「聖地巡礼」を英語で言うと?
「聖地巡礼」は、英語では anime pilgrimage と表されることが多いです。pilgrimage はもともと宗教的な「巡礼」を意味する単語ですが、ファンが思い入れのある場所を訪ねることにも使われます。
アニメを知らない人に説明するときは、次のように言うと伝わります。
- It's called "seichi junrei," or anime pilgrimage. Fans visit real places that appear in anime.(「聖地巡礼」っていって、アニメに出てくる実在の場所をファンが訪ねるんだ)
- Many anime are set in real towns in Japan, so fans travel there to see the scenery in person.(日本の実在の町が舞台のアニメが多いから、ファンが実際の景色を見に行くんだよ)
ポイントは be set in 〜(〜が舞台である)という表現です。
- This anime is set in a small seaside town.(このアニメは海辺の小さな町が舞台です)
- The story takes place in Tokyo.(物語は東京で展開します)
take place in も「〜で起こる・展開する」という意味で、物語の舞台を説明するときによく使います。
場所を紹介する基本表現
聖地を紹介するときは、「どこか」「作品のどの場面か」「今どうなっているか」の3点を押さえると伝わりやすくなります。
場所と作品を結びつける
- This station appears in the opening scene.(この駅はオープニングの場面に出てきます)
- You can see this bridge in episode 3.(この橋は第3話で見られます)
- This is the shrine the characters visit on New Year's Day.(ここはキャラクターたちがお正月に訪れる神社です)
実物とアニメを比べる
- It looks exactly like the anime!(アニメとそっくり!)
- The anime version is a little different, but you can recognize it.(アニメ版は少し違うけど、わかるよね)
- They drew it in great detail.(とても細かく描かれています)
今の様子を伝える
- The shop is still open today.(そのお店は今も営業しています)
- The area has changed a bit since the anime aired.(放送当時から少し変わりました)
*aired* は「放送された」という意味で、テレビアニメについて話すときによく使います。
マナーを英語で伝える
聖地の多くは、住民が暮らす普通の町や、信仰の場である神社・お寺です。海外のファンに案内するときは、マナーも英語で伝えられるようにしておきましょう。
- Please be quiet here. People live in this neighborhood.(ここは静かにお願いします。住宅街なので)
- Please don't block the road when you take photos.(写真を撮るときは道をふさがないでね)
- You shouldn't take pictures of people without asking.(勝手に人の写真を撮らないほうがいいよ)
- This is a place of worship, so please be respectful.(ここは祈りの場なので、敬意を持ってね)
- Some places don't allow photos. Let's check the signs.(撮影禁止の場所もあるから、看板を確認しよう)
命令文だけだと強く聞こえるので、Please や Let's、You might want to 〜(〜したほうがいいかも)を使うと、やわらかく伝えられます。
- You might want to come early in the morning. It gets crowded later.(朝早く来たほうがいいかも。あとで混むから)
ポイント:地元への配慮を伝えることは、聖地を守ることにもつながります。
道案内とアクセスの英語
聖地は観光地から離れていることも多く、道案内が必要になることがあります。基本表現を覚えておきましょう。
- Take the local train and get off at the third stop.(各駅停車に乗って、3つ目の駅で降りてください)
- It's about a ten-minute walk from the station.(駅から歩いて10分くらいです)
- Go straight and turn left at the convenience store.(まっすぐ行って、コンビニを左です)
- You'll see the shrine on your right.(右手に神社が見えます)
- The bus doesn't come very often, so check the timetable.(バスの本数が少ないので時刻表を確認してね)
地方の聖地では、電車やバスの本数が少ないことも珍しくありません。これは海外からの旅行者が困りやすいポイントなので、伝えてあげると親切です。
- The last bus leaves at 6 p.m.(最終バスは午後6時です)
- You'll need an IC card or cash for the bus.(バスはICカードか現金が必要です)
SNSで聖地の写真を英語で投稿する
聖地巡礼の写真をSNSに英語で投稿すると、海外のファンとつながるきっかけになります。短く、わかりやすく書くのがコツです。
投稿の型
- どこに来たか:*Visited the real-life location of 〇〇!*
- 感想:*It felt like stepping into the anime.*
- ひとこと情報:*It's a 5-min walk from the station.*
例文
- Finally made it to the bridge from the anime! It looks just like the show.(ついにアニメの橋に来た! 作品そのまま)
- Real life vs. anime. Can you tell the difference?(実物 vs アニメ。違いわかる?)
- Such a peaceful town. I understand why they chose it as the setting.(すごく穏やかな町。舞台に選ばれた理由がわかる)
注意点として、他人の顔や家、車のナンバーが写り込まないようにしましょう。また、作品の画像(スクリーンショット)を並べて投稿する場合は、権利者のルールに気をつける必要があります。自分で撮った写真だけで投稿するのが安心です。
聖地巡礼で英語を伸ばす練習法
聖地巡礼は、英語の「説明する力」を鍛える絶好の題材です。実際に行かなくても、次のような練習ができます。
- 好きな作品の舞台を1か所調べる(公式サイトや自治体の観光情報が確実)
- その場所を英語3文で説明する(どこ・作品のどこ・おすすめポイント)
- アクセス方法を英語で書く
- マナーを1つ英語で書く
- 30秒で話す練習をする
例(架空の町)
- This town is the setting of a popular anime about a high school band.
- You can see the school gate and the riverside path from the show.
- It's about an hour from Tokyo by train, and the town is quiet, so please be respectful.
自分の地元に聖地がある人は、ぜひ地元版を作ってみましょう。「自分の町を英語で紹介する」練習は、英検の面接や修学旅行のプレゼンにも活かせます。
よくある失敗と1週間メニュー
よくある失敗
- 作品名だけで説明した気になる:作品を知らない人には、場所そのものの魅力も説明しましょう。
- マナーを強い命令口調で伝える:Please や Let's を使ってやわらかく。
- 不確かな情報を伝える:営業時間や撮影ルールは変わることがあるので、公式情報を確認してから。
1週間メニュー(1日10〜15分)
- 月:be set in / take place in / appear in を使って3文作る
- 火:好きな聖地(または地元の名所)を英語3文で説明
- 水:その場所へのアクセスを英語で書く
- 木:マナーの表現を3つ覚える
- 金:SNS投稿風の英文を2つ作る
- 土:30秒の紹介スピーチを録音して聞き直す
- 日:振り返り
今日はまず、「This anime is set in ___.」の空欄を、好きな作品で埋めてみてください。



