途中の答え合わせは消してよい。書く順番に番号をふる。
  3. 色と写させる部分を決める:白が基本、黄が今日の大事な形。生徒に写させるのは例文とまとめだけにする。

日本の「板書」は世界でも注目されている

板書は、日本では教育実習から当たり前に学ぶ技術ですが、海外では bansho という日本語のまま紹介されています。日本の板書の歴史と海外への広がりをまとめた論文は、板書が授業研究(lesson study)でも欠かせない要素になっていると述べ、授業研究の各段階への組みこみ方を示しています 1。日本の小学6年の国語の授業の板書がどう作られていくかを分析した研究では、板書に記録された児童の意見が、考えの広がり・つながり・注目の流れを見える形にしていました 2。

研究ではどうなってる?

🔬研究ではこう
  • 大事な所を色・矢印・見出しなどで目立たせる「シグナリング」の効果をまとめたメタ分析(103研究・約1万2千人)では、記憶の成績で g = 0.53、応用の成績で g = 0.33 のプラスでした。目立たせると、学習者が感じる負荷も下がっていました 3。
  • 教材の見せ方の研究を総まとめしたメタ・メタ分析(29の総説・1,189研究)では、効果が大きかったのは、説明と図を近くに置く・同時に示すこと、そしてシグナリングでした。関係のない飾りを取り除くことにも裏づけがあり、授業のように先生のペースで進む場面では、良い設計がより重要でした 4。
  • 第二言語の文法を太字や下線などで目立たせる「視覚的インプット強化」の16研究のメタ分析では、文法の習得への効果は d = 0.22 と小さく、文章の意味の理解には d = −0.26 の小さなマイナスが見られました 5。
  • PowerPoint を使った授業と、黒板と話による授業を比べた48研究のメタ分析では、平均の差はほぼありませんでした(g = 0.067)。ただし小中高の児童生徒を対象にした研究では、PowerPoint の授業のほうが学習が伸びていました 6。
  • ノートを取って見直すことの効果をまとめたメタ分析(33研究)では、ノートの効果自体は大きく、さらにノートの枠組みや先生のノートを渡す工夫で効果が増しました。学習段階(academic level)が低い参加者ほど、その工夫の恩恵が大きい傾向でした 7。
  • 文部科学省の色覚に関する資料は、板書では赤・緑・青・茶色などの暗い色のチョークを避け、白と黄を主体にすること、他の色を使うときは下線・囲み・記号など色以外の情報も加えることを、指導法の原則として示しています 8。

g = 0.53 は、目立たせた教材で学んだ平均的な学習者が、目立たせない教材のグループでは上位3割くらいに入るイメージです 3。ただし、これらの研究の多くは画面や紙の教材で行われたもので、黒板の授業を直接調べたものではありません。「目立たせ方の原則」として借りてくる、くらいに考えるのが安全です。

黄色で囲んでも、文法は勝手には身につかない

英語の板書では、新しい文法の形を黄色で囲んだり、赤で下線を引いたりします。これは大事な工夫ですが、研究を見ると目立たせるだけで習得が大きく進むわけではありません。文法の形を目立たせた文章を読んだ学習者は、目立たせない文章を読んだ学習者をわずかに上回っただけで、意味の理解はむしろ少し下がっていました 5。

つまり、色で囲むのは「ここを見て」という合図にすぎません。合図のあとは、その形を使う練習や意味のあるやり取りにつなげることが大切です。黒板をきれいに整えるだけで終わらせないようにします。板書計画は、展開の活動計画とセットで立てるものです(インプットで文法を育てる、気づき仮説)。

明日の授業でこうする

基本の型:黒板の3分割

左(固定ゾーン) 中央(今日の英語ゾーン) 右(活動・まとめゾーン)
日付(英語)、めあて、授業の流れ(番号つき)、宿題 新出の文の形、例文、形の変化部分を黄色+下線、意味のメモ 活動の手順(1. 2. 3.)、使える表現、まとめの文(授業の最後に書く)
授業の最初に書き、最後まで消さない 導入〜展開で書き足す 活動ごとに書き替えてよい。最後のまとめだけは残す

左は「授業の地図」、中央は「今日の英語」、右は「今やること」。この3つの役割を毎時間そろえると、生徒は黒板のどこを見ればいいかを覚え、先生の指示も短くなります(クラス運営)。

板書計画を立てる手順

✏️板書計画の6ステップ
  1. 最後の黒板を描く。 指導案の本時の目標とまとめの文が決まったら、授業の終わりの黒板の完成形をノートに描きます。めあてとまとめが対応しているかを、ここで確かめます。
  2. 残す情報と消す情報を分ける。 めあて・例文・まとめは「残す」。活動の手順や途中の答え合わせは「消してよい」。残す情報は全体の半分以下にします。
  3. 書く順番に番号をふる。 ①めあて→②例文→③形の確認→④活動の手順→⑤まとめ。番号の順は、指導案の展開(授業の流れ)の順番とそろえます。
  4. 色の役割を決める。 白=基本、黄=今日の大事な形。他の色を使うなら、下線や囲みと必ずセットにします 8。
  5. 写させる部分を決める。 全部を写させると、話す時間が消えます。写すのは「例文とまとめ」だけにし、残りはプリントに印刷しておくと、写す時間が減り、その分を話す・聞く活動に使えます(プリントの作り方)。
  6. スライドとの分担を決める。 写真・音声・動画はスライド、残しておきたい言葉は黒板、と役割を分けます。
🗣️先生の英語(板書を使うとき)
TLook at the board. This is today's goal. Can you read it together?
TLook at these two sentences. What's different? Yes, "taller" and "more interesting."
TPlease copy only the two example sentences. You don't need to copy the rest.
TLook at the right side of the board. Step 1, ask your partner. Step 2, answer with a reason.
TLet's read today's summary together. Who can say it without looking?

板書の実例

🏫実例:中学2年・比較級を導入する日
左 中央 右
Thursday, May 14 / めあて:2つを比べて、どちらが好きか理由とともに伝えよう / 流れ:1 Small Talk 2 Listen 3 Practice 4 Interview 5 Reflection Town A is bigger than Town B. / Town B is more beautiful than Town A.(-er と more を黄色で囲み、下に「短い語は -er、長い語は more」) / 写真2枚をマグネットで貼る Interview: 1 Ask "Which do you like better, A or B?" 2 Answer with "because ..." 3 Change partners / まとめ(最後に書く):Which ... better? → I like ... better because ... .

中央の写真は、先生が英語で話す導入(オーラル・イントロダクション)のときに貼り、例文はその話の中から生徒と一緒に取り出して書きます。こうすると、「形」と「意味」が同じ場所に並びます。

🏫実例:高校「英語コミュニケーションⅠ」・説明文を読む日
左 中央 右
今日の問い:Why do teenagers need more sleep? / 流れ 本文の論理の図:主張 → 理由1(体のしくみ)→ 理由2(学校の成績)→ 提案。段落番号と、つなぎの語(However / As a result)を囲む Pair talk:Do you agree with the writer? Give one reason from the text. / Useful expressions:According to the text, ... / I agree because ...

高校の読解では、中央に本文の構造図を描くと、要点をつかむ活動とつながります。図は授業の中で生徒の答えを聞きながら完成させ、最初から全部は書きません。

🏫実例:小学校5年・外国語の授業

黒板は絵カードが主役です。中央に絵カードを並べ、その下に単語を小さめに添えます。音声で十分に慣れ親しんだ表現だけを文字で示し、書く活動がある日は、4線を黒板に引いて書き順を大きく見せます。右側には、やり取りの手順を絵と記号で示し、文字は最小限にします。

黒板・スライド・プリントの役割分担

道具 向いているもの 向いていないもの
黒板 授業中ずっと残す情報(めあて・例文・まとめ)、生徒の発言をその場で書き足すこと 写真・音声・動画、長い英文
スライド・電子黒板 写真・動画・音声、答えの提示、時間の表示 授業の最後まで残したい情報(ページが変わると消える)
プリント 写すのに時間がかかる情報、空欄つきのノート、活動の手順 その場で生まれた生徒の考え

授業後の黒板は「写真」で生かす

授業が終わったら、消す前に黒板をタブレットで1枚撮っておきましょう。使い道は3つあります。

  1. 次の時間の復習:前の時間の黒板の写真を、次の時間の最初に1分だけ映します。前の時間の例文を思い出してから、今日の活動に入れます。
  2. 欠席した生徒への説明:写真と、その日のプリントがあれば、ほぼ授業の全体が伝わります。
  3. 自分の授業の振り返り:板書計画と、実際の黒板を並べて見比べます。生徒の発言を書き足した右側のゾーンが空のままなら、生徒の発言を黒板に書き足せていなかったサインかもしれません。

板書を授業研究の観察と振り返りの証拠として使う方法は、海外でも提案されています。日本の小学校の授業を分析した研究は、板書がどう作られていったかを再現して分析することで、授業研究の観察・振り返りの段階で使える証拠になると述べています 2。研究授業の協議会では、指導案の板書計画と、授業後の黒板の写真を並べて配ると、「どこで計画からずれたか」「そのずれは良いずれだったか」を具体的に話し合えます(研究授業と授業研究)。

⚠️よくある失敗
  • 黒板に向かっている時間が長い:その間、生徒の英語は止まっています。長い英文や手順は、事前にプリントやスライドにしておきます。
  • 色を使いすぎる:全部が目立つと、何も目立ちません。色は白と黄を基本に、2色までにします。赤や青の文字は、後ろの席や色覚の多様な生徒には見えにくいことがあります 8。
  • めあてとまとめがつながっていない:めあてが「理由を言おう」なのに、まとめが文法の説明だけ、というずれ。ステップ1で必ず確かめます。
  • 全部を写させる:写す時間が授業の3分の1を占めることもあります。写す部分を指定し、残りはプリントに。
  • 途中で消してしまう:授業の後半に「さっきの例文は?」となりがちです。中央の例文は最後まで残します。
  • 板書計画どおりに書くことが目的になる:生徒から予想外の良い表現が出たら、右側に書き足して、クラス全体で読みます。計画は守ること自体が目的ではなく、どこを変えたかを後でふり返るための基準です。

❓ よくある質問

Q. 英語の板書はどう分けるのが基本ですか?

左・中央・右の3分割が基本の型です。左は日付・めあて・授業の流れ(授業の最初に書き、最後まで消さない)、中央は新出の文の形と例文(導入〜展開で書き足す)、右は活動の手順・使える表現・まとめ(活動ごとに書き替えてよく、まとめだけは残す)です。

Q. チョークの色は何色を使えばいいですか?

白と黄を基本に、2色までにします。文部科学省の色覚に関する資料は、赤・緑・青・茶色などの暗い色のチョークを避けて白と黄を主体にすること、他の色を使うときは下線・囲み・記号など色以外の情報も加えることを示しています 8。

Q. 文法の形を色で囲めば身につきますか?

色で囲むのは「ここを見て」という合図にすぎません。文法を太字や下線で目立たせる16研究のメタ分析では、習得への効果は d = 0.22 と小さく、意味の理解には小さなマイナス(d = −0.26)が見られました 5。囲んだあとに、その形を使って意味のあるやり取りをする時間が必要です。

Q. 黒板とスライドはどちらがいいですか?

PowerPoint の授業と黒板と話による授業を比べた48研究のメタ分析では、平均の差はほぼありませんでした(g = 0.067)6。道具より「何を残し、何を消すか」の設計が大事です。写真・音声・動画はスライド、授業の最後まで残したい言葉は黒板、と役割を分けます。

Q. 板書は全部ノートに写させるべきですか?

全部を写させると、話す時間が消えます。写すのは「例文とまとめ」だけにし、残りはプリントに印刷しておくと、写す時間が減り、その分を話す・聞く活動に使えます。ノートの研究のメタ分析でも、ノートの枠組みや先生のノートを渡す工夫で効果が増していました 7。

🎓 もう一歩深く(大学院レベル)

🎓院生モード板書は「情報提示」か「思考の可視化」か

マルチメディア学習の研究は、学習者の認知的な負荷を減らす提示のしかた(シグナリング、近接、関係のない情報の除去)を検討してきました 34。この立場から見ると、良い板書は「必要な情報が、必要な場所に、余計なものなく」示された黒板です。

一方、日本の算数・国語の授業研究で発達してきた板書は、授業の中で生まれた子どもの考えを記録し、比べ、つなぐ場として位置づけられています。小学6年の国語の授業の分析では、板書に記録された意見が、考えの多様さ、つながり、注目の移り変わりを可視化していました 2。この意味の板書は、あらかじめ整えられた提示物ではなく、授業とともに育つ「共同のノート」です 1。

英語の授業ではどちらの面も必要です。新しい形を示す中央ゾーンは「提示」の原則で設計し、生徒の発言を書き足す右ゾーンは「可視化」の原則で余白を残しておく。板書計画の段階で、どこを設計し、どこを空けておくかを決めておくのが、両者を両立させる実践的な落としどころでしょう。

🎓院生モード視覚的インプット強化の限界と「形と意味の取り合い」

視覚的インプット強化のメタ分析で見られた、文法形式へのわずかなプラス(d = 0.22)と意味理解へのわずかなマイナス(d = −0.26)は 5、注意の資源には限りがあり、形に注意を向けると意味の処理が手薄になりうる、という第二言語処理の議論と整合します。ただし対象は16研究と少なく、著者ら自身も統計情報の報告不足や出版バイアスの可能性を指摘しています 5。

授業への示唆は2つあります。1つは、意味を理解する活動のときは強調を控え、形に注目させる段階で初めて囲むという順序です。もう1つは、黒板の強調はあくまで注意の合図であり、合図のあとに、その形を使ったやり取りや練習につなげることが大切だということです。

🎓院生モード「スライドか黒板か」という問いの立て方

PowerPoint と従来型の授業を比べたメタ分析は、平均すると差がほとんどない(g = 0.067)一方で、小中高の児童生徒では PowerPoint の授業が有利だったと報告しています 6。著者らは、道具の有無を比べる研究から、道具の機能をどう授業に組みこむかを調べる研究に移るべきだと結論づけています。

これは板書にもそのまま当てはまります。黒板かスライドかではなく、①授業の最後まで残すべき情報は何か、②生徒の発言を記録する場所はどこか、③写す作業に何分使うのか、という設計の問いのほうが学習に直結します。ノートの研究で、ノートの枠組みや先生のノートを渡す工夫が効果を高めたことも 7、「写させる」から「考えながら整理させる」への転換を後押しします。

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📑 出典(8件)

本文の上付き数字に対応。✔ は DOI / ISBN / 公式ページを書誌データベースと機械照合した印です。

  1. Tan, S. (2021). Bansho as part of lesson and lesson study: from the origins to the present. International Journal for Lesson and Learning Studies, 10(4), 378-392. doi:10.1108/IJLLS-09-2021-0076 ✔ DOI照合済日本の「板書」の歴史と海外への広がり、授業研究への組みこみ方をまとめた論文
  2. Tan, S., Fukaya, K., & Nozaki, S. (2018). Development of bansho (board writing) analysis as a research method to improve observation and analysis of instruction in lesson study. International Journal for Lesson and Learning Studies, 7(3), 230-247. doi:10.1108/IJLLS-02-2018-0011 ✔ DOI照合済日本の小学6年の国語の授業で、板書がどう作られていくかを分析し、児童の考えの流れを見える化する方法を示した研究
  3. Schneider, S., Beege, M., Nebel, S., & Rey, G. D. (2018). A meta-analysis of how signaling affects learning with media. Educational Research Review, 23, 1-24. doi:10.1016/j.edurev.2017.11.001 ✔ DOI照合済大事な所を色・矢印・見出しなどで目立たせる「シグナリング」の効果のメタ分析(103研究・約1万2千人)
  4. Noetel, M., Griffith, S., Delaney, O., Harris, N. R., Sanders, T., Parker, P., … (2022). Multimedia design for learning: An overview of reviews with meta-meta-analysis. Review of Educational Research, 92(3), 413-454. doi:10.3102/00346543211052329 ✔ DOI照合済教材の見せ方(マルチメディア設計)に関する29の総説(1,189研究)をまとめたメタ・メタ分析
  5. Lee, S.-K., & Huang, H.-T. (2008). Visual input enhancement and grammar learning: A meta-analytic review. Studies in Second Language Acquisition, 30(3), 307-331. doi:10.1017/S0272263108080479 ✔ DOI照合済太字・下線などで文法形式を目立たせる「インプット強化」のメタ分析(16研究)。効果は小さい
  6. Baker, J. P., Goodboy, A. K., Bowman, N. D., & Wright, A. A. (2018). Does teaching with PowerPoint increase students' learning? A meta-analysis. Computers & Education, 126, 376-387. doi:10.1016/j.compedu.2018.08.003 ✔ DOI照合済PowerPoint を使った授業と、黒板と話による従来の授業を比べた48研究のメタ分析。平均ではほぼ差がなかった
  7. Kobayashi, K. (2006). Combined effects of note-taking/-reviewing on learning and the enhancement through interventions: A meta-analytic review. Educational Psychology, 26(3), 459-477. doi:10.1080/01443410500342070 ✔ DOI照合済ノートを取って見直すことの効果と、その効果を高める工夫のメタ分析(33研究)。枠組みや先生のノートを渡すと効果が増した
  8. 文部科学省 (2003). 色覚に関する指導の資料 公式ページ ✔ リンク確認済色覚の多様性に配慮した学習指導の資料(文部科学省作成。大阪府のページからPDFを入手)。板書は白と黄を主体に、他の色には色以外の情報を加えるとする

最終更新 2026-10-18 ・ 原田英語 まちがいのご指摘はこちら