StudyTubeとは:勉強の様子をシェアする文化
StudyTube は、Study(勉強)と YouTube を組み合わせた呼び方で、勉強の様子や勉強法を紹介する動画のジャンルを指して使われます。よくあるタイトルの例を見てみましょう。
- study with me:一緒に勉強しよう(勉強している様子をそのまま流す)
- study vlog:勉強中心の1日の記録
- how I take notes:私のノートの取り方
- how I study for exams:私の試験勉強法
- productive day in my life:生産的な1日
これらのタイトル自体が、英語の勉強になります。productive(生産的な、はかどる)は、勉強の話でとてもよく使われる単語です。
- I had a really productive day.(今日はすごくはかどった)
- I'm trying to be more productive in the mornings.(朝をもっと有効に使おうとしている)
ポイント:「はかどる」「集中できた」をどう英語で言うかは、日記やスピーキングの練習にそのまま使えます。
アクティブリコール:「思い出す」勉強法 🧠
海外の勉強系動画で特によく出てくるのが active recall(アクティブリコール)です。これは、教科書やノートを読み返すのではなく、何も見ずに思い出すことで記憶を強くする方法です。心理学では「想起練習」や「テスト効果」として研究されてきた考え方です。
やり方
- 教科書のページやノートを一度読む
- 閉じて、覚えていることを白紙に書き出す(または声に出す)
- 開いて、抜けていたところを確認する
英語での言い方
- Close the book and try to recall what you just read.(本を閉じて、今読んだことを思い出してみよう)
- I test myself instead of rereading my notes.(ノートを読み返す代わりに、自分をテストしている)
- Blurting is when you write down everything you remember.(ブラーティングとは、覚えていることを全部書き出すこと)
blurting(ブラーティング)は、思い出したことをとにかく紙に書き出す方法を指して、海外の学生の間で使われることがある呼び方です。英単語や文法のまとめにもすぐ使えます。
コーネル式ノート:3つのエリアに分けるノート術
Cornell notes(コーネル式ノート)は、ノートのページを3つのエリアに分けて使う方法です。アメリカの大学で考案されたとされ、海外の学生の間で広く知られています。
ページの分け方
- 右の広いエリア(notes):授業中のメモ
- 左の細いエリア(cues):後で書く、キーワードや質問
- 下のエリア(summary):ページ全体の要約を2〜3文で
英語の授業での使い方の例
- 右:授業で習った文法の説明と例文
- 左:「現在完了の3つの用法は?」「since と for の違いは?」などの質問
- 下:「現在完了は過去と今をつなぐ。since は起点、for は期間」
復習するときは右側を隠し、左の質問に答えられるかをテストします。つまり、コーネル式ノートはアクティブリコールと相性がいいノート術なのです。
- Cover the right side and answer the questions on the left.(右側を隠して、左の質問に答えよう)
- Write a short summary at the bottom of each page.(各ページの下に短い要約を書こう)
Study with me とフラッシュカード
Study with me
画面の向こうで誰かが黙々と勉強している動画を流しながら、一緒に勉強するスタイルです。タイマーが表示されていて、25分勉強+5分休憩のようなポモドーロ形式のものもよく見られます。
- I study along with a study-with-me video when I can't focus.(集中できないときは Study with me 動画と一緒に勉強する)
- The timer helps me stay on track.(タイマーのおかげで脱線しない)
stay on track(順調に進む、脱線しない)は便利な表現です。
フラッシュカード
表に単語、裏に意味を書く単語カード(flashcards)も定番です。アプリを使う学生も多く、覚えている度合いに合わせて出題の間隔を変える間隔反復(spaced repetition)の機能があるものもあります。
- I review my flashcards every morning.(毎朝フラッシュカードを復習している)
- The app shows me the cards I keep forgetting more often.(アプリは、私がよく忘れるカードを多めに出してくれる)
日本の単語カードと同じ発想ですね。名前が英語になるだけで、なんだか新鮮に感じませんか?
日本の中高生が英語学習に取り入れる方法
海外の勉強法は、そのまま英語学習に使えます。組み合わせの例を紹介します。
単語:フラッシュカード+アクティブリコール
英語→日本語だけでなく、日本語→英語でも思い出せるかテストする。
文法:コーネル式ノート
授業ノートの左に質問を書き、テスト前は質問に答える練習をする。
教科書本文:ブラーティング
本文を読んだ後、閉じて、覚えている内容を英語で書き出す。最初は単語だけでもOK。
集中:Study with me+英語の独り言
英語の Study with me 動画を流し、休憩中に今やったことを英語で一言つぶやく。
- I just finished my vocabulary review.(単語の復習が終わった)
- Next, I'm going to work on my grammar homework.(次は文法の宿題をやる)
work on(〜に取り組む)も、勉強の話でとてもよく使います。
よくある失敗と1週間メニュー
よくある失敗
- ノートをきれいに作ることが目的になる:見た目の美しさより、後でテストに使えるかが大事
- Study with me を見るだけで勉強した気になる:動画はあくまでBGM。自分の手を動かしましょう
- 勉強法を調べる時間が長すぎる:新しい方法を探すより、1つを2週間続けてみることが大切
- 動画に出てくる文房具や道具を全部そろえたくなる:ペン1本とノート1冊で始められます
1週間ミニメニュー(1日20〜30分)
- 月:英単語をフラッシュカードで復習(英→日、日→英の両方)
- 火:英語の授業ノートを1ページ、コーネル式に書き直す
- 水:教科書本文を読んで閉じ、ブラーティングで英語を書き出す
- 木:Study with me 動画を使って25分勉強。休憩で英語の独り言
- 金:火曜のノートの左の質問に答える
- 土:海外の how I study 動画を1本見て、使えそうな英語表現を3つメモ
- 日:1週間で一番よかった勉強法を英語で1文書く(The best method for me was...)

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