CHECK TEST
受験生がやりがちな失点パターン30確認問題集
失点パターンの確認問題21問。設問の指示・ケアレスミス・記述の文末を、入試形式で総点検。表で解いて、裏で答え合わせ。
Ⅰ 次の英文を読み、設問に答えよ(設問の指示に注意すること)
In many Japanese schools, students clean their own classrooms every day. Visitors from abroad are often surprised by this custom. Some of them think it(ア) is simply a way for schools to save money, but most teachers see it differently. They believe that cleaning teaches students to take care of shared spaces and to work as a team. In fact, students who clean their school may be less likely to drop trash on the floor, because they know how much work it takes to clean up. Of course, not everyone agrees. Some parents argue that the time spent cleaning should be used for study instead. Still, the custom remains popular in Japan, and a few schools in other countries have started to try it.
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日本の多くの学校では、生徒が毎日自分たちの教室を掃除する。海外からの訪問者は、この習慣に驚くことが多い。中には、(ア)それは単に学校がお金を節約するための方法だと考える人もいるが、たいていの先生の見方は違う。先生たちは、掃除をすることで、生徒が共有の場所を大切にし、チームとして協力することを学ぶと考えているのだ。実際、学校を掃除している生徒は、床にごみを落とすことが少ないかもしれない。きれいにするのにどれだけ手間がかかるかを知っているからだ。もちろん、誰もが賛成しているわけではない。掃除に使う時間は、代わりに勉強に使うべきだと主張する親もいる。それでも、この習慣は日本で根強い人気があり、他の国でも試し始めた学校がいくつかある。
- 1本文の内容と一致しないものを1つ選べ。
答えd 日本以外の国では、この習慣を取り入れた学校はまだない。
解説「一致しないもの」を選ぶ問題。最後の文 a few schools in other countries have started to try it(他の国でも試し始めた学校がいくつかある)と、「日本以外ではまだない」は矛盾する。「訪問者は驚く」は Visitors from abroad are often surprised と一致。「教師は共有の場所を大切にすることを教えると考える」は They believe that cleaning teaches 〜 と一致。「勉強に使うべきと主張する親もいる」も Some parents argue 〜 と一致。
【覚える】「しない」「誤っている」は設問に大きく✕印。選んだ後にもう一度設問を読む。 - 2Which of the following agrees with the passage?
答えc Students who clean their school might drop less trash.
訳問:本文の内容と一致するものはどれか。
答:学校を掃除する生徒は、ごみを落とすことが少ないかもしれない。解説本文の may be less likely to drop trash(ごみを落とす可能性が低いかもしれない)を、might drop less trash と言い換えた選択肢が正解。All teachers in Japan believe that cleaning saves money.(日本の全教師が節約になると考える)は、節約と考えるのは訪問者の一部で、本文の語句を使ったひっかけ。Cleaning always makes 〜(いつもチームワークがよくなる)は always が言い過ぎ。Parents in Japan are against 〜(日本の親は反対)は「一部の親」なので全体化しすぎ。
【覚える】all/always/never/only を含む選択肢は「言い過ぎ」を疑う。 - 3次のア〜エのうち、本文の内容と一致するものを2つ選び、その組み合わせを答えよ。 ア 掃除は学校のお金を節約するためだけに行われている。 イ 生徒は掃除を通して協力することを学ぶと考えられている。 ウ 掃除の習慣に反対する意見もある。 エ 日本の学校の掃除の習慣は人気を失いつつある。
答えc イ・ウ
解説イは They believe that cleaning teaches students 〜 to work as a team(チームとして協力することを教える)と一致。ウは not everyone agrees(誰もが賛成ではない)と一致。アは「お金を節約するためだけ」が訪問者の一部の考え(Some of them think)にすぎず、事実として述べられていない。エは the custom remains popular(今も人気がある)と逆。よってイ・ウ。
【覚える】「2つ選べ」は設問の横に「2」と書く。誰の意見か(Some think/Teachers believe)を区別する。 - 4What is the main idea of the passage?
答えd Students in Japan clean their schools, and many see this as educational, although some disagree.
訳問:本文の主旨は何か。
答:日本の生徒は学校を掃除しており、反対する人もいるが、多くの人はそれを教育的なものと考えている。解説主旨は本文全体をカバーするものを選ぶ。本文は①日本の生徒が学校を掃除する習慣 ②先生たちはその教育的な意義を認める ③反対意見もある、の流れなので、それをまとめた選択肢が正解。Schools in Japan are trying hard to save money.(節約に努めている)は訪問者の一部の見方にすぎない。Cleaning is the best way to improve students' grades.(成績を上げる最善の方法)、Foreign visitors should help 〜(訪問者が手伝うべき)は本文にない。
【覚える】主旨=全体をカバー。一部だけ・本文にない・言い過ぎは消す。
Ⅱ Ⅰの英文について、指示に従って答えよ
- 5「習慣」という意味の語を、本文中から1語で抜き出せ。
答えcustom
解説「習慣」にあたる語は this custom・the custom の custom。「抜き出せ」は本文の形のまま書くのが条件なので、customs と複数形にしたり、habit(個人の癖・習慣)のような本文にない語で答えたりすると不正解になる。語数指定(1語)も守る。custom は社会の習慣・慣習、habit は個人の習慣という違いも覚えておく。
【覚える】custom=社会の慣習(customs=税関)/habit=個人の癖。 - 6本文中の1語をそのままの形で用いて、空所を補え。 Some parents think students should during the time they spend cleaning.
答えstudy
訳掃除に使う時間に、生徒は勉強すべきだと考える親もいる。
解説本文の the time spent cleaning should be used for study instead(掃除に使う時間は代わりに勉強に使うべき)を言い換えた文。should の後は動詞の原形が入るので、本文の study をそのままの形で使えば条件を満たす。learn は本文にない語、studying は形を変えているので条件違反。本文で名詞として使われた study を、ここでは動詞として使っている点もポイント。
【覚える】「そのままの形で」=語形を変えない(s・ing・ed を付けない)。 - 7下線部(ア) it が指すものを、本文中から2語で抜き出せ。
答えthis custom
解説下線部 it は、直前の文 Visitors from abroad are often surprised by this custom. の this custom(生徒が教室を掃除する習慣)を指す。「2語で」の指定があるので、custom だけ(1語)では語数不足。the custom も2語だが、直前の文の形 this custom が自然。答えを it の位置に入れて「この習慣は節約の方法だ」と読み、意味が通るか確認する。
【覚える】指示語の抜き出しは「直前」を見て、語数を最後に指で数える。
Ⅲ Ⅰの英文について、指示に従って答えよ
- 8学校を自分で掃除する生徒が、ごみを床に落としにくいと考えられるのはなぜか。日本語で答えよ。
答え掃除をするのがどれほど大変かを知っているから。
解説根拠は because they know how much work it takes to clean up(きれいにするのにどれほど手間がかかるかを知っているから)。採点ポイントは①掃除が大変だ(手間がかかる)②それを知っている、の2要素と、文末「〜から。/〜ため。」。how much work it takes は「どれだけの労力がかかるか」。「〜ということ。」で終えると設問の型とずれて減点されやすい。別解:「きれいにするのにどれだけ手間がかかるかを、自分の経験から知っているため。」
【覚える】It takes+労力・時間+to do=〜するのに…がかかる。 - 9海外からの訪問者の一部は、この習慣をどのようなものだと考えているか。「それ」「この」などの指示語を使わずに、日本語で説明せよ。
答え生徒が毎日教室を掃除するのは、学校が単にお金を節約するための方法だと考えている。
解説根拠は Some of them think it is simply a way for schools to save money。採点ポイントは①it(this custom)を「生徒が毎日教室を掃除すること」と具体化する ②「学校が単にお金を節約するための方法」の2要素。simply(単に)も入れるとよい。「それはお金を節約する方法だ」と指示語を残すと条件違反。別解:「日本の学校で生徒に毎日掃除をさせているのは、単に学校側が費用を節約するための手段だと考えている。」
【覚える】「指示語を使わずに」→ it・this・they を中身に置きかえて書く。 - 10Why do most teachers support the custom? Answer in English.
答えBecause they believe (that) cleaning teaches students to take care of shared spaces and to work as a team.
訳問:多くの先生がこの習慣を支持しているのはなぜか。英語で答えよ。
答:掃除によって、生徒が共有の場所を大切にし、チームとして協力することを学ぶと考えているから。解説根拠は They believe that cleaning teaches students to take care of shared spaces and to work as a team.。採点ポイントは①Because で始める(または They believe 〜 の文)②teach O to do の形 ③2つの内容(共有の場所を大切にする・チームで協力する)。主語 cleaning は単数なので teaches の s を忘れない。英語で問われたら英語で答える。別解:They think cleaning helps students learn to take care of shared spaces and to work together.
【覚える】Why の英問→Because S V. で答え、本文の語句を使う(主語を they にかえる)。
Ⅳ 次の英文の下線部のうち、誤りを含むものを1つ選べ
- 11My sister usually(A) walk(B) to school, but today she took(C) the bus(D).
答えb (B)
訳姉はふだん歩いて学校に行くが、今日はバスに乗った。
解説主語 My sister は三人称単数で、usually(ふだん)は現在の習慣を表すので、walk ではなく walks→(B)。(A) usually は頻度の副詞で一般動詞の前に置いて正しい。(C) took は today の出来事(もう済んだこと)なので過去形で正しい。(D) the bus は take the bus(バスに乗る)で正しい。
【覚える】三単現の s は英作文で最も多い減点。主語と動詞を線でつないで確認。 - 12The number(A) of students who use(B) smartphones in class are(C) increasing(D).
答えc (C)
訳授業中にスマートフォンを使う生徒の数が増えている。
解説主語の中心は The number(数)なので単数扱い。are ではなく is increasing→(C)。直前の students や class(実際は smartphones in class)につられて複数にする典型的なミス。(A) number は正しい。(B) use は先行詞 students(複数)に合わせて正しい。(D) increasing は現在進行形で正しい。
【覚える】the number of+複数名詞+is(単数)/a number of+複数名詞+are(複数)。 - 13Last summer I visit(A) my grandparents, who live(B) in a(C) small village in(D) Nagano.
答えa (A)
訳去年の夏、私は祖父母を訪ねた。祖父母は長野の小さな村に住んでいる。
解説Last summer(去年の夏)は過去の時点なので、visit ではなく過去形の visited→(A)。(B) live は、祖父母が今も住んでいるので現在形のままでよい(関係詞節は事実に合わせる)。(C) a small village は可算名詞の単数で a が正しい。(D) in Nagano は地名の前の in で正しい。
【覚える】時の語(last/ago/yesterday)に印を付け、動詞の時制と照らし合わせる。 - 14I want(A) to become doctor(B) because I want(C) to help sick people(D).
答えb (B)
訳病気の人を助けたいので、私は医者になりたい。
解説doctor は数えられる名詞の単数なので、冠詞が必要で a doctor とする→(B)。日本語には冠詞がないので抜けやすい。(A)(C) want は主語 I に合っていて正しい。(D) sick people(病気の人々)は people が複数扱いの名詞で、冠詞なしで正しい(the sick でも可)。
【覚える】可算名詞の単数は「a/the/my など」が必ず付く。become a doctor。 - 15She recieved(A) a letter(B) from her friend who(C) lives abroad(D).
答えa (A)
訳彼女は海外に住む友人から手紙を受け取った。
解説つづりの誤り。正しくは received。c の後では ie ではなく ei になる(receive・ceiling・deceive)→(A)。(B) a letter は可算名詞の単数で正しい。(C) who は先行詞 her friend(人)を受ける主格の関係代名詞で正しい。(D) abroad(海外に)は副詞なので前置詞なしで正しい(live in abroad は誤り)。
【覚える】i before e except after c(receive/believe)。abroad・home・there は前置詞不要。 - 16There are(A) many reason(B) why I like(C) this town(D).
答えb (B)
訳私がこの町を好きな理由はたくさんある。
解説many(たくさんの)の後の可算名詞は複数形にするので、reason ではなく reasons→(B)。are と many が複数を示しているのに s を落とすのは典型的なミス。(A) are は There are+複数名詞で正しい。(C) like は主語 I に合って正しい。(D) this town は単数で this が正しい。why I like 〜 は reasons を先行詞とする関係副詞。
【覚える】There are many reasons why S V=S が V する理由はたくさんある。 - 17When I was(A) a child, I often play(B) soccer with(C) my friends(D) after school.
答えb (B)
訳子どものころ、私は放課後よく友だちとサッカーをした。
解説When I was a child(子どものころ)は過去の話なので、play ではなく played→(B)。often(よく)があっても、過去の習慣なら過去形にする。(A) was は過去で正しい。(C) with my friends(友だちと)は正しい。(D) friends は複数形で正しい。過去の習慣は I used to play/I would often play とも言える。
【覚える】過去の習慣=過去形/used to do(今はしない)/would often do。
Ⅴ 次の和文英訳の答案には、ケアレスミスが2か所ある。正しい英文に書き直せ
- 18私の母は病院で働いている。 → My mother work at hospital.
答えMy mother works at a hospital.
解説ミスは2か所。①主語 My mother は三人称単数なので work→works。②hospital は可算名詞の単数なので冠詞が必要で a hospital(特定の病院なら the hospital も可)。イギリス英語では in hospital(入院中)という無冠詞の言い方もあるが、「病院で働く」は at/in a hospital。採点ポイントは s と冠詞の2点。
【覚える】書き終えたら「主語→動詞の s」「名詞→冠詞・複数」を指差し確認。 - 19昨日、私は駅で古い友人に会った。 → Yesterday I meet a old friend at the station.
答えYesterday I met an old friend at the station.
解説ミスは2か所。①Yesterday(昨日)なので動詞は過去形 met(meet-met-met)。②old は母音の音で始まるので、a ではなく an old friend。時の語に印を付けて、動詞の時制を照らし合わせるのがコツ。a/an はつづりではなく発音で決まる(an hour、a university)。
【覚える】a/an は最初の「音」で決める:an hour/an old/a uniform/a university。 - 20この町にはたくさんの公園がある。 → there are many park in this town.
答えThere are many parks in this town.
解説ミスは2か所。①文頭は大文字なので there→There。②many(たくさんの)の後の可算名詞は複数形なので park→parks。There are+複数名詞+場所 の型。書いた英文の「最初(大文字)と最後(ピリオド)」を必ず見る確認で、もったいない減点を防ぐ。
【覚える】There is+単数/There are+複数。文頭の大文字・文末のピリオドを確認。 - 21彼は医者になるために一生懸命勉強している。 → He studys hard to became a doctor.
答えHe studies hard to become a doctor.
解説ミスは2か所。①study は「子音字+y」で終わるので、三単現は y を i にかえて studies。②不定詞の to の後は動詞の原形なので became→become。to become a doctor は「医者になるために」という目的の不定詞。He is studying hard to become a doctor. も可。
【覚える】子音字+y→ies(study→studies、cry→cries)。母音+y はそのまま s(play→plays)。
受験生がやりがちな失点パターン30(A4 2枚)