WASEDA / SCIENCE AND ENGINEERING
早稲田 理工3学部の英語は
5年とも53問。完全固定
5年とも53問。完全固定
2022〜2026年の全25大問・265設問を1問単位で解剖。
マルチテキスト15問・整序25問・「数字変換」大問Ⅴの攻略
マルチテキスト15問・整序25問・「数字変換」大問Ⅴの攻略
早稲田の理工3学部(基幹理工・創造理工・先進理工)は、英語が完全に共通問題です。同じ日、同じ問題を解きます。
そして構成が異常なほど安定しています。5年とも大問5題・53問。しかも大問Ⅰの内訳まで9問・3問・3問で1ミリも動いていません。
最大の特徴は大問Ⅴ。2つの定義と例文から共通する単語を思いつき、その綴りを数字に変換してマークするという、他大学でまず見ない形式です。
この記事では過去5年(2022〜2026)の全25大問・265設問を数え直し、5題それぞれの攻略法と2027年度の予想までを渡します。
そして構成が異常なほど安定しています。5年とも大問5題・53問。しかも大問Ⅰの内訳まで9問・3問・3問で1ミリも動いていません。
最大の特徴は大問Ⅴ。2つの定義と例文から共通する単語を思いつき、その綴りを数字に変換してマークするという、他大学でまず見ない形式です。
この記事では過去5年(2022〜2026)の全25大問・265設問を数え直し、5題それぞれの攻略法と2027年度の予想までを渡します。
SECTION 01
まず全体像。3学部共通問題という前提
早稲田の理工系は基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部の3つに分かれていますが、入試問題は3学部で完全に共通です。試験日も同じ2月16日。したがって併願はできません。出願時にどの学部・学科を受けるかを決めておく必要があります。
この記事で扱う英語も、当然3学部で同一の問題です。「基幹理工の英語対策」「先進理工の英語対策」を分けて考える必要はありません。
問題は同じでも、合格最低点は学科ごとに違う
3学部共通問題でありながら、合格最低点は学科・学系ごとに設定されます。同じ点数でも、受ける学科によって合否が変わるということです。
また創造理工学部の建築学科のみ、他の科目に加えて「空間表現」の試験が課されます。自分の志望学科の科目構成と配点は、必ずその年度の募集要項で確認してください。
また創造理工学部の建築学科のみ、他の科目に加えて「空間表現」の試験が課されます。自分の志望学科の科目構成と配点は、必ずその年度の募集要項で確認してください。
英語の位置づけ──理系だからこそ差がつく
理工系の入試は数学と理科の比重が大きく、英語は「取りこぼさなければよい科目」と見なされがちです。しかし実際には逆で、数学と理科で差がつきにくいぶん、英語で差が開きます。
理由は3つあります。①理系受験生の英語学習時間が相対的に短い、②理工学部の英語は形式が特殊で、慣れの差が大きい、③大問Ⅴのように対策の有無が直接得点に出る設問がある。
つまり形式を知って準備した人が、そのまま点を取る構造になっています。この記事の目的はそこにあります。
つまり形式を知って準備した人が、そのまま点を取る構造になっています。この記事の目的はそこにあります。
SECTION 02
5年とも53問。異常なまでに固定された構成
過去5年の全25大問・265設問を数えました。結果がこれです。
1問も動いていない。早稲田で最も安定した試験
大問Ⅰ15問・Ⅱ5問・Ⅲ8問・Ⅳ10問・Ⅴ15問。5年間、完全に同一です。
さらに細部まで見ると、大問ⅠはText Ⅰが9問、Text Ⅱが3問、Text Ⅲが3問という配分まで5年とも同じ。大問ⅢはSection A 6問+Section B 2問、大問ⅣはSection A 5問+Section B 5問。ここまで揃っている学部は他にありません。
これは受験生にとって圧倒的な利点です。本番で「何が出るか」を完全に知った状態で臨めます。
さらに細部まで見ると、大問ⅠはText Ⅰが9問、Text Ⅱが3問、Text Ⅲが3問という配分まで5年とも同じ。大問ⅢはSection A 6問+Section B 2問、大問ⅣはSection A 5問+Section B 5問。ここまで揃っている学部は他にありません。
これは受験生にとって圧倒的な利点です。本番で「何が出るか」を完全に知った状態で臨めます。
大問Ⅴだけは、年によって内部のセクション分けが変わります。2024〜2026年度はセクション分けなしで1〜15。2023年度はSection A(1〜10)+Section B(11〜15)。2022年度はSection A(1〜7)+Section B(8〜10)+Section C(11〜15)。ただし合計は必ず15問です。
SECTION 03
過去5年 出題マップ──何が読まされてきたか
大問Ⅰ(マルチテキスト)と大問Ⅱ(整序)のテーマを並べます。理工学部が何を読ませたいのかが見えます。
この表から読み取れる3つの事実
① 「理工学部だから理科の英語」ではありません。イノベーション論、社会的ジレンマ、気候変動をめぐる文化的認知、文明の衝突、ジェンダー設計。社会科学と哲学の英文が大量に出ます。
② 論理と推論のテーマが繰り返される。誤謬(fallacy)は2022年度と2025年度に、生存者バイアスは2023年度に、よい説明の条件は2026年度に。「正しく考えるとはどういうことか」を問う英文が定番です。
③ 出典が学術論文・専門書。PLoS ONE、Journal of Cultural Heritage、Computer-Aided Design、スタンフォード哲学百科、Springer。ジャーナリズムはほとんど使われません。アカデミックな英語に慣れているかが問われます。
② 論理と推論のテーマが繰り返される。誤謬(fallacy)は2022年度と2025年度に、生存者バイアスは2023年度に、よい説明の条件は2026年度に。「正しく考えるとはどういうことか」を問う英文が定番です。
③ 出典が学術論文・専門書。PLoS ONE、Journal of Cultural Heritage、Computer-Aided Design、スタンフォード哲学百科、Springer。ジャーナリズムはほとんど使われません。アカデミックな英語に慣れているかが問われます。
SECTION 04
大問Ⅰ|3つのテキストを束ねて読む15問
大問ⅠはText Ⅰ・Text Ⅱ・Text Ⅲ という3つの英文を読み、15問に答える形式です。しかも配分が固定されています。
3本合計の語数は実測で約690〜860語。1本あたりは200〜400語程度で、決して長くありません。しかし難度は高い。理由は次のとおりです。
3本は「同じテーマの違う立場」であることが多い
2023年度は気候変動をめぐる文化的認知の研究が題材で、Text Ⅰが Kahan らの研究、Text Ⅱが van der Linden による批判という構成でした。2025年度も社会的ジレンマをめぐる複数の論文が並びます。
つまり「AとBは同じ主張か、対立しているか」を判断させるのが狙いです。1本ずつ独立に読んで終わりにすると、テキストを横断する設問で失点します。
読みながら「Text Ⅱは Text Ⅰ に賛成か反対か」を一言で決めておくこと。これが大問Ⅰ最大のコツです。
つまり「AとBは同じ主張か、対立しているか」を判断させるのが狙いです。1本ずつ独立に読んで終わりにすると、テキストを横断する設問で失点します。
読みながら「Text Ⅱは Text Ⅰ に賛成か反対か」を一言で決めておくこと。これが大問Ⅰ最大のコツです。
出典は論文そのもの
2025年度のText ⅠはPLoS ONE 掲載の論文、2023年度も学術論文です。2026年度は垂直農法をめぐる複数の論文・記事でした。
Introduction/Method/Results/Discussion といった論文の構造がそのまま出てくることがあります。実際2026年度のText Ⅰには “Introduction” という見出しが付いていました。論文の型に慣れておくと、読む速度が変わります。
Introduction/Method/Results/Discussion といった論文の構造がそのまま出てくることがあります。実際2026年度のText Ⅰには “Introduction” という見出しが付いていました。論文の型に慣れておくと、読む速度が変わります。
SECTION 05
大問Ⅱ|7語整序×5問。3番目と5番目を答える
設問文は5年とも同じです。Read the passage and rearrange the seven words in 1-5 in the correct order. Then choose from a-d the option that contains the third and fifth words.
つまり7語を並べ替え、3番目と5番目に来る語の組み合わせを4択から選ぶ。記述ではなくマーク式です。
2026年度の実出題(正解)
1.sight difficult to accept the idea that
2.reproduce appear to set them apart from
3.nothing in living organisms that disobeys chemical
4.more complicated in its chemistry than any
5.properties of these macro-molecules that enable cells
1.sight difficult to accept the idea that
2.reproduce appear to set them apart from
3.nothing in living organisms that disobeys chemical
4.more complicated in its chemistry than any
5.properties of these macro-molecules that enable cells
本文は生物と化学法則をめぐる文章。1文の中に埋め込まれた7語を、文脈と文法の両方から復元する形式です。
素材は理数系の専門書が中心
2026年度は分子生物学、2025年度は素数を見つけるアルゴリズム(B. Christian『アルゴリズム思考術』)、2024年度は解析学(Springer『Real Analysis』)、2023年度は数体系の進化、2022年度は統計手法の教科書。
5年とも理数系のアカデミックな文章です。専門知識は不要ですが、抽象的な議論の英語に慣れていないと、文脈から復元できません。
5年とも理数系のアカデミックな文章です。専門知識は不要ですが、抽象的な議論の英語に慣れていないと、文脈から復元できません。
SECTION 06
大問Ⅲ・Ⅳ|Section A+Bの二段構え
大問Ⅲと大問Ⅳは、どちらもSection A と Section B の2部構成です。設問数も5年とも固定されています。
大問Ⅲ Section B は「二重の整序」という難問
設問文はこうです。
The five paragraphs [A]-[E] below make up a passage but are not properly ordered. Moreover, the five sentences (1)-(5) in paragraph [A] are not properly ordered, either.
つまり①5つの段落[A]〜[E]の順序がバラバラ、②さらに段落[A]の中の5つの文の順序もバラバラ。この二重の混乱を復元して、2問に答えます。
2024年度と2026年度で同一の設問文が確認できており、定番化した形式です。わずか2問ですが、難度は全53問の中で最も高いと考えてよいでしょう。
The five paragraphs [A]-[E] below make up a passage but are not properly ordered. Moreover, the five sentences (1)-(5) in paragraph [A] are not properly ordered, either.
つまり①5つの段落[A]〜[E]の順序がバラバラ、②さらに段落[A]の中の5つの文の順序もバラバラ。この二重の混乱を復元して、2問に答えます。
2024年度と2026年度で同一の設問文が確認できており、定番化した形式です。わずか2問ですが、難度は全53問の中で最も高いと考えてよいでしょう。
整序問題は「指示語と冠詞」で解く
段落整序・文整序に取り組むときの手がかりは限られています。内容で考えると迷います。形式的な手がかりだけを追ってください。
①冠詞|a/an で初出、the で既出。a ○○ が出てくる段落は、the ○○ より前。
②指示語|this / that / these / such / it が指す先は必ず前にある。指示語で始まる段落は先頭になれない。
③接続表現|However / Therefore / In contrast / For example は、直前との関係を示す。これらで始まる段落も先頭になれない。
④定義|用語の定義や導入がある段落が先頭になりやすい。
②指示語|this / that / these / such / it が指す先は必ず前にある。指示語で始まる段落は先頭になれない。
③接続表現|However / Therefore / In contrast / For example は、直前との関係を示す。これらで始まる段落も先頭になれない。
④定義|用語の定義や導入がある段落が先頭になりやすい。
大問Ⅳ Section B は、大問Ⅲとは違って通常の読解問題です。2026年度は「幹葉表示(stem-and-leaf display)」、2024年度は「作業記憶の限界」がテーマでした。図表やデータの説明文が入ることがあるのが特徴です。
SECTION 07
大問Ⅴ|「単語を数字に変換する」名物問題
早稲田理工学部の英語といえば、この大問Ⅴです。15問、全53問の28%を占めます。まず設問文をそのまま読んでください。
For questions 1-15, two definitions are given with one sample sentence each. Think of a word that matches both definitions and also fits in the blanks in both sentences. Convert each letter of the word into a number 1 to 4 according to the table below: number 1 represents letters a-g, 2 represents h-m, 3 represents n-s, and 4 represents t-z. Then choose the matching sequence of numbers from options a-d.
つまり手順はこうです。
実際の出題を見てみる
2026年度 設問1(先頭文字は j)
(ⅰ) to show to be right or reasonable: This framework is the first to theoretically ( j ) the use of regression methods.
(ⅱ) to free from blame or guilt: The recent increases in the prices of gasoline ( j ) the large-scale protests.
選択肢:a.j13322/b.j434214/c.j213112/d.j321342
(ⅰ) to show to be right or reasonable: This framework is the first to theoretically ( j ) the use of regression methods.
(ⅱ) to free from blame or guilt: The recent increases in the prices of gasoline ( j ) the large-scale protests.
選択肢:a.j13322/b.j434214/c.j213112/d.j321342
「正当化する」と「免責する」の両方に当てはまる j で始まる語 → justify。u→4、s→3、t→4、i→2、f→1、y→4 で j434214。正解はbです。
見てのとおり、問われているのは「多義語を知っているか」です。数字変換はマークシートで単語を答えさせるための仕組みにすぎません。2つの異なる定義に同時に当てはまる語——ここが本質です。
SECTION 08
大問Ⅴの解法|文字数と先頭文字から逆算する
この形式には、単語が思いつかなくても正答率を上げる方法があります。選択肢そのものが情報を持っているからです。
選択肢の「桁数」が文字数を教えてくれる
2026年度設問1の選択肢を見てください。j13322(6文字)/j434214(7文字)/j213112(7文字)/j321342(7文字)。
つまり正解の単語は6文字か7文字だと、単語を思いつく前に分かります。
さらに各桁の数字は「その位置の文字がどのグループか」を示します。j+7文字ということは justify(7文字)か justices などの候補に絞れる。2文字目が4なら t〜z、3なら n〜s——ここまで分かれば、逆算で語を作れることも珍しくありません。
つまり正解の単語は6文字か7文字だと、単語を思いつく前に分かります。
さらに各桁の数字は「その位置の文字がどのグループか」を示します。j+7文字ということは justify(7文字)か justices などの候補に絞れる。2文字目が4なら t〜z、3なら n〜s——ここまで分かれば、逆算で語を作れることも珍しくありません。
年によっては「変換なし」の設問もある
大問Ⅴは年によって内部構成が変わります。ここを知っておくと本番で慌てません。
とくに注目すべきは2022年度のSection Bです。単語ではなくイディオム(慣用表現)を思いつき、それを数字に変換するという応用形が出ました。復活の可能性があるので、頭の片隅に置いておいてください。
逆に2023年度Section B・2022年度Section Cは、2つの例文の空所に共通して入る語を4択から選ぶだけの素直な形式です。数字変換がない年・設問もあると知っておけば、形式が違っても動じません。
SECTION 09
出典は学術書と論文。理系だけではない
過去5年の出典を集計すると、はっきりした傾向が出ます。新聞・雑誌はほとんど使われません。使われるのは学術論文と専門書です。
理工学部なのに、社会科学と哲学が大量に出る
誤謬(fallacy)、生存者バイアス、よい説明の条件、文明の衝突、社会的ジレンマ、ジェンダー設計。これらは自然科学ではありません。
とくに「正しく考えるとはどういうことか」を扱う英文が繰り返し出ます。誤謬は2022年度と2025年度に、生存者バイアスは2023年度に、説明的美徳は2026年度に。
理工学部が求めているのは科学的思考の言語であって、理科の知識ではありません。「理系だから理科系の英文だけ読めばいい」という発想は捨ててください。
とくに「正しく考えるとはどういうことか」を扱う英文が繰り返し出ます。誤謬は2022年度と2025年度に、生存者バイアスは2023年度に、説明的美徳は2026年度に。
理工学部が求めているのは科学的思考の言語であって、理科の知識ではありません。「理系だから理科系の英文だけ読めばいい」という発想は捨ててください。
なお2026年度にはOpenStax(無料のオープン教科書)やWikipediaからの出題も確認できます。オンラインで無料公開されている教材が素材になっているということで、対策としては朗報です。同種の英文にいくらでもアクセスできます。
SECTION 10
頻出トピック20と、知っておくべき背景知識
過去5年の英文を整理すると、次の20領域に集約されました。思考法・方法論・データの読み方が中核です。
背景知識より「学術英語の型」が効く
出典が論文と専門書なので、分野を問わず共通する言い回しが繰り返し出ます。
This study investigates …/The results suggest that …/In contrast to previous research, …/These findings imply that …/One limitation of this approach is …
この型に慣れることが、20のトピックを覚えるより効きます。OpenStaxやWikipediaが素材に使われているので、同種の英文は無料でいくらでも読めます。
This study investigates …/The results suggest that …/In contrast to previous research, …/These findings imply that …/One limitation of this approach is …
この型に慣れることが、20のトピックを覚えるより効きます。OpenStaxやWikipediaが素材に使われているので、同種の英文は無料でいくらでも読めます。
SECTION 11
90分の時間配分と、解く順番
構成が完全に固定されているので、配分も事前に決め打ちできます。53問を90分、1問あたり約102秒です。
なぜ大問Ⅴから解くのか
大問Ⅴは15問、全体の28%を占める最大の塊です。しかも本文を読む必要がない語彙の知識問題。疲れる前に片付けるのが合理的です。
逆に番号順に解くと、大問Ⅰのマルチテキストで30分以上使い、大問Ⅴにたどり着いたときには集中力が落ちています。数字変換は集中力が落ちると単純ミスが増えるので、これは最悪の順番です。
大問Ⅲ Section Bの二重整序(2問)は最も重いので、最後に回して構いません。2問しかないので、詰まっても損失は限定的です。
逆に番号順に解くと、大問Ⅰのマルチテキストで30分以上使い、大問Ⅴにたどり着いたときには集中力が落ちています。数字変換は集中力が落ちると単純ミスが増えるので、これは最悪の順番です。
大問Ⅲ Section Bの二重整序(2問)は最も重いので、最後に回して構いません。2問しかないので、詰まっても損失は限定的です。
SECTION 12
2027年度 超絶入試予想
ここから先は過去5年の実測からの推定です。的中を保証するものではありません。
予想①|5題53問の構成は動かない(確度:極めて高い)
5年間、大問数・設問数・内訳のすべてが完全一致しました。Ⅰ15問(9・3・3)/Ⅱ5問/Ⅲ8問(6・2)/Ⅳ10問(5・5)/Ⅴ15問。2027年度もこの通りで来るとみて、まず外れません。
予想②|大問Ⅴの数字変換も継続する
5年連続で出題され、しかも2024〜2026年度は全15問が数字変換でした。この形式が消える兆候はありません。変換表(1=a-g/2=h-m/3=n-s/4=t-z)は暗記して本番に臨むべきです。
ただし2022年度のようにイディオムの変換や、変換なしの空所補充が混ざる可能性は残ります。
ただし2022年度のようにイディオムの変換や、変換なしの空所補充が混ざる可能性は残ります。
予想③|大問Ⅲ Section Bの二重整序も定番化
2024年度と2026年度で同一の設問文が確認できました。5段落の順序+段落[A]内の5文の順序という二重構造です。2027年度も出るとみて、整序の手がかり(冠詞・指示語・接続表現)を訓練しておいてください。
予想④|大問Ⅰは「複数の論文を突き合わせる」形式
Text Ⅰ 9問・Text Ⅱ 3問・Text Ⅲ 3問という配分が5年不変。しかも同じテーマについて立場の異なる論文を並べるのが基本です。3本を横断する設問が必ず来ると考えて読んでください。
予想⑤|テーマは「思考法」と「方法論」
誤謬、バイアス、モデル、説明の条件、統計の表示。科学的思考そのものを扱う英文が繰り返されています。加えてAI・データ・持続可能性といった現代的テーマ。自然科学の知識ではなく、科学を語る言語が問われます。
SECTION 13
逆算3か月ロードマップ
理工学部は形式が完全に固定されているので、対策の的が絞れます。しかも数学・理科と並行する前提で、英語に割ける時間は限られているはずです。費用対効果の高い順に積んでください。
なぜ大問Ⅴから始めるのか
大問Ⅴは全53問の28%を占めるうえ、形式が独特なので対策の有無がそのまま点差になります。変換表を覚えているかどうかだけで、解答速度がまったく変わります。
一方、読解力は短期間では伸びません。先に大問Ⅴで確実な15問を作り、そのうえで読解を積み上げるのが、理系受験生にとって最も現実的な設計です。
過去問は5年分でも大問Ⅴが75問。これだけでも十分な演習量になります。
一方、読解力は短期間では伸びません。先に大問Ⅴで確実な15問を作り、そのうえで読解を積み上げるのが、理系受験生にとって最も現実的な設計です。
過去問は5年分でも大問Ⅴが75問。これだけでも十分な演習量になります。
SECTION 14
落ちる人に共通する7つのパターン
この記事のまとめ
◆基幹・創造・先進の3学部は共通問題。試験日も同じ2月16日
◆5年とも大問5題・53問。Ⅰ15/Ⅱ5/Ⅲ8/Ⅳ10/Ⅴ15で完全固定
◆大問Ⅴの数字変換は15問=28%。変換表の暗記が直接得点になる
◆大問ⅠはText Ⅰ9問・Ⅱ3問・Ⅲ3問。3本の関係を掴んで読む
◆出典は論文と専門書。誤謬・バイアスなど「思考法」の英文が定番
出るものが完全に分かっている試験です。
形式を知って準備した人が、そのまま取ります。
形式を知って準備した人が、そのまま取ります。
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