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📝 試験対策

🏔️ 英検1級の勉強法|語彙22問・長文・インタビュー問題とスピーチ面接

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 6分🎁 読了で +10XP
英検1級は「大学上級程度」。英検の最上位の級で、専門的な話題を推論しながら理解し、論理的に伝える力が求められます。短期間の詰め込みでは届きにくい級ですが、正しい方向で積み上げれば合格は十分に目指せます。この記事では、1級の語彙・長文・リスニング・面接(スピーチ)に絞って勉強法を紹介します(ライティングは別記事「英検準1級・1級ライティング攻略」を参照してください)。

英検1級の試験形式

1級の一次試験は、リーディング・ライティング(100分)とリスニング(約35分)です。

リーディング

  • 短文の語句空所補充:22問
  • 長文の語句空所補充:6問(説明文・評論文など)
  • 長文の内容一致選択:7問

ライティング(2題)

  • 英文要約(語数の目安90〜110語)
  • 英作文:TOPIC について理由を3つ挙げて意見を書く(語数の目安200〜240語)

リスニング(すべて放送1回)

  • 会話の内容一致選択:10問
  • 文の内容一致選択:10問
  • Real-Life形式の内容一致選択:5問
  • インタビューの内容一致選択:2問

二次試験(約10分)

面接委員は2人。簡単な日常会話のあと、与えられた5つのトピックから1つを選び、2分間のスピーチを行います。そのあと、スピーチの内容やトピックに関連した質問に答えます。

なお、英検S-CBTは1級では実施されていないため、1級は従来型で受験します。

語彙22問:1級の単語を「使える知識」に

1級の語彙問題は22問。日常ではあまり見かけない単語や句動詞が並び、多くの受験者が最初に壁を感じるパートです。

覚え方の基本

  1. 1級用の単語帳を1冊決めて、高速で何周もする
  2. 1周目は完璧を目指さず、「見たことがある」状態を作る
  3. 2周目以降、意味を思い出せない単語に印をつけて集中的にくり返す

句動詞はイメージで

1級では句動詞も問われます。前置詞・副詞のイメージをつかむと覚えやすくなります。

  • out=外へ、最後まで:hammer out(議論して結論を出す)
  • off=離れる:stave off(食い止める)
  • up=完全に、増える:drum up(〔支持などを〕集める)

読書で「再会」させる

単語帳で覚えた単語を、英字新聞や雑誌の記事で見つけると記憶がぐっと強くなります。1級の語彙は、単語帳だけで覚えるより、本物の英文で再会する回数を増やすことが定着のカギです。

長文:専門的な話題の「推論」に慣れる

1級の長文は、科学・歴史・社会問題などの専門的な話題が中心です。本文にはっきり書かれていないことを、文脈から推論して答える設問も含まれます。

読み方のポイント

  • 段落の最初と最後の文で、その段落の役割をつかむ
  • 研究者・批判者・筆者、それぞれの立場を区別する
  • 設問の選択肢は本文の言い換え。同じ単語が使われている選択肢ほど疑ってかかる

背景知識を増やす

1級の長文は、背景知識があるかどうかで読みやすさが大きく変わります。科学ニュース、歴史、経済などの英語記事を日頃から読むと、初めて見る話題でも「どんな展開になりそうか」を予想できるようになります。TED や TED-Ed の動画でさまざまな分野の話題に触れるのも、楽しく背景知識を増やす方法です。

練習

過去問の長文を解いたら、各段落を英語で1文に要約してみましょう。この練習は、1級の要約問題(90〜110語)の力にも直結します。

リスニング:インタビュー問題と長い講義

1級のリスニングには、2級・準1級にはないインタビュー形式の問題(2問)があります。ある分野の専門家や仕事をしている人へのインタビューを聞き、内容について答えます。

インタビュー問題の聞き方

  • 話し手の経歴・仕事の内容・考え方が問われやすい
  • 聞き手の質問が話題の区切りになるので、質問が変わるたびに「今は何の話か」を切り替える
  • 選択肢を事前に読み、話題の順番を予想しておく

長い音声に耐える集中力を

1級のリスニングは約35分と長く、1つの音声も長めです。練習では、英語のポッドキャストや講義動画をメモを取りながら10分以上聞くトレーニングが効果的です。メモは単語だけで十分。「誰が」「何を」「なぜ」を矢印でつなぐ程度にしましょう。

毎日の練習サイクル

  1. 過去問の音声を1回で解く
  2. スクリプトで確認し、聞き取れなかった部分に線を引く
  3. その部分だけをくり返し聞いてシャドーイング

この「聞けなかった部分をつぶす」作業が、1級レベルのリスニングを伸ばす一番の近道です。

面接:2分間スピーチとQ&A

1級の面接は、他の級と大きく違います。面接委員2人の前で、5つのトピックから1つを選び、短い準備時間のあと2分間スピーチをします。トピックは、科学技術の是非、経済、教育、政治など、社会性の高いものです。

スピーチの型

  1. 導入:トピックへの立場をはっきり言う(I strongly believe that...)
  2. 理由1+具体例
  3. 理由2+具体例
  4. 結論:立場をもう一度まとめる

2分間は思ったより短く、理由は2つ、多くても3つが現実的です。

例(自作の導入部分)

Topic: Should voting be compulsory?

I do not think voting should be compulsory. Although high turnout is important for democracy, forcing people to vote may lead to careless decisions. Instead, governments should focus on making it easier and more attractive for people to vote.

Q&A への備え

スピーチのあとは、面接委員から質問や反論を受けます。反対の立場からの質問を想定して、「確かに〜だが、…」(That is a fair point, but...)の形で答える練習をしておきましょう。

日頃から、社会問題について賛成・反対それぞれの理由を英語でメモしておくと、本番でトピックを選ぶ時間も短くなります。

半年プランとよくある失敗

1級は短期決戦よりも、半年ほどの計画で取り組む人が多い級です。

半年プラン

  1. 1〜2か月目:単語帳を高速で3周。英語記事を毎日1本読む。
  2. 3〜4か月目:長文とリスニングの過去問演習。要約・英作文を週1題書いて添削を受ける。
  3. 5か月目:過去問を時間を計って解き、時間配分を固める。
  4. 6か月目:弱点の総復習。スピーチの練習を週3回、録音して聞き返す。

よくある失敗

  • 単語帳を完璧に覚えるまで他を始めない:語彙だけで合格はできません。長文・リスニングと並行して進めましょう。
  • 英作文を書きっぱなしにする:1級のライティングは論理性が問われます。第三者の添削を受け、指摘を次の1題に生かしましょう。
  • スピーチを暗記した文章で乗り切ろうとする:トピックは当日わかります。暗記より「型」を体に入れることが大切です。

ポイント:1級は「毎日英語に触れる生活」を作ることが一番の対策です。試験対策と、英語で世界の話題を楽しむことを両立させましょう。

今日は、興味のある分野の英語記事を1本読んで、知らなかった単語を3つメモしてみましょう。

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よくある質問

英検1級はS-CBTで受けられますか?
英検S-CBTは準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級で実施されており、1級は対象外です。1級は従来型で受験します。
1級の面接で、スピーチのトピックは選べますか?
はい。与えられた5つのトピックの中から1つを選んでスピーチを行います。日頃からさまざまな分野の意見を準備しておくと選びやすくなります。
準1級に合格してから1級まで、どのくらいかかりますか?
学習時間や英語に触れる環境によって大きく異なります。まずは1級の過去問を1回解いて、語彙・長文・リスニングのどこに差があるかを確かめ、計画を立てましょう。
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英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
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