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📝 試験対策

🔁 英検に落ちたときの立て直し方|成績表の読み方と次回までの8週間プラン

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 6分🎁 読了で +10XP
英検の結果を開いて「不合格」の文字を見たとき、がっかりするのは当然です。でも、英検の成績表には、次に合格するためのヒントがたくさん詰まっています。この記事では、一次試験で不合格だったときに、成績表をどう読み、次回までの8週間をどう過ごすかを具体的に紹介します。

まずは気持ちを整える

不合格の結果を見た直後は、成績表をじっくり読む気分になれないかもしれません。1〜2日は、英語から少し離れても大丈夫です。

ただし、1週間以内には成績表を見直すと決めておきましょう。記憶が新しいうちに、「どこで時間が足りなかったか」「どの問題で迷ったか」を思い出せるからです。

覚えておきたいこと

  • 英検の合否は、技能別スコアの合計で決まります。不合格でも、伸びている技能は必ずあるはずです
  • 合格基準スコアにどれだけ近かったかを見ると、次回の目標が具体的になります
  • 同じ級に何度か挑戦して合格する人は珍しくありません
  • 試験直後に「時間が足りなかった大問」「迷った問題」をメモしておくと、成績表と照らし合わせたときに原因がはっきりします

不合格は「今の自分の位置」がわかった、ということ。位置がわかれば、道順は描けます。

成績表の読み方:3つのステップ

ステップ1:合計スコアと合格基準スコアの差を見る

たとえば2級(一次の合格基準スコア1520)で、合計が1480だったなら、差は40です。この差が小さいか大きいかで、次の作戦が変わります。

ステップ2:技能別スコアを並べる

リーディング・ライティング・リスニングのスコアを並べ、一番低い技能を見つけます。英検は技能ごとにスコアが均等に配分されるので、低い技能を上げるのが合計を上げる近道です。

ステップ3:細かい内訳を見る

  • リーディング:大問ごとの正答数(語彙、長文空所補充、長文内容一致など)
  • リスニング:パートごとの正答数
  • ライティング:観点別の評価(内容・構成・語彙・文法など)

架空の例:2級で不合格だったAさん

  • リーディング:まずまず(語彙が弱め)
  • リスニング:高め
  • ライティング:低め(要約の「内容」、英作文の「構成」が低い)

→ Aさんの次回の最優先はライティング。要約で本文の要点を落とさないこと、英作文の構成を型どおりにすること、の2つに絞ります。

原因別の対策

差が小さい(合格基準まであと少し)場合

同じ級で再挑戦がおすすめです。一番低い技能に集中し、他の技能は維持する程度にします。

差が大きい場合

同じ級で再挑戦するか、一つ下の級を受けて自信をつけるかを考えます。判断の目安は次の章で。

ライティングが低い

  • 型を固定する(英作文:意見→理由1→理由2→まとめ)
  • 質問にすべて答えているか、要約に意見を入れていないかをチェック
  • 可能なら先生などに添削してもらう

リーディングの語彙が低い

  • 単語帳の頻出ランクを優先して回す
  • 過去問の選択肢を全部覚える

リーディングの長文が低い

  • 設問を先に読み、根拠の文を探す練習
  • 時間配分を見直す(語彙に時間をかけすぎていないか)

リスニングが低い

  • 放送1回で答える練習
  • 答え合わせのあとにスクリプトを見てシャドーイング

次回までの8週間プラン

英検の従来型は年3回実施されるので、次の回までの期間を8週間程度と想定したプラン例です。

1〜2週目:分析と土台

  • 成績表の分析を終え、最優先の技能を1つ決める
  • 前回の過去問(または受けた回の問題)を解き直す
  • 単語帳の復習を再開

3〜5週目:弱点集中

  • 最優先の技能に学習時間の半分を使う
  • ライティングが弱点なら週4回書く
  • リスニングが弱点なら毎日20分

6〜7週目:実戦

  • 過去問を週1回分、本番どおりの時間で
  • 時間配分をリハーサルで確認

8週目:仕上げ

  • 新しい教材に手を出さず、間違えた問題の解き直し
  • ライティングの型の確認

1週間メニュー例(3〜5週目・ライティングが弱点の場合)

  1. 月:単語+要約(または Eメール)
  2. 火:単語+長文
  3. 水:単語+英作文
  4. 木:リスニング+要約
  5. 金:単語+英作文
  6. 土:過去問の一部
  7. 日:1週間分の答案の見直し

ライティングを自分で添削するチェックリスト

不合格の原因でいちばん多いのがライティングです。先生に見てもらえない場合も、次のチェックリストで自己添削すると、観点別の評価を上げやすくなります。

内容

  • 問われたこと(QUESTION・TOPIC・メールの質問)に正面から答えているか
  • 理由は2つ(1級は3つ)あり、互いに重なっていないか
  • 要約に自分の意見や本文にない情報が入っていないか

構成

  • 意見→理由→まとめの順になっているか
  • First / Second / However / Therefore などで流れが見えるか
  • 要約で本文の段落の順番と論理が保たれているか

語彙

  • 同じ単語を何度も繰り返していないか(important を3回など)
  • 自信のない難しい語を無理に使っていないか

文法

  • 時制がそろっているか
  • 主語と動詞の一致(三単現の s)
  • 名詞の単数・複数と冠詞

自己添削の手順

  1. 書き終えたら10分置く
  2. 上のチェックリストを1項目ずつ見る
  3. 直した答案をもう一度清書する

清書までやるのがポイントです。直した形を手で書くことで、次に同じミスをしにくくなります。

級を変えるべきか?の判断基準

不合格のあと、「同じ級に再挑戦するか、下の級にするか」で迷う人も多いでしょう。

同じ級に再挑戦するのがよいケース

  • 合格基準スコアとの差が小さい
  • 弱点がはっきりしていて、対策できそう
  • 大学入試などで、その級が必要な期限がある

下の級(または間の級)を考えるケース

  • 合格基準スコアとの差が大きく、全技能が低め
  • 過去問を解いても、ほとんどの問題で自信がない
  • 英語の勉強自体がつらくなっている

準2級と2級の間には、2025年度に新設された準2級プラスがあります。2級で大きく届かなかった人は、準2級プラスで要約や英作文の力を固めてから2級に戻る、という道もあります。

下の級を受けるのは後退ではなく、足場固めです。合格の経験が自信になり、次の挑戦の力になります。

よくある失敗

  • 成績表を見ずに、同じ勉強を繰り返す:前回と同じ結果になりやすい
  • 全部の技能を同時に上げようとする:時間が分散して、どれも中途半端になる
  • 過去問の答えを覚えてしまう:同じ問題を何度も解くと、答えを覚えているだけで力がついたと勘違いしやすい。解き直すときは「根拠を説明できるか」を確認する
  • 次の回の申込みを忘れる:申込期間は公式サイトで確認し、早めに申し込む

気持ちが折れそうなときは

前回の成績表と今回の成績表を並べてみましょう。どこか1つでもスコアが上がっていれば、それはあなたの努力の証拠です。

今日やることは、成績表の技能別スコアを紙に書き出し、一番低い技能に丸をつけること。それが次の8週間の主役です。

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✅ 今日からやること

よくある質問

不合格でも成績表は役に立ちますか?
とても役に立ちます。技能別のスコアや、リーディング・リスニングの大問別の正答数、ライティングの観点別評価から、次に何を優先すべきかがわかります。
何回も落ちています。向いていないのでしょうか?
何度か挑戦して合格する人は多くいます。成績表で伸びている部分を確認し、勉強法を弱点に合わせて変えてみましょう。必要なら一つ下の級で足場を固めるのも一つの方法です。
次の回まで時間がありません。
時間が短いときは、最も低い技能1つだけに集中しましょう。特にライティングは、型を固めることで短期間でも改善しやすい技能です。
✍️
英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
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