問題形式別No.215確認問題集あり

長文総合問題の解く順番テンプレート

長文総合問題は「読んでから解く」より「読みながら解く」。設問を仕分けて解く順番を固定すれば、時間切れと読み直しが減る。

長文総合問題の解く順番テンプレート の1ページ目

印刷用PDFA4 2枚・267KB・□チェック欄つき

まずはこの3つ

  1. 本文より先に設問を見て「種類と位置」を仕分ける
  2. 段落を読み終えるたびに、その範囲の設問を解く
  3. 内容一致・主旨・タイトルは最後にまとめて解く

解く順番テンプレート6

  1. 1
    全体を見渡す大問の数・分量・形式を確認し、解く順番と時間配分を決める。
  2. 2
    設問を先に見る各設問の種類(語彙・空所・下線部・内容一致…)と、本文のどこに関係するかに印を付ける。選択肢は読み込まない。
  3. 3
    段落ごとに読んで解く1段落読むたびに、その範囲の設問を解く。記憶が新しいうちに処理するのがコツ。
  4. 4
    全体の設問を解く内容一致・主旨・タイトル・要約は、全段落を読み終えてから。
  5. 5
    記述・英作文残り時間を見て取りかかる。要素をメモしてから清書する。
  6. 6
    見直し空欄・マークのずれ・記述の文末を最後に確認する。

設問の種類→いつ解く→手がかり

設問の種類いつ解く手がかり
語彙・下線部の言い換えその段落を読んだ時前後の文脈
文法・語彙の空所出てきた時空所の前後の語
つなぎ語の空所前後の文を読んだ時前後の論理(逆接・因果)
指示語・下線部の内容その段落で直前の文
下線部和訳その場か後回し構文(SVOC)
文挿入・整序その段落を読み終えて指示語・冠詞・つなぎ語
段落を指定した内容一致その段落で選択肢と該当箇所の照合
本文全体の内容一致最後選択肢ごとに該当箇所へ戻る
主旨・タイトル最後各段落の要点
英作文・要約最後(時間を確保)要素のメモ

時間と順番の8原則8

  1. 1先読みは種類と位置だけ
    設問の選択肢まで読むと時間がかかり、本文の印象もゆがむ。「何が聞かれ、どこにあるか」だけつかむ。
  2. 2段落ごとに区切って解く
    最後まで読んでから全設問に戻ると、探し直しの時間が増える。段落単位で処理する。
  3. 3内容一致は本文に戻る
    記憶で選ばず、選択肢ごとに本文の該当箇所を探して照合する。always / only などの言い過ぎに注意。
  4. 41問で止まらない
    迷ったら暫定の答えを入れて印を付け、先へ進む。後半の設問のほうが簡単なこともある。
  5. 5大問ごとに時間を決める
    試験時間を、分量と配点に合わせて大問ごとに割り振る。予定を過ぎたら次の大問へ移る。
  6. 6得意な形式から解く
    全体を見て、短い長文・得意な形式・配点の高い大問から取りかかると、時間切れの被害が小さくなる。
  7. 7記述は要素メモ→清書
    答案を何度も書き直さない。入れる要素を先に箇条書きし、1回で清書する。
  8. 8最後の数分は見直し専用
    空欄・マークのずれ・記述の文末を確認する時間を、最初から予定に入れておく。

時間配分の例(試験90分・長文3題+英作文)

やること時間の例
全体を見渡す2分
長文A(短め)20分
長文B25分
長文C25分
英作文13分
見直し5分
時間配分は自分の試験で作る

上の表はあくまで例。志望校の過去問で、大問ごとの分量・形式・配点を確かめ、自分の読む速さで配分を作る。過去問を解くたびに「予定と実際の時間」を記録して直していく。

最後に解く設問の選択肢の切り方6

  1. 1言い過ぎを切る
    always / never / only / all / completely など、本文より強い言い切りの選択肢は誤りになりやすい。本文の can / may / some と比べる。
    本文 Some students may benefit. → 選択肢 All students benefit.「一部の生徒」が「全員」にすり替わっている
  2. 2因果のすり替えを切る
    本文では「A と B がある」だけなのに、選択肢で「A のせいで B」と因果にしていたら誤り。
  3. 3主語・対象のすり替え
    本文の語句をそのまま使いながら、主語や対象(誰が・何を)を入れ替えた選択肢は典型的な誤答。
  4. 4本文に書いていない
    常識的に正しくても、本文に根拠がなければ不正解。「書いてあるか・本文から言えるか」で判断する。
  5. 5主旨は広すぎず狭すぎず
    主旨・タイトルは文章全体の中心をカバーするもの。1段落だけの内容(狭すぎ)や、テーマより大きな話(広すぎ)は誤り。
  6. 6時制・程度のずれ
    本文が過去の話なのに現在の話にしている、「増えた」を「倍になった」と言い換えている、など程度のずれも確認。

長文総合でありがちな失敗5

  • ✕本文を最後まで読んでから全設問を解く
    ○段落ごとに読んで、その範囲の設問を解く
    戻って探す時間が増える
  • ✕内容一致を記憶で選ぶ
    ○本文の該当箇所に戻って照合する
    記憶は言い過ぎの選択肢にだまされやすい
  • ✕本文の語句がそのまま入った選択肢に飛びつく
    ○意味が本文と同じかで判断する
    正解は言い換えになっていることが多い
  • ✕下線部和訳に時間をかけすぎる
    ○時間を決め、残りは後で戻る
    最後の大問が白紙になると失点が大きい
  • ✕設問の選択肢を全部先読みする
    ○設問の種類と位置だけ確認する
    先読みで時間を使いすぎる
なぜ設問を先に見る?

何を探しながら読むかが決まると、関係のある所で自然に注意が向き、印を付けながら読める。「全部を覚えながら読む」読み方から、「必要な所を拾いながら読む」読み方に変わるのが最大の効果。

本番前のチェックリスト3

  1. 1解く順番を決めてあるか
    大問の順番と、各大問の時間の上限を事前に決めておく。
  2. 2設問の印の付け方
    「語」「空」「下」「内」など、設問の種類を本文の横に短く書く自分のルールを作る。
  3. 3撤退ラインがあるか
    1問に使う時間の上限を決め、超えたら印を付けて進むと決めておく。

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