ホームカミングとは:卒業生が「帰ってくる」秋の行事
homecoming は、文字通り「帰郷」という意味。アメリカの多くの高校や大学で、主に秋に行われる行事です。もともとは卒業生(alumni)が母校に帰ってくることを祝うもので、アメフトのホームゲーム(地元での試合)に合わせて開かれることが多いです。
一般的な内容は次のようなものです。
- homecoming game:ホームで行われるアメフトなどの試合
- parade:地域を巡るパレード(学校による)
- homecoming dance:ダンスパーティー(プロムよりカジュアルなことが多い)
- homecoming court:生徒の投票で選ばれる代表たち
例文で確認しましょう。
- Homecoming is next Friday. Are you going to the game?(ホームカミングは来週の金曜。試合行く?)
- My older brother came back for homecoming.(兄がホームカミングで帰ってきた)
ポイント:学校や地域によって規模はまったく違います。「アメリカではこう」と言い切るより、Many schools have... と言うと正確です。
スピリットウィークとは:毎日テーマが変わる1週間 🎉
spirit week は、ホームカミングなどの大きな行事の前に、学校の一体感(school spirit)を高めるための1週間です。一番の特徴は、日替わりのドレスアップテーマ。学校ごとに内容は違いますが、よく見られる例を紹介します。
- Pajama Day:パジャマで登校する日
- Twin Day:友だちとおそろいの服を着る日
- Decades Day:70年代・80年代など、昔の年代風の服装をする日
- Crazy Hair Day:個性的な髪型にする日
- Jersey Day:好きなスポーツチームのユニフォームを着る日
- School Colors Day:スクールカラーの服を着る日
- Tomorrow is Twin Day. Do you want to match with me?(明日はツインデー。おそろいにしない?)
- I'm going to dress up like the 80s for Decades Day.(年代デーは80年代風にするつもり)
- Everyone wore our school colors today.(今日はみんなスクールカラーを着てた)
match は「おそろいにする」、dress up は「仮装する・おしゃれする」。この2つは日常でもよく使います。
ペップラリー:全校で盛り上がる応援集会
スピリットウィークの締めくくりに行われることが多いのが pep rally(ペップラリー)です。pep は「元気・活気」という意味で、試合の前に体育館などに全校生徒が集まり、チアリーダーやバンドのパフォーマンス、学年対抗のゲームなどで盛り上がります。
- The pep rally was so loud!(ペップラリー、すごい大音量だった!)
- The seniors won the spirit competition.(学年対抗戦は最上級生が勝った)
- Let's go, Tigers!(行け、タイガース!)
最後の例文のように、アメリカの学校にはマスコット(Tigers, Eagles など)がいることが多く、応援でもそれを叫びます。日本の学校の応援合戦や体育祭の雰囲気に少し似ていますね。
応援で使える短い表現も覚えておくと便利です。
- Go, team!(がんばれ!)
- You got this!(いけるよ!)
- Way to go!(よくやった!)
日本の文化祭・体育祭と比べて英語で話そう
海外の友だちと話すとき、「日本にはホームカミングはないけど…」と比べられると会話が広がります。日本の行事を英語で説明する例文を用意しました。
- We don't have homecoming, but we have a sports festival in the fall.(ホームカミングはないけど、秋に体育祭があるよ)
- At our school festival, each class runs a café or a haunted house.(文化祭では、各クラスがカフェやお化け屋敷をやるんだ)
- Our school is divided into teams by color for the sports festival.(体育祭では学校が色別のチームに分かれるよ)
逆に質問するのも大事です。
- What's your favorite spirit week theme?(一番好きなスピリットウィークのテーマは?)
- Does your whole town come to the homecoming game?(ホームカミングの試合には町中の人が来るの?)
ポイント:比べる表現は「We don't have A, but we have B.」の型が便利。いろいろな文化の違いを説明するときに使えます。
英語でスピリットウィークを企画してみよう
せっかくなので、英語の練習として「自分のクラスのスピリットウィーク」を考えてみましょう。実際にやるかどうかは別として、アイデアを英語で出すのはとても良いアウトプット練習です。
手順
- 月〜金の5日分のテーマを日本語で考える
- それぞれ「〇〇 Day」という英語の名前をつける
- 1文で説明を書く(On Monday, everyone wears...)
- 友だちに勧める一言を添える
例
- Monday – Anime Character Day:Everyone wears something that shows their favorite character.
- Tuesday – Color Day:Each class chooses one color and wears it.
- Wednesday – Book Day:Bring your favorite book and talk about it in English.
注意点として、実際の学校では校則や安全が優先です。企画を考えるのは自由ですが、実行するなら必ず先生に相談しましょう。英語のスピーチや授業のプレゼンのネタにもぴったりです。
よくある失敗と1週間の練習メニュー
よくある失敗
- homecoming を「同窓会」とだけ訳す:試合やダンスも含む学校行事なので、「卒業生も集まる秋の学校行事」と説明するほうが伝わります
- dress up を「ドレスを着る」と思い込む:仮装やおしゃれ全般に使えます
- 全部の学校にあると思い込む:規模や内容は学校によってさまざまです
1週間ミニメニュー(1日10分)
- 月:ホームカミング関連の単語4つを覚える
- 火:スピリットウィークのテーマ6つを声に出して、どれに参加したいか英語で言う(I'd love to do Twin Day!)
- 水:応援フレーズ3つを音読
- 木:「We don't have A, but we have B.」で日本の行事を2つ説明
- 金:自分のクラスのスピリットウィーク案を英語で3日分書く
- 土:海外の高校生のスピリットウィークVlogを1本見る(検索語:spirit week vlog)
- 日:1週間で覚えた表現を使って、30秒の英語紹介を録音



