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📝 試験対策

📉 IELTS Writing Task 1 折れ線グラフの書き方|推移の表現と構成例

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 6分🎁 読了で +10XP
IELTSアカデミックのWriting Task 1で出題される図表の中でも、折れ線グラフ(line graph)は「時間とともにどう変わったか」を描写する基本形です。この記事では、折れ線グラフに特化して、全体の傾向のつかみ方、推移の表現、段落の組み立て方を、自作のグラフ例を使って説明します。

折れ線グラフで問われていること

折れ線グラフは、横軸が時間(年・月など)、縦軸が数値で、複数の線が並ぶことが一般的です。Task 1では約150語以上で、主な特徴を選び、比較しながら報告することが求められます。

折れ線グラフで押さえるべき特徴は次の3つです。

  1. 全体の方向:それぞれの線は全体として上がったか、下がったか、横ばいか
  2. 最高点・最低点・交差:いつ最大になったか、線同士が逆転した時点はあるか
  3. 始点と終点の比較:最初と最後でどれくらい差が変わったか

すべての数字を書く必要はありません。むしろ、数字を順番に並べるだけの答案は評価されにくいです。

自作グラフ例で考える

ここでは、次のような架空のグラフを想定します。

「ある町の3つの交通手段の利用者数(1日あたり、2000〜2020年)」

  • バス:2000年 5,000人 → 2010年 6,000人 → 2020年 4,000人
  • 自転車:2000年 1,000人 → 2010年 2,500人 → 2020年 5,500人
  • 車:2000年 8,000人 → 2010年 8,200人 → 2020年 8,100人

まず、全体の特徴をつかみます。

  • 車は期間を通じて最も多く、ほぼ横ばい
  • 自転車は大きく増加し、2020年にはバスを上回った
  • バスは増えたあと減少

この3点が、Overview(全体の概要)の材料になります。

4段落構成とサンプル

段落1:導入(問いの言い換え)

The line graph illustrates how many people used three types of transport each day in a town between 2000 and 2020.

段落2:Overview(全体の傾向)

Overall, cars remained the most popular form of transport throughout the period, while cycling saw the most dramatic growth. By contrast, bus use rose initially but then declined.

段落3:詳細1(車とバス)

Car use was relatively stable, fluctuating slightly around 8,000 daily users. Bus passengers increased from 5,000 to 6,000 in the first decade, before falling to 4,000 by 2020.

段落4:詳細2(自転車)

The number of cyclists rose steadily from just 1,000 in 2000 to 2,500 in 2010, and then more than doubled to 5,500 by the end of the period, overtaking bus users.

ポイント:Overviewには細かい数字を入れず、特徴だけを書くのが基本です。

推移を表す表現の使い分け

動詞で表す

  • 上昇:rise / increase / grow / climb
  • 下降:fall / decrease / decline / drop
  • 横ばい:remain stable / level off / stay constant
  • 変動:fluctuate
  • 最大:peak at / reach a peak of

名詞で表す

  • There was a sharp rise in cycling.
  • A gradual decline in bus use was seen after 2010.

程度を表す副詞・形容詞

  • 急激に:sharply / dramatically / significantly
  • ゆるやかに:gradually / steadily / slightly

動詞の文と名詞の文を混ぜると、文のバリエーションが生まれます。同じ rise を繰り返さないよう、段落ごとに言い換えを意識しましょう。

時制

過去の期間なら過去形、未来の予測を含むグラフなら is expected to / is predicted to を使います。予測部分を過去形で書いてしまうミスに注意しましょう。

比較と数字の書き方をもう一段上げる

折れ線グラフでは、線同士を比較する文を入れると、単なる数字の報告から一歩進んだ答案になります。

比較の表現(自作例文)

  • Cycling overtook bus travel in around 2015.(逆転)
  • Car use was consistently higher than the other two modes.(一貫して上)
  • By 2020, the gap between cycling and bus use had widened to 1,500 people.(差の拡大)
  • Bus and bicycle figures were almost identical in 2015.(ほぼ同じ)

数字の表し方を変える

同じ数字でも、表し方を変えるとバリエーションが出ます。

  • rose from 1,000 to 5,500(範囲)
  • rose by 4,500(増加量)
  • more than quintupled(倍数:5倍以上)
  • reached a peak of 6,000 in 2010(ピーク)

前置詞に注意

  • rise to 5,500(〜まで)
  • rise by 4,500(〜だけ)
  • at 8,000(〜の値で)
  • a rise in cycling(〜の増加)

前置詞の to と by を取り違えると意味が変わってしまうので、書いたあとに必ず確認しましょう。

時間配分の目安

Task 1にかける時間は約20分が目安です。折れ線グラフでは次のように配分しましょう。

  • 分析(2〜3分):線ごとの方向、最高点・最低点、交差に印をつける
  • 執筆(14〜15分):導入→Overview→詳細2段落
  • 見直し(2分):前置詞(to / by)、時制、単位

分析の段階で、グラフに直接矢印や丸を書き込むと、書くときに迷いません。コンピューター版では、画面上のメモ機能や下書き用紙の使い方に慣れておきましょう。

よくある失敗と練習メニュー

よくある失敗

  • Overviewがない、または最後に一言だけ
  • 数字を年ごとに全部書き写す
  • 単位(人、%、トン)を省略したり間違えたりする
  • 「環境に良いから自転車が増えた」など、グラフにない理由を推測で書く

1週間メニュー

  • 月:折れ線グラフ1つを見て、特徴を3つ日本語で書き出す
  • 火:Overviewだけを英語で3パターン書く
  • 水:20分で1本書く
  • 木:書いた答案の動詞を数え、同じ語の重複を言い換える
  • 金:別のグラフで20分1本
  • 土:2本を見比べ、表現リストを更新
  • 日:休み、または表現リストの音読

新聞やニュースサイトの統計グラフも良い練習材料になります。今日は身近なグラフを1つ見つけて、特徴を3つ書き出すところから始めましょう。

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よくある質問

Overviewは最初と最後、どちらに書くべきですか?
どちらでも構いませんが、導入のすぐ後に置くと読み手に全体像が伝わりやすく、書き忘れも防げます。
線が4本以上あるときはどうすればいいですか?
似た動きの線をグループにまとめて描写しましょう。「増えた2つ」と「減った2つ」のように分けると段落も作りやすくなります。
数字は正確に書く必要がありますか?
読み取れる範囲で正確に書きます。線と線の間の値なら about / approximately / just under などを使って近似値で表しましょう。
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英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
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