🔥 万バズ英語教育シリーズ
AI × 英語授業 完全攻略 ── Day 9 / 365
AIでプレゼン原稿を
英語で作る!
スクリプト生成+発音練習授業🎤
📅 2026年2月27日
⏱ 読了10分
🎯 対象:中学〜高校英語教師
SECTION 01
🎯 この授業案の概要
「英語でプレゼンなんて無理」「原稿を作るだけで授業が終わる」──AIを使えば、その常識が覆ります。
この授業では、生徒が自分のプレゼンテーマをAIに伝え、英語スクリプト(原稿)を共同作成し、さらにAIで発音のポイントまで学ぶという活動を行います。従来なら「原稿作成で2〜3時間」かかっていたプレゼン準備が、AIとの対話によって15分で完成。残りの時間を「声に出す練習」に全振りできるのがこの授業の最大の魅力です。
🔥 この授業のキモ
プレゼン授業の最大の課題は「原稿を書く時間が長すぎて、発表練習が足りない」こと。AIに原稿生成を任せることで、「話す+磨く」の時間を最大化する。これがAI時代のプレゼン授業です。
教科・単元
英語・スピーキング+ライティング統合(プレゼンテーション活動)
使用AI
ChatGPT(無料版でOK)/ Claude / Gemini
必要環境
生徒1人1台端末 + イヤホン推奨(発音確認用)
準備時間
教師側:約10分 / 生徒側:テーマを考えておく(宿題)
学習指導要領
「話すこと(発表)」プレゼンテーション /「知識及び技能」音声・発音
SECTION 02
🛠 事前準備:テーマ設定とスライド構成テンプレート
授業前日までに、生徒にプレゼンのテーマを決めさせておくのが成功の鍵です。当日いきなり「テーマを考えて」はNG。先生は以下のプロンプトで「テーマ例リスト+スライド構成テンプレート」を生成し、事前に配布しましょう。
教師用プロンプト①:テーマ例+スライド構成の生成
📋 コピー
あなたは中学/高校英語のベテラン教師です。
生徒が英語でプレゼンテーションを行う授業を計画しています。
以下の条件でプレゼンのテーマ例リストとスライド構成テンプレートを作成してください。
【条件】
- 対象:[中2 / 中3 / 高1 / 高2 / 高3](←選択)
- プレゼン時間:1人あたり2分(スライド3〜4枚)
- テーマのジャンル:以下の5カテゴリから各3つ、計15テーマ
① 学校生活・部活
② 趣味・好きなもの
③ 社会問題・SDGs
④ 将来の夢・キャリア
⑤ 日本文化紹介
【出力形式】
1. テーマ例リスト(15個):テーマ名(日本語)+英語タイトル例
2. スライド構成テンプレート:
- Slide 1: Introduction(自己紹介+テーマ提示)
- Slide 2: Main Point(メインの内容)
- Slide 3: Details / Example(具体例やデータ)
- Slide 4: Conclusion(まとめ+聞き手へのメッセージ)
3. 各スライドで使える「定型フレーズ」を3つずつ付けて
【追加指示】
- 中高生が「自分ごと」として話しやすいテーマにして
- 難しすぎる単語は避け、既習語彙で表現できるように
- 聞き手を巻き込む質問フレーズも入れて
💡 プロのTips
テーマ例リストを前日に配布し、「この中から選んでもいいし、自分で考えてもOK」と伝えましょう。テーマが決まっていない生徒は当日フリーズします。ペアで相談する時間を5分だけ宿題に入れるとベスト。
SECTION 03
⏱ 50分授業の完全タイムライン
この授業は「前半=原稿生成」「後半=発音練習」の2部構成。AIで一気に原稿を作り、残り時間を「口を動かす」ことに全集中します。
0:00 – 5:00 ──── 導入(5分)
🎬 「AIと一緒にプレゼン原稿を作ろう!」
先生の声かけ例:「今日は英語でプレゼンの原稿を作ります。でも安心してください──
AIが”たたき台”を作ってくれるので、ゼロから書く必要はありません。大事なのは、AIの原稿を
自分の言葉に直すこと。」
● プレゼンのゴールを明示:「2分間、3〜4枚のスライドで、クラスメイトに伝わるプレゼン」
● 電子黒板でサンプルプレゼン(30秒)を見せてイメージを共有
● 「今日の授業で原稿完成+練習まで終わらせるよ!」とペースを伝える
5:00 – 20:00 ──── AIスクリプト生成タイム(15分)
🤖 プロンプト入力 → プレゼン原稿を一括生成
ここが授業の
最重要パート。生徒がプロンプトをコピペし、自分のテーマ・伝えたい内容を入力する。
● AIが出力した原稿をそのまま読むのはNG。「自分が言いそうにない表現」は必ず直させる
● 先生の声かけ:「AIの原稿を読んで、『これは自分の言葉じゃないな』と思う部分に赤線を引いて」
● 赤線部分を「自分が実際に言えるレベルの英語」に書き換える=これが個別最適化
20:00 – 25:00 ──── 原稿の自分ごと化(5分)
✍️ AI原稿を「自分の言葉」に書き換える
AIの原稿で「難しすぎる表現」「自分が言えない文」を
手書きでノートに書き直す。
● AIに「もっと簡単な英語に書き直して」と追加質問してもOK
● 先生のチェック:「原稿がAIのコピペそのままになっていないか」
● 目安:全体の30%以上を自分で書き換えられたらGood
25:00 – 35:00 ──── AI発音練習タイム(10分)
🎤 AIに発音のコツを聞く+音読練習
完成した原稿をもとに、
AIに「この原稿の発音ポイントを教えて」と質問する。
● AIが「リンキング(音のつながり)」「ストレス(強調)」「ポーズ(間)」を解説
● 生徒はイヤホンをつけて小声で音読3回(シャドーイング式)
● Google翻訳やDeepLの読み上げ機能でネイティブ音声も確認OK
● 先生の声かけ:「完璧じゃなくていい。止まらずに2分間話し切れることが目標だよ」
35:00 – 45:00 ──── ペアリハーサル(10分)
👥 隣の人に向かって本番練習
ペアで交互にプレゼンを練習(2分×2人=4分+フィードバック各3分)
● 聞く側のルール:①タイマー係になる ②良かった点を1つ伝える ③「ここが聞き取りにくかった」を1つ伝える
● フィードバック後に最後のブラッシュアップ1分
● 先生は教室を回りながら「声の大きさ」「アイコンタクト」「ジェスチャー」を褒める
45:00 – 50:00 ──── 振り返り+次回予告(5分)
📝 振り返りシート記入+次回の発表本番に向けて
振り返りシートに記入(3分)→ 次回の発表本番について説明(2分)
振り返りの問い:
①「AIが作った原稿で、そのまま使った部分と自分で直した部分はどれくらいの割合?」
②「発音で一番難しかった単語・フレーズは?」
③「ペアからのフィードバックで気づいたことは?」
SECTION 04
🎯 生徒用プロンプト(コピペ用)
今回は2つのプロンプトを使います。①スクリプト生成用 ②発音練習用。Google Classroomで配信してください。
生徒用プロンプト①:プレゼン原稿(スクリプト)生成
📋 コピー
あなたは英語プレゼンテーションの専門コーチです。
中高生が英語でプレゼンするための原稿(スクリプト)を一緒に作ってください。
【私のプレゼン情報】
- テーマ:(ここに自分のテーマを書いてね)
- 伝えたいこと:(ここに伝えたいポイントを日本語で3つ書いてね)
1.
2.
3.
- 学年:[中2 / 中3 / 高1 / 高2 / 高3](←選択)
- プレゼン時間:2分間
- スライド枚数:4枚
【原稿の作り方ルール】
各スライドについて以下を作ってね:
① スライドのタイトル(英語+日本語訳)
② 話す原稿(英語で3〜5文。2分以内に収まるように)
③ 原稿の日本語訳
④ つなぎ言葉アドバイス(First, Also, For example, Finally など)
⑤ そのスライドで使える「聞き手を巻き込むフレーズ」1つ
【出力ルール】
- 私の学年に合ったレベルの英語で書いて
- 難しい単語には( )で日本語の意味をつけて
- 各スライドの区切りに「📌 Slide ◯」と番号を振って
- 原稿の最後に「全体の推定スピーチ時間」を書いて
- 最後に「この原稿で使っている重要表現リスト」を5つまとめて
あなたは英語の発音コーチです。
以下のプレゼン原稿を上手に読むための発音アドバイスをください。
【私のプレゼン原稿】
(↓ここにさっき作った原稿を貼り付けてね)
【教えてほしいこと】
① 発音が難しそうな単語トップ5と、カタカナ発音ガイド
② リンキング(音がつながる部分)を3か所教えて
例:「check it out → チェキラウト」のように
③ ストレス(強く読む単語)を文ごとに太字で示して
④ ポーズ(間をあける場所)を「/」マークで示して
⑤ 感情を込めるべきポイント(声を大きくする・ゆっくり言うなど)
【出力ルール】
- カタカナはあくまで「目安」と注意書きをつけて
- 練習の順番(まずゆっくり→普通の速さ→感情を込めて)も教えて
- 最後に「2分間で話し切るためのペース配分表」をつけて
⚡ 超重要:生徒への声かけ
「プロンプト①でまず原稿を作って。AIの原稿は”たたき台”だから、自分が実際に言えそうにない表現は必ず直してね。原稿ができたらプロンプト②に貼り付けて、発音のコツを聞こう!」
SECTION 05
📱 AIの出力実例(プレゼン原稿+発音ガイド)
テーマ「私の部活動(バスケ部)」で中3が入力した場合の出力例です。
📝 AI出力サンプル:スクリプト(抜粋)
📌 Slide 1: Introduction
タイトル:My Basketball Life 🏀
Hello, everyone. My name is Yuki.
Today, I want to talk about my club activity (部活動) — basketball.
I have played basketball for three years, and it has changed (変えた) my life.
Have you ever felt really passionate (情熱的) about something?
(日本語訳)みなさん、こんにちは。私の名前はユキです。今日は部活動のバスケットボールについて話したいと思います。私は3年間バスケを続けてきて、人生が変わりました。何かに本当に情熱を感じたことはありますか?
💬 巻き込みフレーズ:“Have you ever felt really passionate about something?”
🔗 つなぎ言葉:Today, I want to talk about…
🎤 AI出力サンプル:発音ガイド(抜粋)
① 発音が難しい単語トップ5
1. passionate → パッシュネット(×パッショネート)
2. activity → アクティヴィティ(×アクティビティ)
3. changed → チェインジド(×チェンジド)
4. basketball → バスキッボール(t は飲み込む)
5. everyone → エヴリワン(×エブリワン)
② リンキングポイント
● “talk about” → 「トーカバウト」(k と a がつながる)
● “played basketball” → 「プレイドゥバスキッボール」
● “felt really” → 「フェルトゥリーリー」
③ ストレス(太字で強く読む)
“Hello, everyone. My name is Yuki.”
“Today, I want to talk about my club activity.”
SECTION 06
👀 発音練習の進め方と声かけポイント
発音練習の3ステップ
生徒がAIの発音ガイドを受け取ったら、以下の3段階で練習させます。
🐢 Step 1:スロー音読(2分)── 一文ずつ、ゆ〜っくり読む。発音記号やカタカナガイドを見ながら
🚶 Step 2:ノーマル音読(2分)── 普通のスピードで通して読む。つっかえたら印をつける
🏃 Step 3:感情込め音読(2分)── 聞き手に語りかけるように。ジェスチャーもつけて
机間巡視チェックリスト
✅ AI原稿をそのまま使っていないか(自分で書き換えた部分があるか)
✅ 声が出ているか(黙読になっていないか。小声でもOK)
✅ 発音ガイドを活用しているか(リンキングやストレスを意識しているか)
✅ 時間内に収まっているか(2分を大幅にオーバーしていないか)
✅ 関係ない会話をAIとしていないか(脱線チェック)
声かけフレーズ集
🗣️「いいね!ちゃんとAIの原稿を自分の言葉に直してるね」
🗣️「声、もうちょっと大きくしてみよう。隣の人に聞こえるくらいで」
🗣️「ここの”talk about”、音つなげて言ってみて。トーカバウト!」
🗣️「ジェスチャーいいね!そういう動きがあると聞く側も楽しい」
🗣️「2分超えてる?じゃあ、Slide 3の文を1つ減らしてみよう」
🗣️「完璧じゃなくて全然OK。止まらないで最後まで言い切る練習をしよう」
SECTION 07
📊 評価方法とプレゼンルーブリック
この授業では「原稿の自分ごと化」と「発音練習への取り組み」を中心に評価します。発表本番は次回の授業で行う想定です。
知識・技能
原稿の英語表現の正確さ/発音ポイントの理解度
思考・判断
AI原稿を自分の言葉に書き換えられたか/構成の工夫
主体的態度
発音練習への積極性/ペアフィードバックの質
【振り返りシート】AI×プレゼン原稿+発音練習
名前:______ クラス:__ 出席番号:__
■ プレゼンのテーマ:__________
■ AI原稿のうち、自分で書き換えた割合は?
□ ほぼ全部AIのまま □ 少し直した □ 半分くらい直した □ かなり直した
■ Q1. AIの原稿で「これは自分の言葉じゃないな」と感じた表現は?
→
■ Q2. 発音で一番難しかった単語・フレーズは?
→
■ Q3. ペアからのフィードバックで一番参考になったことは?
→
■ Q4. 本番に向けて、もっと練習したいポイントは?
→
■ 今日の授業の満足度(◯をつけよう)
★★★★★ とても良かった
★★★★☆ 良かった
★★★☆☆ ふつう
★★☆☆☆ あまり良くなかった
★☆☆☆☆ 良くなかった
SECTION 08
⚠️ よくある失敗と対処法
❌ 失敗1:生徒がAIの原稿を丸コピペして読むだけ
対処:これが最大の落とし穴。対策は3つ。①「原稿のうち自分で直した箇所にマーカーを引く」ルールを設定 ②振り返りシートで「書き換えた割合」を自己申告させる ③「AIコピペそのままのプレゼンは聞けばわかる。自分の言葉で話す方が100倍伝わるよ」と事前に伝える。
❌ 失敗2:AIが難しすぎる英語で原稿を生成する
対処:プロンプトに学年を指定しても、AIが高レベルな英語を出すことがある。その場合は「もっと簡単な英語で書き直して。中2が読めるレベルで」と追加質問させる。これ自体がAIとの対話スキルになるので、むしろ学びのチャンス。
❌ 失敗3:発音練習で教室がうるさくなりすぎる
対処:①イヤホン使用で「小声音読」をデフォルトにする ②Step 1(スロー)とStep 2(ノーマル)は小声、Step 3(感情込め)だけ普通の声に ③ペアリハーサルの時だけ「声出しOK」と明確に切り替える。メリハリが大事。
❌ 失敗4:2分に収まらない原稿になる
対処:AIは指示しても長めの原稿を出しがち。目安は英語で150〜200語=約2分。原稿が長すぎる場合は「200語以内に短くして」とAIに指示。または「一番伝えたいSlideだけ残して、あとは削ろう」と声かけ。
BONUS
🎁 おまけ:発展プロンプト3選
プレゼン準備がスムーズに終わった生徒、本番に向けてさらに磨きたい先生向けの追加プロンプトです。
以下の私のプレゼン原稿を読んで、聞き手(クラスメイト)から出そうな質問を5つ予想してください。
それぞれの質問に対する「答え方の例」も英語で書いてね。
【私のプレゼン原稿】
(ここに原稿を貼り付け)
ルール:
- 質問は中高生が実際に聞きそうなカジュアルなものにして
- 答えは2〜3文の短い英語で
- 答えに使える便利フレーズも1つずつ教えて
発展② プレゼン採点AI審査員プロンプト
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あなたは英語プレゼンテーションの審査員です。
以下の原稿を、5つの観点で10点満点で採点し、改善アドバイスをください。
【採点観点】
① 内容の明確さ(テーマが伝わるか)
② 構成の論理性(導入→展開→まとめの流れ)
③ 英語の正確さ(文法・語彙の適切さ)
④ 聞き手への配慮(質問・巻き込み表現があるか)
⑤ 表現の豊かさ(同じ言い回しの繰り返しがないか)
【私のプレゼン原稿】
(ここに原稿を貼り付け)
ルール:
- 各観点ごとにスコアと1行コメント
- 最後に「+5点アップのための具体的アドバイス」を3つ
- 褒めポイントも必ず入れて(中高生のモチベーション大事!)
発展③ スライドデザイン指示書プロンプト
📋 コピー
以下のプレゼン原稿に合わせた、Googleスライド用のスライドデザイン指示書を作ってください。
【私のプレゼン原稿】
(ここに原稿を貼り付け)
各スライドについて:
① スライドに載せるテキスト(キーワードのみ。原稿をそのまま載せないこと)
② 背景色・フォントサイズの提案
③ 入れると効果的な画像・イラストの説明(検索キーワードつき)
④ レイアウトのイメージ(テキスト左・画像右、など)
ルール:
- 「1スライド=1メッセージ」の原則で
- 文字は少なめ(各スライド最大15語)
- 見やすい配色(背景白系 or ダーク系)を提案して
#AI授業
#ChatGPT教育
#英語プレゼン
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#中学英語
#高校英語
#GIGAスクール
#EdTech
#プロンプト
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「AIでディベート準備!
賛成・反対の論点を自動整理する授業」
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