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📝 試験対策

🗓️ 中3英語の受験準備|4月から入試までの月別ロードマップ

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 6分🎁 読了で +10XP
中3になると、定期テストに加えて高校受験が現実的な目標になります。「受験勉強っていつから、何をすればいいの?」と不安になるのは当然です。この記事では、中3の英語を4月から入試直前まで月ごとに区切り、何をどの順番で進めればいいかを具体的に紹介します。

中3英語は「新しい単元」と「総復習」の二刀流

中3の英語が大変なのは、新しい文法を学びながら、同時に中1・中2の復習もしなければならないからです。

多くの教科書で中3に扱われる主な単元はこちらです。

  • 現在完了(経験・継続・完了)、現在完了進行形
  • 分詞の形容詞的用法(the boy playing tennis など)
  • 関係代名詞(who / which / that)
  • 間接疑問文(I know where he lives. など)
  • 仮定法(If I were a bird, ... など)
  • 原形不定詞(help 人 do / let 人 do など)

2021年度から全面実施された中学の学習指導要領では、仮定法や現在完了進行形などが中学で扱われるようになりました。一方で、高校入試で出題される英語の大部分は、中1・中2の文法と単語でできています。

ポイント:中3の1年間は「新しい単元を授業で固める」と「中1・中2の穴を自分で埋める」の2本立てで考えましょう。

4月〜7月:中1・中2の総点検と中3文法

この時期の目標

中1・中2の文法と単語の「穴」を見つけてふさぐこと。部活が続いている人も多いので、1日30〜45分で回せる計画にします。

やること

  • 中1・中2の文法問題集(薄いもの1冊)を、単元ごとに基本問題だけ解く
  • 間違えた単元に印をつけ、教科書の基本文を音読して復習
  • 単語は、教科書の中1・中2の単語を1日20語ずつテスト
  • 授業で習う現在完了は、3つの意味ごとに例文を覚える

現在完了の例文

  • I have visited Okinawa twice.(沖縄に2回行ったことがある)=経験
  • She has lived in this town since 2020.(2020年からこの町に住んでいる)=継続
  • I have just finished my homework.(ちょうど宿題を終えたところ)=完了

この時期の週間プラン例

  • 月・水・金:中1・中2の文法復習(1単元ずつ)
  • 火・木:中3の授業内容の復習+教科書音読
  • 土:1週間分の単語テスト
  • 日:間違えた問題の解き直し

8月(夏休み):受験英語の土台を完成させる

夏休みは、受験英語でいちばん大きく伸ばせる時期です。部活を引退した人は時間が増えるので、1日1.5〜2時間を目安に英語に取り組みましょう。

夏休みの3つの目標

  1. 中1・中2の文法をすべて1周終える
  2. 中学単語を一通り確認する(教科書の単語や、受験用単語帳の基本レベル)
  3. 長文とリスニングに慣れ始める

夏休みの1日メニュー例(英語90分)

  • 20分:単語(新しい語30語+復習)
  • 30分:文法問題集(1単元)
  • 25分:短めの長文1題を解き、本文を音読
  • 15分:リスニング問題1回分+スクリプトを見ながら音読

長文は、最初は短いものから始めて大丈夫です。解いた後に本文を音読することで、同じ文章から単語・文法・読むスピードをまとめて伸ばせます。

ポイント:夏休みは「新しい問題集を何冊も買う」より「1冊を2回やり切る」ほうが確実に力がつきます。

9月〜12月:実戦力を上げる

2学期は、定期テストや模試が続く時期です。授業の内容をしっかり押さえつつ、入試形式の問題に慣れていきます。

やること

  • 志望校がある都道府県の過去問を、形式を知るために1年分解いてみる
  • 長文は週2〜3題。時間を計って解く
  • リスニングは週3回以上。音声を聞きながら音読する
  • 英作文は、よく出る形式(自分の意見を書く、絵や表を説明する等)で週1〜2本書き、先生に見てもらう

模試の使い方

模試は点数や判定よりも、「どの大問で点を落としたか」を分析する材料です。

  • 単語がわからなかった → 単語の復習を増やす
  • 時間が足りなかった → 長文を時間を計って解く練習を増やす
  • 英作文で減点された → 型を決めて書く練習をする

週間プラン例

  • 月:長文1題+音読
  • 火:リスニング+英作文1本
  • 水:長文1題+音読
  • 木:文法の弱点単元の復習
  • 金:リスニング+単語テスト
  • 土:過去問または模試の復習
  • 日:1週間の間違い直し

1月〜入試直前:過去問と弱点つぶし

この時期の中心は過去問

志望校の入試問題(公立なら都道府県の問題)を、数年分解きます。

  1. 本番と同じ時間で解く
  2. 答え合わせをして、大問ごとの点数を記録
  3. 間違えた問題の原因(単語・文法・時間・うっかり)を書き出す
  4. 長文とリスニングの本文を音読する

直前期にやらないほうがいいこと

  • 新しい問題集に次々と手を出す
  • 難しすぎる問題に長時間こだわる
  • 睡眠時間を削る

直前期は、今まで使ってきた教材の「間違えた問題」を見直すのがいちばん効果的です。自分のノートや問題集の印は、世界にひとつだけの弱点リストです。

ポイント:入試前日は、新しいことはせず、よく使う例文と単語を軽く確認して早めに寝ましょう。

分野別:長文・リスニング・英作文の伸ばし方

月別の計画とは別に、入試の3大分野それぞれの伸ばし方も押さえておきましょう。

長文

解いた長文は、必ず「解きっぱなし」にしないこと。答え合わせの後に、わからなかった単語を調べ、本文を3回音読します。同じ文章を何度も読むことで、読むスピードが少しずつ上がっていきます。

リスニング

問題を解いた後に、スクリプト(読まれた英文)を見ながら音声を聞き、聞き取れなかった部分に線を引きます。聞き取れない原因の多くは、「知らない単語」か「音のつながり」です。たとえば Can I have a cup of tea? は、ゆっくり読む時と、自然な速さで読む時とで、聞こえ方がかなり変わります。

英作文

英作文は「型」を決めてから練習すると安定します。

  • I think that students should read books every day.(自分の意見)
  • I have two reasons.(理由の数)
  • First, ... Second, ...(理由1・理由2)

難しい単語は使わず、中1・中2の文法で正確に書くことを優先しましょう。書いたら、学校の先生に添削をお願いするのが一番の近道です。

中3でよくある失敗と、今日からの一歩

最後に、中3でよくある失敗を3つ紹介します。

  1. 計画を立てるだけで満足する

きれいな年間計画を作っても、実行できなければ意味がありません。月ごとの目標は1〜2個に絞り、週単位で「できた・できなかった」を確認しましょう。

  1. 苦手な単元から目をそらす

苦手な単元は、入試でも同じように点を落とします。1つずつでいいので、苦手単元を「ふつう」に引き上げることを意識してください。

  1. リスニングを後回しにする

リスニングは短期間では伸びにくい分野です。1日10分でも、早い時期から毎日続けることが大切です。

受験勉強は長距離走です。最初から全力で走る必要はありません。今日は、中1の教科書を開いて、最初の数課を音読してみてください。スラスラ読めれば自信に、つまずけばそこが最初の復習ポイントになります。

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✅ 今日からやること

よくある質問

高校受験の英語はいつから始めればいいですか?
中3の4月から、中1・中2の復習を少しずつ始めるのが理想です。部活で忙しい人も、1日20〜30分の復習を続けておけば、夏休みから本格的に取り組むときに差がつきます。
過去問は何年分解けばいいですか?
目安は3〜5年分です。1回解いて終わりにせず、間違えた問題の解き直しと、長文・リスニングの本文の音読までやると効果が大きくなります。
中3から英語を始めても間に合いますか?
間に合う可能性は十分あります。中1の文法から順に、基本問題に絞って短期間で1周するのが近道です。単語と音読を毎日欠かさず続けましょう。
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英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
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