共通テストNo.258確認問題集あり

共通テストリスニングの先読みテクニック

リスニングの得点は放送前の数秒で決まる。選択肢の違いを見抜く目、絵の違いを言葉にする手順、冊子への印、読み上げの間の使い方まで。

共通テストリスニングの先読みテクニック の1ページ目

印刷用PDFA4 2枚・397KB・□チェック欄つき

まずはこの3つ

  1. 選択肢は共通部分を消し、違う部分だけを見る
  2. 絵は2つの軸で分類してから聞く
  3. マークした瞬間が、次の問題の先読みの始まり
先読みの目的

先読みは選択肢の内容を覚える作業ではない。「何が聞こえたら正解が決まるか」を放送前に決めておく作業だ。だから選択肢を全部和訳する必要はない。違う所に線を引き、聞く的を一言で決めれば十分。

先読みに使える時間

冊子の注意事項にも「問題文を読むため、または解答をするために音の流れない時間がある」とある

いつ使い方
各大問の指示文の読み上げ中同じ内容が冊子に印刷されている。聞かずに次の選択肢へ
2回読みの2回目1回目で決まったら、確認だけして次の問題の選択肢へ
第4問以降の「読む時間」表の見出し・条件・ワークシートの空欄・図表を確認
問題と問題の間の無音マークは数秒で済ませ、残りを次の先読みに

選択肢の違いの見抜き方5

  1. 1共通部分は読まない
    4つの選択肢に共通する語はさっと確認するだけにし、違う部分に線を引く。そこが聞く的になる。
    He will take the bus. / He will take a taxi. / He will walk.→ 聞く的は「交通手段」だけ
  2. 2違いの種類で分類
    人(誰が)・時(いつ)・場所・数・動作の段階・肯定か否定か。種類がわかれば、放送のどこに集中するかが決まる。
  3. 3主語が違えば「誰が」
    The man…/The woman…と主語が分かれていたら、男女どちらの発言・行動かを聞き分ける問題。
  4. 4否定語だけが違う
    likes/doesn't like のように否定語の有無だけが違う2つがあれば、否定・準否定(never/hardly/no longer)の聞き分けを問う問題。
  5. 5長い選択肢は動詞と目的語
    1文が長い選択肢は、動詞と目的語を中心に、選択肢ごとに違う否定語・数量・時・場所にも線を引く。

絵・図・グラフの先読み4

  1. 12つの軸で分類
    「帽子あり・なし」×「座る・立つ」のように2つの違いで4枚を分ける。1つ目の情報で2枚、2つ目で1枚に絞る。
  2. 2動作の段階を見る
    同じ人の「する前・している途中・した後」が並んでいたら、時制と表現(be about to do/be doing/have just done)が勝負。
  3. 3地図は現在地と目印
    自分の現在地・向き・目印(駅・橋・角)を確認。左右と何番目かをメモする準備をする。
  4. 4グラフは軸・単位・凡例
    縦軸と横軸、単位(%か人数か)、凡例を確認。最大・最小と増減の向きを先に言葉にしておく。

実演:選択肢から「待ち構える語」を決める

違いの種類がわかれば、放送のどの語に反応すればいいかが決まる

選択肢(違う部分)違いの種類待ち構える語
call/email/visit the shop連絡の手段phone・send a message・drop by などの言い換え
on Monday/Tuesday/Wednesday曜日moved to・instead(変更)
has finished/is writing/will start動作の段階already・still・yet・about to
The man/The woman wants to…誰が男女どちらの発言か
about 20/30/40 percent数字a fifth・about a third・two fifths など

冊子への印(記号の例)

記号は自分で決めて、過去問から本番まで同じものを使う

記号意味
線を引いた語聞く的(選択肢の違う部分)
○合っている・条件を満たす
×違う・条件を満たさない
△一部だけ合う・条件つき
↑ ↓増えた・減った
M/W・名前の頭文字発言した人
✓正解の候補(仮)

1問の先読みルーティン(1回読み)6

  1. 1
    場面の日本語を読む誰と誰が、何について話すかをつかむ。出てくる語を予想する。
  2. 2
    問いの疑問詞と主語に丸「男が・次に・何を」のように、問いが求める情報を決める。
  3. 3
    選択肢の違いに線共通部分は飛ばし、違う部分だけ。
  4. 4
    聞く的を一言で余白に「男・次の行動」のように書く。
  5. 5
    聞きながら○×選択肢に直接つける。別の紙に書き写さない。
  6. 6
    即マーク→次の先読み迷っても数秒で決める。次の問題の準備を削らない。

大問別:先読みで見る所

大問見る所
第1問A選択肢の主語・動詞・否定の有無
第1問B4枚の絵の違い(2つの軸)
第2問場面の日本語と、絵・図の違い
第3問場面・問いの英文・選択肢の違い
第4問A絵の違いと順番の手がかり/表の項目と選択肢
第4問B条件A〜C と候補の名前。○×の表を準備
第5問ワークシートの見出し・空欄の前後・図表
第6問状況・問い・話者の名前・図表の種類

2回読み(第1・2問)の使い分け3

  1. 11回目:仮決め
    聞く的に集中して答えを仮に決める。決まれば選択肢に✓。
  2. 22回目:根拠の確認か、次の先読み
    1回目で決まった問題は、根拠の語を確かめるだけ。目は次の問題の選択肢へ移してよい。
  3. 31回目で聞けなかった時
    2回目は聞く的を1つに絞る(例:最後の動詞だけ)。全部を聞き直そうとしない。
メモより先読み

書いている間は耳が止まる。先読みで聞く的が決まっていれば、メモは記号と数字が基本。必要なら名前の頭文字や短いキーワードも。○×△と↑↓、名前の頭文字だけで書く練習を過去問でしておく。

先読みの失敗パターン5

  • ✕選択肢を全部和訳する
    ○違う部分だけに線を引く
    時間が足りず、次の問題で崩れる
  • ✕先読みで答えを決めつける
    ○決めるのは聞く的まで
    予想と違う展開で聞き逃す
  • ✕読み終わる前に放送が始まり慌てる
    ○すぐ先読みをやめて聞くことに集中
    途中まででも聞く的は決まっている
  • ✕選択肢だけ読んで問いを読まない
    ○問いの主語と疑問詞を必ず確認
    男女どちらか・何についてかを取り違える
  • ✕前の問題を考え続ける
    ○仮マークして次の先読みへ
    1問の迷いで次の1問も失う

確認テスト

  1. 1
    選択肢 She will go by bus/train/car/bike の聞く的は?
  2. 2
    先読みに使えないのはどれ?
  3. 3
    同じ人の「する前・途中・した後」の絵が並んだら勝負は?
  4. 4
    先読み中に放送が始まったら?

参考にした資料

リスニングの先読みを一覧にまとめ、A4 2枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。

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