英検準1級 S-CBT
完全攻略
S-CBTで受けられる最上位級。語彙・要約・意見論述・ナレーションの攻略と、「合格までに何を・どれだけ・どのようにやるか」を数字で解説します。
試験の中身(2024年度〜新形式)
| 技能 | 形式 | 問題数 | 時間 |
|---|---|---|---|
| リーディング | 大問1:短文の語句空所補充 | 18問 | R+W 90分 |
| 大問2:長文の語句空所補充 | 6問 | ||
| 大問3:長文の内容一致選択 | 7問 | ||
| ライティング | 要約(英文を60〜70語で要約) | 1題 | |
| 意見論述(TOPIC+POINTSに120〜150語) | 1題 | ||
| リスニング | Part1:会話の内容一致 | 12問 | 約30分 放送1回 |
| Part2:文章の内容一致 | 12問 | ||
| Part3:Real-Life形式(状況を読んで聞く) | 5問 | ||
| スピーキング | 4コマナレーション(準備1分・2分)/No.1〜No.4 質疑 | 5課題 | 約8分 (S-CBTは最初) |
合格点とCSEのしくみ
一次(R+L+W)
1792 / 2250各技能750点満点。約8割が目安。
二次(S)
512 / 750素点38点中 約26点が目安。
最重要の事実
ライティング2題で750点分。語彙18問より、要約と意見論述の出来が合否を決める。合格の方程式目安は R 7割/L 7割/W 8割。語彙は満点を狙わず7割で良いが、ライティングで崩れると取り返せない。準1級は「書ける人が受かる」試験です。
合格に必要な学習量【部活あり・なし別】
2級に合格している高校生が準1級に届くまでの目安は約180〜250時間。2級より語彙のレベルが一段上がるため、単語帳を毎日回せるかが勝負。平日は短くても、毎日続けること+土日で積み上げるのが合格の型です。
| ⚽ 部活あり | 📚 部活なし | |
|---|---|---|
| 平日 | 1日30分 | 1日60分 |
| 土日・休日 | 1日2時間 | 1日3時間30分 |
| 1週間 | 約6.5時間 | 約12時間 |
| 2級合格者が準1級に届くまで(目安180〜250時間) | 約28〜38週(7〜9か月) | 約15〜21週(4〜5か月) |
| 単語帳のペース | 平日40語+週末総復習 | 平日50語+句動詞10+週末総復習 |
| ライティング | 週2本(土・日) | 週4本(火・木・土×2) |
短い時間で受かるための優先順位
- 単語・句動詞:毎日。大問1だけでなく長文・リスニングの土台
- ライティング(要約+意見):2題で1技能分のCSE。週2本は必ず書く
- 長文精読:週1〜2題を丁寧に。背景知識も増える
- 実践リスニング:BBC 6 Minute English・CNN 10・神動画図鑑で毎日「生きた英語」。過去問だけでは足りない
- ナレーション:最後の4週間で週2枚。表現は使い回せる
あなた専用の学習プラン
級・部活・受験までの週数を選ぶと、平日と土日のメニュー、1週間の予定、間に合うかどうかが出ます。
🗓 あなた専用の学習プランをつくる
受ける級
部活
今のレベル
受験まで
おすすめ単語帳と回し方
📗 でる順パス単(旺文社)
英検の出題データをもとに「でる順」に並んだ定番の単語帳。準1級は6訂版が最新(2級も最新版を)。
- まず「でる度A」だけを3周 → 次にB → C
- 音声を聞きながら「見て3秒で意味が言える」が合格ライン
- 書けなくてOK。読んで・聞いてわかるを最優先
📘 単熟語EX(ジャパンタイムズ出版)
『出る順で最短合格!英検 単熟語EX』。単語と熟語を1冊でまとめて仕上げられる。
- 見出し語だけでなく例文ごと音読して覚える
- 熟語・句動詞のページは大問1の後半対策に直結
- 1日のノルマを決めて毎日同じ時間に
どっちを選ぶ? → 1冊に決めて浮気しないパス単かEX、どちらか1冊を最後までやり切るのが最強です。2冊を中途半端にやるより、1冊を5周。学校で配られている方、または書店で見て「続けられそう」と感じた方でOK。
単語帳の回し方(部活あり・なし共通)
- 1周目は「知ってる/知らない」を仕分けるだけ:1語3秒。知らない語にだけ印。
- 2周目以降は印の語だけ:回すスピードがどんどん上がる。
- 音声を必ず使う:リスニングとスピーキングの土台にもなる。通学中が最適。
- 週末は1週間分の総復習:ここで×が残った語は翌週のノルマに追加。
- 試験2週間前はファイナルチェック単語200:このアプリの 単語200 で最終確認。
準1級は「実践的な英語学習」で受かる
準1級は「過去問と単語だけ」では足りない準1級の長文・リスニングは、環境・医療・テクノロジー・心理学・歴史など本物の英文記事やニュースに近い素材から作られています。意見論述や面接でも、社会問題について自分の言葉で理由を述べる力が問われます。過去問と単語帳は「形式に慣れる」「語彙の土台を作る」ためには必須ですが、それだけでは初見の話題を聞き取り、読み、意見を言う力は育ちにくいのです。
だからこそ準1級は、ふだんから英語の動画・ニュースに触れる「実践的な英語学習」が合格への近道です。
| 実践学習 | 伸びる力 | 準1級のどこに効く? |
|---|---|---|
| BBC 6 Minute English(毎日1本) | 自然な会話のスピード・言い換え | リスニングPart1・2、面接の受け答え |
| CNN 10(週2〜3本) | ニュースの速さ・時事語彙 | リスニングPart2、長文の背景知識 |
| 神動画図鑑でTED・TED-Ed(週2本) | アカデミックな話題の理解・論理展開 | 長文大問3、要約、意見論述の具体例 |
| 時事英語ナビ(毎日20語) | 社会テーマの語彙 | 大問1・長文・ライティング・面接No.2〜4 |
動画・ニュースの使い方(3ステップ)
- 字幕なしで1回:わからなくてOK。何の話かをつかむ。
- 英語字幕(スクリプト)で確認:聞き取れなかった所と知らない語をチェック。使えそうな表現を1つメモ。
- シャドーイング or 要約:1分だけ音声に重ねて言う。または内容を英語2〜3文でまとめる(=要約問題の練習)。
部活がある人は「すき間の6分」通学中にBBC 6 Minute Englishを1本。これだけで1か月に約30本、3時間分の「生きた英語」に触れられます。土日は神動画図鑑で好きなTEDを1本。
超イチオシ 無料
🎬 英語の神動画図鑑
TED・TED-Ed・英語ニュース・英検対策まで、英語学習に本当に使える動画を4,000本以上厳選。1本ずつに「英語学習での使い方」つき。「今日の1本」、クイズ、ポモドーロ、多読ログで毎日の習慣にできます。
- 準1級の長文・リスニングに出るような科学・社会・心理の話題を、動画で「生きた英語」として吸収
- 字幕あり→字幕なし→シャドーイングの3段階で、リスニング力と語彙が同時に伸びる
- 部活で疲れた日も「1日1本だけ」なら続けられる
ニュース英語で鍛える(時事英語ナビ)
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時事英語ナビ(原田英語)ニュース英語5,000語以上を意味・例文・音声つきで。毎日20語、見出しクイズ。準1級の長文・意見論述・面接の社会テーマの語彙が一気に増える。
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BBC Learning Englishで時事英語BBCの学習者向けニュース番組を日本語解説つきで。ニュースの英語表現が「使える形」で身につく。
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BBC 6 Minute English1本たった6分。2人の自然な会話で、社会・科学・生活の話題を聞く。通学中の定番。準1級リスニングPart1・2の練習に最適。
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CNN 10世界のニュースを10分で。速さとアメリカ英語に慣れる。準1級Part2(アカデミックな説明)や時事テーマの背景知識に。
時間配分(リーディング+ライティング90分)
| パート | 目安 | コツ |
|---|---|---|
| 大問1 語彙18問 | 10分 | 知らない語は語源と消去法で即決 |
| 大問2 長文空所6問 | 12分 | 空所の主語特定+ディスコースマーカー |
| 大問3 内容一致7問 | 23分 | 設問先読み→段落単位で |
| 要約 | 17分 | 段落要点メモ→抽象化→60〜70語 |
| 意見論述 | 23分 | POINTSから2つ選ぶ→構成3分→執筆 |
| 見直し | 5分 | 語数・スペル・冠詞 |
リーディング大問別攻略
大問1(語彙18問)
- 2文構成の問題は、1文目が空所のヒント。「〜だった。だから彼は( )した」の因果を読む。
- 知らない単語は語源で推測(dis-=否定、-ate=動詞化、pre-=前)。
- 句動詞は前置詞・副詞のイメージで解く:off(離れる・止まる)、out(外へ・完全に)、up(上へ・完了)。
大問2(長文空所6問)
- 空所に入るのは「つなぎ語」か「内容」。内容なら空所を含む文の主語を特定するのが第一歩。
- 詳しくは 準1級 大問2 攻略(ディスコースマーカー42語)
大問3(内容一致7問)
- 本文は学術的。各段落の1文目(トピックセンテンス)だけ先に拾うと全体像が一瞬でわかる。
- 選択肢は本文の抽象的な言い換え。極端な語(always/never/only)が入った選択肢は疑う。
- 詳しくは 準1級 大問3 攻略
リスニング攻略
- Part1(会話12問):話者の本音・決定が問われる。Actually/I'd rather の後に注意。
- Part2(文章12問):アカデミックな説明文。研究結果・逆接・結論がポイント。タイトルで話題を予測。
- Part3(Real-Life 5問):状況文と質問を読む10秒で「自分は何をすべきか」を把握し、条件に合う1つを聞き取る。条件の後出し(but if…)に注意。
ライティング攻略(要点)
- 意見論述:序論(主張)→ 本論2段落(POINTSを2つ使う)→ 結論。各理由に具体例を1つ。
- 要約:本文の具体例を抽象的な言葉にまとめ、本文と違う言い回しで60〜70語に。
- 全テンプレ・模範解答・予想問題は ライティング攻略ページ へ。詳しくは 120〜150語は10文で届く
スピーキング攻略(要点)
- ナレーション(15点=全体の約4割):準備1分で矢印の言葉と各コマの動作・セリフを確認。1コマ30秒×4、過去形しばり。
- No.1:I'd be thinking, "…" で、後悔なら should have+過去分詞。
- No.2〜No.4:立場→理由①→理由②で40秒。No.4の話題導入文のキーワードを借りて答え始める。
- 全テンプレと予想カードは 面接攻略ページ へ。
攻略ガイド(アプリ内で全文が読めます)
よくある質問
❓ 2級合格からどのくらいで準1級に届く?
部活なし(平日1時間・休日3時間半)で4〜5か月、部活あり(平日30分・休日2時間)で7〜9か月が目安。語彙の差が一番大きいので、単語帳から始めてください。
❓ 語彙問題が全然わからない
大問1は7割で合格できます。満点を狙うより、ライティングに時間を回すのが得策。
❓ 要約で何を書けばいいかわからない
各段落の「言いたいこと」を1文ずつ。具体例は捨てるか抽象化。ライティングページの手順どおりに。
❓ ナレーションで2分話せない
1コマ2〜3文でOK。4コマ全部に触れることが最優先。時間が余れば感情描写を足す。