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プロ野球選手 登場曲まとめ|選手が選んだノリノリ洋楽20選【全曲YouTubeリンク付き】

⚾ WALK-UP SONGS × ENGLISH

プロ野球選手の登場曲から選ぶ
ノリノリ洋楽」20曲

一流のアスリートが本番直前に何を聴いているのか。
勉強のスイッチを入れる音楽の選び方まで、全曲YouTubeリンク付きで紹介します

打席に入る15秒。マウンドに向かう20秒。
この一瞬のために、プロは自分専用の一曲を用意しています。
それは趣味ではなく、集中力を一気に立ち上げるための装置です。
同じ仕組みは、机に向かう前の30秒にもそのまま使えます。

1登場曲は「気合い」ではなく「装置」である

日本のプロ野球には、打者が打席に向かうとき、投手がマウンドに上がるときに球場で流れる「登場曲」という文化があります。英語では walk-up song(打者)や entrance music(投手)と呼ばれ、メジャーリーグでも選手本人が曲を指定するのが一般的です。

ここで大事なのは、選曲が「好きな曲を流しているだけ」ではないという点です。毎試合、同じ場面で、同じ曲を、同じ音量で聴く。この反復によって、曲そのものが「これから集中モードに入る」という合図になっていきます。スポーツの現場でプレパフォーマンス・ルーティンと呼ばれる考え方で、ルーティンの中に音楽を組み込む選手は非常に多い。

🎧
やりがちな聴き方
気分に合わせて毎回ちがう曲
だらだら流しっぱなし
盛り上がったところで
そのまま音楽を聴き続ける
プロの使い方
登場のときは必ず同じ一曲
長さは15〜30秒
曲が終わったら
すぐ本番に入る

違いは曲名ではなく、「いつ流すか」と「いつ止めるか」を決めているかどうかです。プロの登場曲は必ず短時間で切れます。音楽が終わった瞬間に集中が立ち上がる設計になっている。勉強前のBGMが習慣化しにくいのは、たいていここが逆になっているからです。

💡

登場曲を勉強に応用するなら、狙いは「テンションを上げること」ではなく「始める合図をつくること」。1曲フルではなく、サビまでの30秒で十分です。

以下で紹介する20曲は、実際に日本のプロ野球選手が登場曲として使っている(または使っていたと報じられている)曲の中から、洋楽17曲・邦楽3曲を選んだものです。全曲にYouTubeリンクを付けました。公式MVがあるものは公式を、ないものは最も再生数の多い音源をリンクしています!

📌

情報の扱いについて:登場曲はシーズン途中や打席ごとに変更されます。この記事では、球団公式サイトで確認できたものと、ファンによるまとめ情報がもとになっているものを分けて表記しました。最新の情報は必ず各球団の公式サイトでご確認ください。

2球団公式で裏が取れた洋楽5曲(横浜DeNAベイスターズ)

まずは、横浜DeNAベイスターズの公式サイト「選手登場曲」ページで確認できた洋楽から5曲。公式が打席ごとの曲名まで公開している、非常に貴重な一次情報です。

度会隆輝(第1・3打席)

Let’s Groove / Earth, Wind & Fire
1981年/ファンク・ディスコの金字塔
イントロのボコーダーが鳴った瞬間に体が動く一曲。テンポは約126BPMで、歩くリズムよりわずかに速い。「気合いを入れる」より「軽くする」タイプの登場曲です。朝いちばん、重い腰を上げるときに向いています。
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度会隆輝(第4・5打席)

High Hopes / Panic! At The Disco
2018年/ブラスが炸裂する行進曲系ポップ
同じ選手が、打席の後半でこちらに切り替える構成が面白いところ。試合が進んで疲れが出る時間帯に、あえてブラスバンド風の曲を持ってくる。ロッテ・種市篤暉投手の登場曲としても名前が挙がる人気曲です。
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山﨑康晃

Kernkraft 400 / Zombie Nation
1999年/世界中のスタジアムで鳴る定番テクノ
「オーオオオオー」のあの曲、と言えば全員わかるはず。もとは1984年のコモドール64用ゲーム音楽をサンプリングした一曲で、いまやサッカー場でも野球場でも定番です。歌詞がない=意味を処理しなくていいので、暗記作業の直前に流しても思考の邪魔をしません。
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浜地真澄

Don’t Look Back In Anger / Oasis
1996年/ブリットポップ最大の合唱曲
アップテンポでもEDMでもない、テンポの遅い曲を選ぶ投手がいるのがこの文化の面白さ。失点しても引きずらない、という宣言に聞こえます。試験で1問落とした直後に思い出したいタイトルでもあります。
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松本隆之介

24K Magic / Bruno Mars
2016年/グラミー最優秀レコード賞
派手さと余裕が同居する、登場曲としては満点の一曲。24K は 24金のこと。自分を高く見積もった状態で打席に立つための曲、という選び方です。
▶ 公式MVを観る(YouTube)

DeNAの公式ページでは、打席ごとに別の曲を指定している選手が何人もいます。「1打席目はこれ、2打席目はこれ」という切り替え方は、そのまま科目ごとに曲を変えるという発想に置き換えられます。

3セ・リーグ編 イチオシ洋楽3曲

ここからは、ファンによる登場曲まとめ情報をもとにした選曲です(球団公式での確認は取れていないため、曲名は変更されている可能性があります)。まずはセ・リーグから3曲。

① 読売ジャイアンツ・戸郷翔征

THE NIGHTS

The Nights / Avicii(2014年)

28歳で亡くなったスウェーデンのDJ、アヴィーチーの代表曲のひとつ。父から息子へのメッセージという体裁の、まっすぐな応援歌です。EDMでありながらホーンとハンドクラップで押していく構成で、聴いた瞬間に視界が開ける感覚があります。
エース級の投手がマウンドに向かうときに、これ以上ないほど合う一曲。

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② 阪神タイガース・木浪聖也

HANDCLAP

HandClap / Fitz and the Tantrums(2016年)

曲名のとおり、手拍子だけで成立してしまう構造。スタジアムで全員が同じ動きをできる曲は強い、という典型例です。日本ではCMやスポーツ中継で使われ続け、Billboard JAPANの海外チャートでも上位に入りました。
音量を絞っても効く。集合住宅で夜に使える数少ないアップ系です。

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③ 東京ヤクルトスワローズ・オスナ

LA ROMANA

La Romana / Bad Bunny ft. El Alfa(2018年)

ラテン勢の登場曲は、ほぼ例外なくスペイン語圏のヒット曲です。この曲は途中でジャンルが切り替わる大胆な構成で、後半は一気にドミニカのデンボウへ。プエルトリコのバッド・バニーは、いまや世界で最も再生されるアーティストのひとりです。
英語以外の言語に耳を慣らす入口としても優秀。La Romana はドミニカ共和国の都市名です。

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4パ・リーグ編 イチオシ洋楽9曲

パ・リーグは洋楽率が高く、EDM・ヒップホップ・ラテン・映画音楽まで振れ幅があります。ここでも出典はファンによるまとめ情報が中心です。

千葉ロッテマリーンズ

藤原恭大

Symphony / Clean Bandit feat. Zara Larsson
2017年/全英1位、弦楽器とダンスビートの融合
クラシックの弦とEDMのビートを同居させた、クリーン・バンディットの代表曲。派手に叫ばないのに前に進む感じが出る、めずらしいタイプの高揚感です。
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友杉篤輝

What Makes You Beautiful / One Direction
2011年/ワン・ダイレクションのデビュー曲
重さゼロ、湿度ゼロ。登場曲に選ぶセンスが素晴らしい一曲です。英語の音がはっきり聞き取りやすく、中学英語のリスニング教材としても使えるレベル。
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益田直也

Danza Kuduro / Don Omar ft. Lucenzo
2010年/映画『ワイルド・スピード』でも使用
スペイン語とポルトガル語が混ざった、アンゴラ発祥のクドゥーロをベースにしたレゲトン。
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オリックス・バファローズ

山下舜平大

I’m the One / DJ Khaled
2017年/ビーバー、リル・ウェインら豪華参加
タイトルがそのまま自己宣言になっているのが効いています。the one=代わりのいない存在。エースを目指す投手が選ぶ曲としては完璧な言葉選びです。
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宗佑磨

KU LO SA / Oxlade
2022年/ナイジェリア発、アフロビーツの世界的ヒット
音楽番組「COLORS」でのライブ映像が世界中に拡散し、そこから公式リリースに至った異例の曲。タイトルはナイジェリアのヨルバ語です。テンポは速くないのに、体が勝手に揺れる。
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埼玉西武ライオンズ

平良海馬

Aerodynamic / Daft Punk
2001年/フレンチ・ハウスの金字塔
鐘の音から始まり、途中で30秒以上のギターソロが全部持っていくインスト曲。歌詞がないので、聴きながら手を動かす作業にも使えます。
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隅田知一郎

What We Started / Don Diablo & Steve Aoki x Lush & Simon
2016年/フューチャーハウスの代表格
タイトルの意味は「自分たちが始めたこと」。始めたことを終わらせに行く、という宣言としてこれ以上の曲名はありません。関係代名詞 what の使い方も学べます。
▶ 公式MVを観る(YouTube)

髙橋光成

Portals / Alan Silvestri
2019年/映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』より
全員が集結する、あの場面の音楽。ロンドンのアビイ・ロード・スタジオで録音されたオーケストラ曲です。歌の入っていない映画音楽を登場曲にするという選択は、じつは勉強用BGMとしても最適解に近い。
▶ 公式音源を聴く(YouTube)

東北楽天ゴールデンイーグルス

早川隆久

Can’t Take My Eyes Off You / Boys Town Gang
1982年/邦題「君の瞳に恋してる」
日本では盆踊りにまでなった、世代を超える一曲。イントロが鳴った瞬間に球場全体の表情が変わるタイプの選曲です。原曲は1967年のフランキー・ヴァリ版。
▶ 動画を観る(YouTube)

5番外・邦楽3曲──英語の前に心を立て直す曲

洋楽だけが登場曲ではありません。日本語の曲には、意味がそのまま入ってくるという圧倒的な強みがあります。ここでは3曲だけ紹介します。

柳田悠岐(ソフトバンク)

ともに / WANIMA
2016年/熊本発、YouTubeで2億回以上再生
走り出す速度がそのまま音になったような曲。朝の登校前、家を出る直前の一曲としても強い。
▶ 公式MVを観る(YouTube)

奥川恭伸(ヤクルト)

宿命 / Official髭男dism
2019年/「熱闘甲子園」テーマソング
高校野球のために書かれた曲を、甲子園の主役だった投手がプロでも使う。この選曲そのものに物語があります。受験生にとっても、勝負の年に効く一曲。
▶ 公式MVを観る(YouTube)

万波中正(日本ハム)

そばかす / JUDY AND MARY
1996年/アニメ『るろうに剣心』オープニング
生まれる前の曲を選ぶ若手選手、という構図が良い。イントロの4小節だけで空気を変えられる曲は、そう多くありません。
▶ 公式音源を聴く(YouTube)

6曲名だけで学べる英語表現10選

ここまでに出てきた曲のタイトルには、そのまま入試や英検で使える表現が並んでいます。歌詞を追う前に、まずタイトルだけ覚えてしまうのが効率的です。

表現 意味とポイント
have high hopes for ~ ~に大きな期待をかける。hope は通常この形で複数形になります
can’t take one’s eyes off ~ ~から目が離せない。off のあとに目を向けている対象がきます
What makes you ~? 何があなたを~にするのか。無生物主語+make+O+Cの典型例です
the one 代わりのいない存在。a one とは言えず、必ず the がつきます
look back in anger 怒りを抱えて振り返る。in+感情で「~の状態で」を表します
what we started 私たちが始めたこと。関係代名詞 what は「~すること・もの」
groove ノリ、調子。get into a groove で「調子に乗ってくる」
aerodynamic 空気力学の。aero-(空気)+dynamic(力の)。aerobics も同語源
portal 入口、正面玄関。ITでは「ポータルサイト」の意味でも使われます
symphony 交響曲。比喩で「複数の要素が調和した状態」を指すこともあります
💡

曲名は3〜5語程度なので、音とセットで一瞬で覚えられます。しかも毎回流すたびに復習が起きる。単語帳より定着が速いのは、この反復回数の差です。

7自分の「登場曲」の選び方 4ステップ

プロの選曲を眺めて終わりにするのはもったいない。同じ仕組みを自分の勉強に移植します。手順は4つです。

ステップ1:曲は1曲だけに絞る

複数用意した時点で「今日はどれにしよう」という判断が発生し、始めるまでの時間が延びます。プロが登場曲を1曲に固定しているのは、迷う余地をなくすためでもある。まずは上の20曲から直感で1曲選んでください。

ステップ2:流すのは30秒、必ず途中で止める

イントロからサビ手前までで切るのが理想です。フルで聴くと、聴き終えた時点で満足してしまう。曲が途中で切れる気持ち悪さを、そのまま机に向かう力に変えるのが狙いです。タイマー代わりにもなります。

ステップ3:場所と姿勢もセットで固定する

同じ椅子、同じ机、同じ明るさ。条件が揃うほど合図としての効きが強くなります。打者が同じ動作で打席に入るのと同じ考え方です。

ステップ4:勉強中は無音、または歌詞なしに切り替える

ここが最重要です。英文を読む・書くといった言語処理の最中に、歌詞のある曲を流すと処理が競合します。読解や英作文の時間は無音、計算や書き取りなど手を動かす作業なら歌詞なしの曲、という切り分けが現実的です。

この記事で紹介した曲のうち、Kernkraft 400・Aerodynamic・Portals の3曲は歌詞がありません。勉強中にそのまま流し続けられる、貴重な登場曲です。

8目的別プレイリストの組み方

同じ20曲でも、使う場面によって効き方がまったく変わります。目的から逆算して選んでください。

☀️ 朝、動き出せないとき
Let’s Groove / HandClap / ともに
テンポが速すぎず、明るい曲。心拍を急に上げるより、体をほぐす方向が続きます。
🔥 模試・試験の直前
The Nights / Portals / 宿命
勝負の場面を思い出させる曲。会場では音を出せないので、前日から同じ曲を使って条件づけをしておきます。
📝 暗記・単語の周回
Kernkraft 400 / Aerodynamic
歌詞がないので言語処理とぶつかりません。一定のビートが手の動きを止めにくくします。
🌙 集中が切れた夜
Don’t Look Back In Anger / Can’t Take My Eyes Off You
今日の失敗をいったん置く曲。区切りをつけて寝るのも戦略です。
🌍

洋楽を使うメリットは、耳が英語の音に触れる総時間が自然に増えることです。意味がわからないまま流していても構いません。先に音を覚えて、あとから意味を回収する順番のほうが、歌に関しては定着します。

まとめ──一曲で、スイッチは入る

プロが登場曲にこだわるのは、音楽が好きだからではありません。
本番に入る瞬間を、自分の意思ではなく仕組みで作るためです。

登場曲は walk-up song/entrance music。選手本人が指定する
大事なのは曲名ではなく、いつ流していつ止めるかを固定すること
勉強前は30秒だけ。フルで聴くと満足して終わる
読解・英作文の最中は無音。歌詞つきの曲は言語処理とぶつかる
曲名は3〜5語。音ごと覚えれば、流すたびに英語の復習になる
登場曲は変更される。最新情報は各球団の公式サイトで確認を
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