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📝 試験対策

📘 高校生の英単語帳の使い方|選び方・1日の範囲・学校の小テストと両立するコツ

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 6分🎁 読了で +10XP
高校に入ると、多くの学校で英単語帳が配られ、毎週の小テストが始まります。「テスト前に詰め込んで、終わったら全部忘れる」――そんな経験はありませんか?単語帳は、使い方次第で3年間の最強の味方にも、ただの重い本にもなります。この記事では、特定の単語帳の中身ではなく、どの単語帳にも使える「回し方」の考え方を、高校生の毎日に合わせて紹介します。

単語帳は「どれを使うか」より「何周するか」

書店には、ターゲット、システム英単語(シス単)、LEAP、鉄壁など、たくさんの単語帳が並んでいます。どれも受験生に長く使われてきた定番で、それぞれに工夫があります。

  • 頻出順に並んでいるもの
  • 短いフレーズで覚えるもの
  • 語源やイラストで説明が詳しいもの
  • 長文の中で覚えるもの

ただ、大事なのは「どの1冊が最強か」ではなく、「1冊を何周できるか」です。単語は、一度覚えても時間がたつと忘れてしまいます。何度も出会い直すことで、ようやく定着していきます。

選び方の目安

  1. 学校で配られた単語帳があれば、まずはそれ:小テストと勉強がそろうので一番効率的
  2. 自分で選ぶなら、書店で見開きを見て「続けられそう」と思えるもの
  3. 志望校や英検の級に合ったレベルのもの

ポイント:単語帳を途中で替えるのは、基本的にはおすすめしません。浮気するより、1冊をボロボロになるまで使い込みましょう。

1日の範囲は「見る量」と「テストする量」を分ける

単語帳が続かない一番の理由は、1日の目標が「覚える量」になっていることです。「今日は50個覚える!」と決めても、実際には覚えきれず、自信をなくしてしまいます。

そこで、1日の範囲を2つに分けましょう。

① 新しく「見る」範囲:1日30〜100語

意味を確認して、発音を聞き、例文やフレーズを一度読む。この段階では、完璧に覚えなくてOKです。

② 前の日までの範囲を「テストする」

赤シートや手で隠して、意味を思い出せるかチェック。思い出せなかったものに印をつけます。

例:1日20分のメニュー

  • 5分:昨日の範囲をテスト(思い出せなかったものに✓)
  • 10分:今日の新しい範囲を見る
  • 5分:✓がついた単語だけ、もう一度見る

思い出す練習(テスト)を毎日入れることが、記憶に残すための一番のコツです。「見る」だけの勉強は、やった気になりやすいので注意しましょう。

学校の小テストと両立するコツ ✏

多くの高校では、単語帳の範囲から週1回ほど小テストがあります。小テストを「その場しのぎ」ではなく「周回のペースメーカー」として使いましょう。

両立のコツ

  1. 小テストの範囲を「前の週」に一度見ておく:テスト前日が「初めて見る日」にならないようにする
  2. 小テストで間違えた単語は、ふせんや印でマーク:これがあなた専用の「苦手単語リスト」になります
  3. テストの後にもう一度見る:テストが終わった日の夜に、間違えた単語だけ3分見直す

小テストのスケジュール例(範囲:100語)

  • 月:範囲の前半50語を見る
  • 火:後半50語を見る
  • 水:100語をテスト→できなかったものに印
  • 木:印のついた単語だけ見直す
  • 金:小テスト本番
  • 土・日:先の範囲へ、または過去の範囲をランダムにテスト

ポイント:小テストで満点を取ること以上に、1か月後にも覚えているかが本当の勝負です。

覚え方を少し工夫する:音・フレーズ・自分の文

単語帳を回すときに、次の3つを足すと記憶に残りやすくなります。

① 音で覚える

多くの単語帳には音声が用意されています。発音を聞いて、声に出して覚えましょう。リスニングにも効きます。

② フレーズで覚える

単語1つより、意味のあるかたまりのほうが覚えやすいことがあります。例えば、

  • make a decision(決定する)
  • pay attention to(〜に注意を払う)
  • take part in(〜に参加する)

③ 自分の文を作る

覚えにくい単語は、自分の生活に結びつけた文を作ってみましょう。

  • I need to concentrate on my homework.(宿題に集中しなきゃ)
  • The school festival was a great opportunity to make friends.(文化祭は友だちを作るいい機会だった)
  • I gradually got used to high school life.(だんだん高校生活に慣れてきた)

単語帳の例文をそのまま写して丸暗記するより、自分の文を作ったほうが「使える単語」になります。

よくある失敗

単語帳を使うときによくある失敗を、対策とセットで紹介します。

  1. 最初のページばかり覚えている:何度も最初からやり直すと、前半だけ詳しくなります。→ 完璧を目指さず、とにかく最後まで1周するのが先
  2. 意味を1つしか覚えない:単語によっては、複数の意味が大事なことがあります。→ 2周目以降で、2つ目の意味に目を向ける
  3. 書いて覚えることに時間をかけすぎる:1語を10回書くと時間がかかります。→ 基本は見て・聞いて・言う。書くのはつづりが苦手な単語だけ
  4. スマホで単語帳の中身を撮影して共有する:単語帳の内容は著作物です。個人の勉強の範囲を超えて広めるのはやめましょう
  5. 単語帳だけで英語を勉強した気になる:単語は長文やリスニングで出会い直してこそ定着します

スキマ時間の使い方:単語帳は「持ち歩く」もの 🚃

単語学習の強みは、短い時間でも進められることです。高校生の1日には、実はたくさんのスキマ時間があります。

スキマ時間の例

  • 朝の電車やバスの10分:昨日の範囲をテスト
  • 授業と授業の間の3分:印のついた単語を5つだけ見る
  • 部活に行く前の5分:音声を聞きながら発音をまねる
  • 寝る前の5分:今日の新しい範囲をもう一度ながめる

1回あたりは短くても、合計すると1日20〜30分になります。机に向かう時間は、長文や文法などまとまった勉強にまわせるので、全体の勉強効率も上がります。

持ち歩き方の工夫

  • 単語帳が重いなら、その週の範囲だけ付せんで目印をつけておく
  • 単語帳に付属のアプリや音声がある場合は、スマホでも確認できるようにしておく
  • 苦手単語だけを小さなカードやノートにまとめて、ポケットに入れる

ポイント:「机に向かわないと勉強できない」という思い込みを外すと、単語は一気に進みます。

ただし、歩きながらの単語チェックは危険なのでやめましょう。駅のホームや道路では、周りの安全が第一です。

もう一つ、見落とされがちなのが「覚えた単語に出会い直す」ことです。単語帳で覚えた単語が教科書や長文に出てきたら、単語帳の該当ページに小さく印をつけておきましょう。印が増えていくと、「単語帳の勉強がちゃんと役に立っている」と実感できます。

1週間メニューと3年間のイメージ

1週間ミニメニュー(1日20分)

  • 月:新しい範囲を見る+昨日の範囲テスト
  • 火:同上
  • 水:同上
  • 木:同上
  • 金:今週の範囲をまとめてテスト。できなかった単語に印
  • 土:印のついた単語だけを見直す+音声を聞き流す
  • 日:先月の範囲からランダムに30語テスト(忘れていないかの確認)

3年間のイメージ

  • 高1:学校の小テストのペースで1冊目を1〜2周
  • 高2:2〜3周目。苦手単語に集中し、長文の中でも確認
  • 高3:仕上げ。スピードを上げて何周も回し、1語1秒で意味が出る状態へ

焦る必要はありません。毎日少しずつでも、止まらずに回し続けた人が最後に強いのが単語学習です。

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よくある質問

ターゲットとシス単、どちらがいいですか?
どちらも長く使われている定番で、並べ方や覚え方の工夫が違います。学校で配られたものがあればそれを優先し、自分で選ぶなら書店で中身を見て、続けられそうなほうを選ぶのがおすすめです。
1日何語やればいいですか?
新しく見るのは30〜100語が目安ですが、大事なのは前日までの範囲を毎日テストすることです。量よりも、毎日止まらずに続けられる範囲に設定しましょう。
単語帳の音声は必要ですか?
ぜひ使いましょう。正しい発音で覚えると、リスニングで聞き取れるようになり、音読もしやすくなります。通学中に聞くのも効果的です。
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英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
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