マークシートの技術(転記・見直し・塗り方)

マークのずれ・塗り残し・時間切れは、実力と関係なく点を失う。転記の単位・見直しの順番・終盤の処理を決めておけば防げる。

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まずはこの3つ

  1. 転記は大問・見開きごとにまとめ、番号を指で確認
  2. 飛ばした問題も仮マーク+冊子に印で、ずれを防ぐ
  3. 受験番号・解答科目は最初と最後に必ず確認

1回の試験の流れ5

  1. 1
    開始直後受験番号・氏名・解答科目など、指示された欄を先に記入・マークする。
  2. 2
    解く答えはまず問題冊子に書く(選択肢に○)。迷った問題には「?」を付ける。
  3. 3
    転記大問・見開きが終わるごとに、冊子の答えをまとめてマークする。
  4. 4
    終盤残り時間を見て、未転記を全部塗り、空欄を作らない(減点がない試験の場合)。
  5. 5
    見直し番号ずれ→空欄→「?」の問題、の順に確認する。

まとめて塗るか、1問ずつか1

  • 大問・見開きごとにまとめて塗る速い。数の合わない所でずれに気づける
    vs
    1問ずつ塗る転記漏れは少ないが、視線の往復で時間がかかる
    おすすめは大問単位。最後にまとめて全部はしない

転記の技術6

  1. 1まず冊子に答えを書く
    冊子の選択肢に○を付けておけば、見直しも転記も冊子だけで済む。マークだけだと冊子に記録が残らず、見直しがしにくい。
  2. 2解答番号を見て塗る
    問題の番号と解答欄の番号が違う試験がある。必ず解答欄の番号(解答番号)で照合する。
  3. 3指で押さえて照合
    冊子の番号とマーク欄の番号を左右の指で押さえ、1問ごとに番号を合わせながら塗る。
  4. 4飛ばした問題も仮マーク
    後回しにする問題も暫定の答えを塗り、冊子に大きく印を付ける。空欄のまま進むと次からずれやすい。
  5. 5区切りでずれを確認
    大問の最後の解答番号と、最後に塗った欄の番号が一致しているかを毎回確かめる。
  6. 6転記の締め切りを決める
    「残り◯分には全部転記済み」と自分の締め切りを決めておく。最後にまとめて塗ると時間切れの危険が大きい。

塗り方・消し方4

  1. 1枠いっぱいに濃く
    読み取りは塗りつぶしが前提。○で囲む・✓を付ける・薄く塗るは読み取られないおそれがある。
  2. 2指定の筆記用具を使う
    鉛筆の濃さなどは試験ごとに指定がある。受験上の注意を事前に読み、予備も含めて準備する。
  3. 3消す時は跡を残さない
    よく消える消しゴムで完全に消す。消し残しは二重マークと判定されるおそれがある。
  4. 4はみ出さない
    隣の選択肢にかかると誤読の原因になる。速さより正確さを優先する。

時間が足りない時の処理

残り時間やること
残り10分前後解いた問題の未転記を全部塗る。ずれを確認する
残り5分前後未解答の問題は設問と選択肢だけ読み、消去法で選ぶ
残り1分まだ空欄があれば、何かを塗って空欄をなくす(減点がない試験の場合)

見直しの順番4

  1. 1① 番号ずれ
    各大問の最後の解答番号と、塗った欄が一致しているか。ずれは一度に多くの点を失う。
  2. 2② 空欄・二重マーク
    マーク欄を上から指でたどり、空欄と2つ塗った欄がないか確認。
  3. 3③ 「?」の問題
    迷った問題を、根拠を探し直して見直す。根拠なしに答えを変えない。
  4. 4④ 受験番号・解答科目
    最後にもう一度、受験番号・氏名・解答科目の記入とマークを確認する。
答えを変えるのは損?

「最初の直感が正しいから答えを変えるな」は思い込みだとする研究がある(Kruger, Wirtz & Miller, 2005)。答えを変えた例では、誤答から正答に変わったもののほうが多かった。ただし大事なのは根拠のある変更であること。「なんとなく」で変えない。

リスニングでのマーク3

  1. 1放送が終わったらすぐ塗る
    聞きながら冊子の選択肢に印を付け、その問題の放送が終わった直後に塗る。後でまとめて塗ろうとすると、次の問題の先読みができなくなる。
  2. 2迷っても引きずらない
    自信がなくても次の放送が始まる前に一度塗る。前の問題を考えている間に、次の問題を聞き逃すのが最大の失点。
  3. 3空いた時間は先読みに
    塗り終えたら、すぐに次の問題の設問・選択肢・図表を見て、聞くポイントを決めておく。

前日までの準備4

  1. 1受験上の注意を読む
    使える筆記用具・時計・持ち込める物は試験ごとに決まっている。前日までに受験票や公式の案内で確認する。
  2. 2筆記用具は予備を持つ
    指定の鉛筆・シャープペンシルを複数、消しゴムを2個。芯が折れた・落としたで慌てない。
  3. 3時計で時間を管理する
    会場に時計があるとは限らない。規定に合う時計を用意し、大問ごとの終了予定時刻を冊子に書き込む。
  4. 4当日と同じ形で練習
    過去問は時間を計り、マークシートに塗るところまでやる。転記の時間も含めて配分を作る。

マークでやりがちな失敗5

  • ✕飛ばした問題を空欄のまま次を塗る
    ○仮マークして冊子に印を付ける
    以降の解答が1つずつずれる危険がある
  • ✕最後の5分で全部まとめて転記
    ○大問ごとに転記し、締め切りを決める
    時間切れ・ずれの危険が大きい
  • ✕○で囲む・薄く塗る
    ○枠いっぱいに濃く塗りつぶす
    読み取られないおそれがある
  • ✕消し跡が残ったまま別の番号を塗る
    ○完全に消してから塗る
    二重マークと判定されるおそれ
  • ✕受験番号・解答科目の記入を後回し
    ○開始直後と終了前の2回確認
    間違うと採点されないおそれがある
模試で練習しておく

転記のタイミングや見直しの順番は、本番でいきなりはできない。模試や過去問演習でもマークシートを使い、毎回同じ手順で解いて、手順を体に覚えさせる。

参考にした資料

マークシートの技術を一覧にまとめ、A4 2枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。

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A4 2枚・266KB。□のチェック欄つきで、通学中や試験直前の見直しに。

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