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🌍 英語学習

📝 英語の要約(サマリー)の書き方|言い換えと情報の削り方を例文で解説

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 5分🎁 読了で +10XP
英語の文章を読んで、その内容を短くまとめる。要約は、授業のレポート、留学先の課題、そして一部の資格試験でも求められる大切なスキルです。読む力と書く力の両方を使うので、練習するほど英語力全体が伸びます。この記事では、特定の試験に限らず使える要約の基本手順を、自作の例文でていねいに解説します。

要約とは「短くする」ことではない

要約を「元の文章を短くすること」だと考えると、つい文をところどころ削っただけのものになりがちです。でも本当の要約は、元の文章の「言いたいこと」を、自分の言葉で、短く伝え直すことです。

良い要約には、次の3つの条件があります。

  1. 要点がそろっている:筆者の主張と、それを支える大事なポイントが入っている
  2. 余計なものがない:細かい例、数字、エピソードは基本的に省かれている
  3. 自分の言葉で書かれている:元の文をそのまま写していない

特に3つ目は、英語学習者がもっともつまずくところです。元の英文がよくできているほど「このまま使いたい」と思ってしまいます。でも、授業のレポートや試験では、元の文を写しただけの要約は評価されにくいのが一般的です。

ポイント:要約は「読解力の証明」。自分の言葉で言い直せるということは、内容をちゃんと理解しているということです。

ステップ1:要点を見つける

まずは読み取りです。次の短い文章を例にします(編集部が作成したものです)。

Many students study late at night because they feel they have more free time. However, research on sleep suggests that getting enough rest is important for memory. When students stay up late, they often feel tired the next day and find it hard to concentrate in class. Some students also drink energy drinks to stay awake, which can make it harder to fall asleep later. For these reasons, students may learn more effectively if they study earlier in the evening and go to bed at a regular time.

段落の役割に印をつける

1文ずつ、次の3種類に分けてみましょう。

  • 主張:筆者が一番言いたいこと → 最後の文「早めに勉強して規則正しく寝たほうが効果的」
  • 理由:主張を支える大事なポイント → 睡眠は記憶に大切/夜ふかしは翌日の集中力を下げる
  • 例・補足:なくても主張が伝わる部分 → エナジードリンクの話

主張は文章の最初か最後にあることが多いです。However、Therefore、For these reasons などのディスコースマーカーのあとは、要点が来る合図になりやすいので注目しましょう。

ステップ2:情報を削る

要点が見えたら、次は削る作業です。削る対象は主に次のものです。

  • 具体例:For example, ... のあとの内容
  • 数字や固有名詞:主張に直接関わらないもの
  • 繰り返し:同じことを別の言葉で言い直している部分
  • 筆者の個人的なエピソード

先ほどの例では、エナジードリンクの話は「夜ふかしの問題点」の一例なので省けます。残るのは次の3点です。

  1. 夜ふかしして勉強する学生が多い
  2. でも、睡眠は記憶に大切で、夜ふかしは翌日の集中力を下げる
  3. だから、早めに勉強して規則正しく寝たほうが効果的

目安の長さ

要約の長さは課題の指示に従うのが基本ですが、指示がない練習では、元の文章の3分の1〜4分の1程度を目安にすると、削りすぎも残しすぎも防げます。

ステップ3:言い換えて書く(パラフレーズ)

削った要点を、自分の言葉で書き直します。パラフレーズの主な方法は4つです。

1. 同じ意味の別の単語に替える

  • important → essential / necessary
  • concentrate → focus
  • effectively → efficiently / better

2. 品詞を変える

  • getting enough rest is important for memory → rest plays an important role in remembering things

3. 文の組み立てを変える

  • When students stay up late, they feel tired. → Staying up late makes students tired.

4. 具体的な内容をまとめる言葉にする

  • feel tired and find it hard to concentrate → perform poorly in class

これらを使って書いた要約例がこちらです。

Although many students prefer to study late at night, a lack of sleep can harm both memory and concentration. Therefore, the writer suggests that studying earlier and keeping a regular bedtime may help students learn better.

元の文章から約3分の1の長さになり、主張と理由がそろっています。また、要約では「the writer suggests」「the article argues」のように、筆者の意見であることを示す表現を入れると、自分の意見と区別できて親切です。

よくある失敗と1週間の練習メニュー

よくある失敗

  • 丸写しのつぎはぎ:元の文をコピーして、つなげただけ。単語を1つ替えただけのものも、ほぼ写しと見なされることがあります。
  • 自分の意見を混ぜる:「私もそう思う」「これは間違っている」などは、要約ではなく感想です。要約の段階では入れません。
  • 例ばかり残る:印象に残りやすい具体例を残して、肝心の主張を落としてしまう。
  • 言い換えで意味が変わる:may(〜かもしれない)を will(〜だろう)に変えるなど、強さが変わってしまうケース。

丸写しを防ぐコツ

元の文章を読んで要点をメモしたら、元の文章を伏せてから書く。これだけで丸写しはかなり防げます。書き終えたら元の文章と比べ、同じ語句が3語以上続いていたら言い換えを検討しましょう。

1週間の練習メニュー(1日20分)

  1. 月:短い英文記事を1つ読み、主張の文に線を引く
  2. 火:同じ記事の各文を「主張・理由・例」に分類する
  3. 水:例と繰り返しを削って、要点を日本語で3行にする
  4. 木:単語の言い換えを5つ考える
  5. 金:記事を伏せて、英語で2〜3文の要約を書く
  6. 土:元の記事と比べ、写している部分と意味のずれをチェック
  7. 日:別の記事で、月〜金の流れを1日で通してやってみる

要約は、読む力・語彙力・書く力を一度に鍛えられる、とても効率の良い練習です。

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よくある質問

要約に使う英文は何がおすすめですか?
学習者向けのニュースサイトや、教科書の長文など、1段落〜3段落程度の短い文章から始めるのがおすすめです。慣れてきたら、少し長めの記事にチャレンジしましょう。
専門用語も言い換えないといけませんか?
専門用語や固有名詞は、無理に言い換える必要はありません。むしろ言い換えると意味が変わることがあります。言い換えるのは、一般的な単語や文の組み立て方と考えましょう。
要約と英検などの試験の要約問題は同じですか?
要点を見つけて削り、言い換えるという基本の考え方は共通しています。ただし、試験ごとに語数や形式、採点のポイントが決まっているので、受験する場合は必ず公式の情報と過去問で形式を確認しましょう。
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英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
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