TOEIC超絶テクニック&鉄則ルール集
(リスニング・リーディング)
公式問題集分析による実戦的攻略法!全パート網羅で目標スコア達成への最短ルート
全パート共通
リスニング攻略
リーディング攻略
時間管理術
🎯 全パート共通テクニック(時間管理・マークシート等)
⏰ 時間配分を戦略的に管理
TOEICは2時間で200問を解くスピード勝負の試験です。リスニング45分・リーディング75分の中で各パートに割く目安時間を決めましょう。
- Part5:10分(30問) – 1問20秒ペース
- Part6:10分(16問) – 1トピック2分30秒
- Part7:55分(54問) – 1問約1分
📍 自分のペース配分を把握し、常に時計を見て進捗を調整しましょう。
🚫 わからない問題は深追いしない
TOEICでは「わからない問題があって当然」です。1問にこだわりすぎて時間を浪費しないよう、難問は一旦推測でマークして先へ進む決断力が重要です。
📍 全体の時間配分を崩さず最後まで解き切ることを優先しましょう。
✅ 必ず全問マークする(ノーペナルティ)
TOEICは誤答の減点がないため、空欄のままにするデメリットしかありません。時間切れが迫っていても塗り絵で構わないので全てマークし、得点の機会を最大化します。
📍 試験終了前の最後の30秒は、マーク漏れやずれがないか確認する時間に充てましょう。
📝 マークシートのずれ防止
回答を飛ばしたまま次へ進むと、解答欄がずれて大惨事になりかねません。わからない問題もとりあえずどれか塗っておくことでマークミスを避けます。
- 解答欄は5問ごと・1ページごとなど定期的に番号をチェック
- 緊張で手が震える人は定規代わりに消しゴムや指を当ててマーク
- 最後には余裕がなくても全問が塗れているか必ず確認
🚨 問題用紙に書き込まない
TOEIC L&Rでは問題冊子への書き込みが一切禁止されています(◯×や下線を引くことも不可)。他試験のように問題用紙にメモできないぶん、頭の中で情報整理・マーキングする練習が必要です。
📍 日頃から問題用紙に書き込み無しで解答する訓練をしておきましょう。
🎧 リスニングセクション(Part1~4)攻略テクニック
📷 Part1(写真描写問題)攻略法
音声指示中に写真を先読み
Part1では試験開始直後のDirections(約30秒程度)を活用して全6枚の写真をざっと観察します。写真ごとに人物や物の配置・状況を把握し、どんなシーンか想像しておくことで、音声が流れた瞬間に回答の見当をつけやすくなります。
写真の3要素(3W)を素早くチェック
写真を見たら即座に「誰が(Who)・どこで(Where)・何をしている(What)」の3要素をイメージします。
例:男性が(Who)→ オフィスで(Where)→ 電話をしている(What)
人物不在の写真=人の描写は不正解
風景や物だけが写る写真では、音声で「People are…」「Someone is…」といった人が登場する描写が聞こえた時点でその選択肢は誤答と判断できます。
動作と状態を聞き分ける
進行中の動作か完了した状態かを区別する表現に注意します。
- put on(着る動作) vs wear(身につけている状態)
- is being + 過去分詞:動作の最中を表す(人物が写っていない場合は不正解)
🗣️ Part2(応答問題)攻略法
質問文の最初の語に全神経を集中
流れてくる質問文の冒頭の言葉を絶対に聞き逃さないようにします。特にWho/When/WhereなどのWH疑問詞は、その後の応答の方向性を決定づけます。
- “Who…?” → 人名や職業が答え
- “When…?” → 時間や日付が答え
- “Where…?” → 場所が答え
提案・依頼の問いは了承の返事
提案や依頼の疑問文が出た場合、答えは情報を答えるのではなく了承や賛成の応答になるのが定番です。
- “Why don’t we~?” → “Sure!” “That sounds great!”
- “Could you~?” → “Certainly.” “I’d be happy to.”
同じ音や似た音が聞こえたら疑う
質問文に含まれたキーワードと同じ音やよく似た音を含む単語が選択肢に出てきたら、それは高確率でひっかけです。
例:copy paper(コピー用紙)→ coffee machine(コーヒーマシン)
考え込み禁止!次々マークする
Part2は1問約5秒の解答時間です。完全に聞き取れなかったとしても深く考え込まず、消去法で最もあり得る選択肢を選び、すぐ次の問題に意識を切り替えましょう。
👥 Part3(会話問題)攻略法
会話文開始前に設問を先読み
音声が流れる前にその設問文と選択肢を目を通しておくのが高得点のカギです。
- Part3開始時のDirections(約30秒)中に最初の会話セットの設問3問+選択肢を読む
- 各会話の合間(約8秒)にも次の設問を素早く先読み
冒頭の一言で会話の状況を把握
会話の最初の発言には、その後の内容を左右する重要な情報(誰と誰の会話か、場所や目的など)が含まれています。最初のせりふを特に注意深く聞き、シチュエーションを頭に思い描きましょう。
情景をイメージしながら聞く
単語一つ一つを逐次追うのではなく、会話の場面を頭に思い浮かべながら音声を聞く癖をつけます。
例:”key card”, “reservation”, “room” → ホテルの場面
図や表付き設問への対策
新形式のTOEICでは、Part3に会話内容と連動した図表問題が出題されることがあります。先読みの際に図表内の数字や項目をチェックして「何の数値か」「どの欄に注目すべきか」を把握しておきましょう。
📢 Part4(説明文問題)攻略法
話者・場面・目的を聞き取る
独白形式のPart4ではまず「誰が何のために話しているのか」をつかむことが先決です。冒頭の一文に耳を澄まし、話の種類を判断しましょう。
- “This is the captain speaking…” → 機内アナウンス
- “Thank you for coming today…” → イベントでのスピーチ
- “Please listen to the following message.” → 留守番電話
数値や日時に注意を払う
Part4では日時・時刻・金額・数量・氏名など具体的な情報が頻繁に問われます。先読み時に「何を聞かれるか」を確認したら、音声中で該当する数字や固有名詞が出てきた瞬間に取り逃さないよう一層集中しましょう。
話の流れに沿って回答する
Part4の設問も基本的に音声中の登場順に沿って出題されます。先読みで掴んだ設問順どおりにアンテナを張り、話の中で答えとなる箇所が出てきたらすぐ該当選択肢をマークしましょう。
📖 リーディングセクション(Part5~7)攻略テクニック
⚡ Part5(短文穴埋め問題)攻略法
Part5は1問20秒ペースで解く
Part5(文法・語彙問題)は全30問を約10分以内で終えるのが理想です。1問あたり最大でも20秒程度で解答し、それ以上悩む問題は後回しにします。
空欄前後だけで解決できる問題は多い
Part5では全文を精読しなくても、空欄の直前直後を見るだけで正答を選べる問題が多数あります。
- 空欄の前に冠詞 → 名詞形しか入り得ない
- 空欄直後に「, which」 → 関係代名詞節が続くので名詞が適切
- can ___ → 助動詞の後なので動詞の原形
文法・品詞問題を落とさない
最も取りこぼし厳禁なのが品詞問題です。選択肢が同じ単語の派生語(名詞形・形容詞形など)の場合、文の構造さえ分かれば即答できます。
- 空欄直前が the → 名詞形
- 空欄直前が to → 動詞原形
- 空欄直前が very → 形容詞
難しい単語問題は深追いしすぎない
語彙力を問う問題で知らない単語が選択肢に並んでいる場合、無理に完璧を期すよりある程度で見切って先に進む勇気も必要です。とりあえずもっともらしい選択肢をマークして次の問題に移りましょう。
📄 Part6(長文穴埋め問題)攻略法
Part6も1トピック2分30秒ペース
Part6(長文穴埋め問題)は4つの文章(計16問)で構成されます。全16問を10分以内、1つの文章あたり2分30秒程度で解くのが目安です。
先に文章全体を通読する
各設問に答える前に、その文章全体を最初から最後までざっと読んでしまう方法も有効です。文章の主題・展開・トーンを把握できるので、空欄補充の際に「文脈から浮かない選択肢」を選びやすくなります。
文挿入問題は前後関係に注目
各長文には1問程度、選択肢の4文から本文中の空欄に挿入する文を選ぶ問題があります。空欄の前後の文章をよく読み、選択肢の文中にある指示語(this, these, he, they など)が指す内容が前後どちらかにあるかを手がかりにします。
📚 Part7(長文読解問題)攻略法
Part7に55分以上確保
リーディング75分の中で、Part7(読解問題)には最低でも50~55分は割きたいところです。理想は約55分で全54問(シングルパッセージ29問+マルチパッセージ25問)を解くペースです。
文書の種類(ジャンル)を確認
長文を読み始める前に、問題冊子の該当箇所に必ず書かれている文書の出典・種類をチェックします。
- “refer to the following e-mail” → Eメール文
- “to the following advertisement” → 広告文
設問を読んでから本文を読む
Part7では本文を読む前に設問文に目を通すのが鉄則です。先に質問を把握することで「何を探せばよいか」が明確になり、無駄なく本文に目を走らせることができます。
設問と本文情報の順序を利用
TOEIC長文問題の多くは、設問の並び順=本文中で答えとなる情報が出てくる順番となっています。
- 1問目の答え → 本文の序盤
- 2問目の答え → 本文の中盤
- 3問目の答え → 本文の終盤
スキャニングでキーワードを探す
設問を読んだら、本文中からその答えになりそうなキーワード(人名・地名・日付・数字・固有名詞など)を探します。
- “What time~?” → 時間の表記(○○ a.m. や数字:数字)を探す
- “Who~?” → 人名を探す
当事者意識で内容を記憶
自分がその文章内の登場人物になったつもりで読むと記憶に残りやすくなります。例えばクレームメールの読解なら「自分がお客様相談室の担当者になったつもり」で読み、内容に対してリアクションしながら読むイメージです。
難問は飛ばしてでも最後まで解く
Part7では1問あたりの配分は約1分ですが、文章内容によって難易度が大きく異なります。手強い設問に出会って長考しそうになったら、一旦印だけつけて次に進むのも勇気です。
マルチパッセージでは情報の関連に注意
Part7後半の複数文書問題では、2~3つの文書をまたいで参照する設問があります。それぞれの文書に書かれている内容の食い違いや共通点を問う問題もあるため、文書間で重複する固有名詞や日付、金額に注意を払いましょう。
🎯 追加テクニック&学習法
🏃♂️ 模試で本番同様の練習
時間感覚と集中力を養うため、120分通しで問題を解く模擬試験練習を重ねます。本番と同じ条件(途中休憩なし・制限時間内)で何度も演習し、各パートごとの目標時間内に解き終える感覚を体に染み込ませます。
🎯 自分の得意パートを得点源に
TOEICは全員が同じ問題を解くため、人によって得意・不得意が分かれます。リーディングでは「好きな順序で解答してよい」ので、例えば文法が得意ならPart5から素早く終わらせ時間を貯金し、読解に多めの時間を充てる戦略も有効です。
🎧 シャドーイング・倍速音声で耳を鍛える
リスニング力向上には、普段の学習で音読シャドーイングや高速音声トレーニングを取り入れるのが効果的です。
- シャドーイング:聞こえた音声を0.5秒遅れで真似て発声
- 倍速トレーニング:最初は0.75倍速→慣れてきたら1.5倍速
- 多国籍英語:アメリカ・イギリス・オーストラリア英語に慣れる
⚠️ 最重要ポイント
- ✅ 必ず全問マークする(ノーペナルティ制度)
- ⏰ 時間配分を厳守する(Part7に55分確保)
- 🚫 わからない問題は深追いしない
- 📝 マークシートのずれに注意
- 👂 リスニングは先読みが命
🎉 まとめ:TOEIC高得点への道
以上のテクニック・鉄則を駆使し、模擬練習から本番さながらの意識で取り組めば、TOEICリスニング・リーディングのスコアは大幅に向上するはずです。
「英語力+テクニック」の両面から万全の準備を整え、
時間内に問題を解き切って高得点を勝ち取りましょう!