プロムとは:高校生活の締めくくりのダンスパーティー
prom は、アメリカなどの高校で行われるフォーマルなダンスパーティーです。語源は promenade(大行進、散歩)の短縮形だと一般に言われています。多くの場合、高校の後半の学年、特に junior(11年生)や senior(12年生)を対象に、学年末に近い春ごろに開かれます。
- junior prom:11年生向けのプロム
- senior prom:12年生向けのプロム
会場は学校の体育館のこともあれば、ホテルや貸しホールのこともあります。生徒会や実行委員がテーマを決めて飾り付けをし、DJや音楽、軽食が用意されるのが定番です。
- Are you going to prom this year?(今年プロム行く?)
- Our prom theme is "A Night Under the Stars."(今年のプロムのテーマは「星空の夜」だよ)
英語では、the をつけずに go to prom と言うことが多いのも覚えておきたいポイントです。
ポイント:プロムは「卒業式」とは別のイベントです。卒業式は graduation(または commencement)と言います。
プロムの英単語ミニ辞典 🌹
プロムの話題でよく出てくる単語をまとめます。映画を見るときにも役立ちます。
- promposal:プロムに誘うこと(prom + proposal の造語)。ポスターやサプライズで誘うのが話題になります
- date:一緒に行く相手
- go with friends / go stag:友だちグループで行く/相手を決めずに行く
- corsage:女性が手首などにつける花飾り
- boutonniere:男性が胸につける小さな花飾り
- tux / tuxedo:タキシード
- gown / dress:ドレス
- chaperone:付き添い・見守り役の先生や保護者
- prom king / prom queen:投票で選ばれる「プロムキング/クイーン」(学校によってはない、または別の形)
- after-party:プロム後の集まり
例文も見てみましょう。
- He made a huge sign for his promposal.(彼は誘うために大きなポスターを作った)
- We're going as a group, not as couples.(カップルじゃなくてグループで行くよ)
- The chaperones were watching the dance floor.(付き添いの先生たちがダンスフロアを見守っていた)
誘う・受ける・断る:そのまま使える例文
プロムでは「誰と行くか」が話題になりますが、友だち同士で行くのもまったく普通です。ここでは友だち同士でも使える、ていねいで感じのいい表現を練習しましょう。
誘う
- Would you like to go to prom with me?(一緒にプロムに行かない?)
- A few of us are going as a group. Want to join?(何人かでグループで行くんだけど、一緒にどう?)
受ける
- I'd love to!(ぜひ!)
- Sure, that sounds fun.(いいね、楽しそう)
ていねいに断る
- Thank you so much for asking, but I already have plans to go with friends.(誘ってくれて本当にありがとう。でも友だちと行く約束があるんだ)
- That's really kind of you, but I'm not going this year.(すごくうれしいけど、今年は行かないんだ)
断るときは、まずお礼を言ってから理由を短く伝えるのが基本の型です。理由を長々と説明する必要はありません。
ポイント:英語で誘いを断るときは Thank you for asking, but... が万能フレーズ。部活やイベントの誘いにもそのまま使えます。
マナーと大切なルール
華やかなイベントですが、学校行事なのでルールとマナーがしっかりあります。一般的によく見られるものを紹介します。
- 服装規定(dress code):フォーマルな服装が求められ、学校ごとに決まりがあります
- チケットと参加登録:事前にチケットを買い、学校外の人を連れていく場合は申請が必要なことが多いです
- 付き添いの大人がいる:先生や保護者が chaperone として見守ります
- 飲酒や危険な行為は禁止:学校のルールと法律を守ることが大前提です
そして一番大切なのは、相手の気持ちを尊重すること。誘いを断られても、それは相手の自由です。
- No worries! I hope you have a great time.(気にしないで!楽しんでね)
こう返せる人は、どの国でもかっこいいですよね。また、「プロムに行かない」という選択をする生徒もたくさんいます。行く・行かないは人それぞれで、どちらも自然なことです。
日本の学校行事と比べてみよう
日本には基本的にプロムのような行事はありませんが、似た役割を持つものを考えると、英語で説明するときのヒントになります。
- 文化祭の後夜祭:a closing party after the school festival
- 謝恩会:a thank-you party for teachers, held by students and parents
- 卒業旅行:a graduation trip with friends
英語で比べてみましょう。
- We don't have prom in Japan, but we have a school festival with a closing event.(日本にはプロムはないけど、文化祭の後夜祭があるよ)
- Some students go on a graduation trip with their friends.(友だちと卒業旅行に行く生徒もいるよ)
海外の友だちとの会話では、「そっちにはある?ないならこれが近いかも」と比べる話題は盛り上がりやすいです。Do you have anything like prom in your country? は、逆に質問するときにも使えます。
よくある失敗と1週間の練習メニュー
よくある失敗
- prom を「卒業パーティー」と訳してしまう:卒業と同時とは限らないので、「高校の学年末のダンスパーティー」くらいの説明が安全です
- the prom と言うべきか迷って黙る:go to prom でOK。迷ったら気にせず言ってしまいましょう
- 断り方がぶっきらぼうになる:No. だけで終わらせず、Thank you for asking, but... を習慣に
1週間ミニメニュー(1日10分)
- 月:単語ミニ辞典から5語を声に出して覚える
- 火:誘う表現2つを、映画や遊びの誘いに置きかえて言う
- 水:断る表現を3パターン音読
- 木:プロムが出てくる映画やドラマの予告編を1本見て、聞こえた単語をメモ
- 金:日本の学校行事を英語で1つ説明する文を書く
- 土:「誘う→断る→感じよく返す」の3行会話を作って一人二役で練習
- 日:週のふり返り。一番使えそうな表現に★をつける



