B1形容詞ラテン系

properの語源と意味

/ˈprɑːpɚ/プロパー

適切な、正しい

パーツに分けると

proper語根自分自身の・固有のラテン語 proprius

自分自身の → 本来そのものの → 適切な・正しい

コアイメージ
そのものに本来備わった

proper の語源ストーリー

proper は、ラテン語 proprius「自分自身の、固有の」から、古フランス語 propre を通って13世紀末ごろ英語に入りました。proprius は pro privo「個人のために」から来たとする説がありますが、はっきりしません。元の意味は「そのものだけに属する」です。文法の proper noun(固有名詞)に、この意味が残っています。そこから「本来あるべき、ふさわしい」へ意味が広がりました。名詞の後ろに置くと「本来の、厳密な意味での」となり、Tokyo proper(郊外を除いた東京そのもの)のように使います。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    proprius
    自分自身の・固有の
  2. 2
    古フランス語
    propre
    自分の・ふさわしい
  3. 3
    英語13世紀末ごろ
    proper

例文

Wearing proper shoes is important when you run long distances.
長距離を走るときは、適切な靴を履くことが大切だ。

よく使う形:in a proper way(適切なやり方で)

暗記フック

「その場に本来備わるべき」が原義。properlyで「きちんと」。appropriateも同じproprius一族

入試・使い方のポイント

proper は「適切な・きちんとした」。in the proper way(正しいやり方で)。名詞の後ろに置くと「本来の・厳密な意味での」の意味。

受験ミニ情報 properly speaking(厳密に言えば)、improper(不適切な)が頻出。名詞の後ろに置く用法も読解で問われる。

派生語・言い換え受験で問われる形

properly副詞 きちんと・適切に
improper形容詞 不適切な
propriety名詞 礼儀正しさ

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(5語)

property財産・特性(自分のもの)appropriate適切な(自分のものにした)
proprietor所有者
propriety礼儀正しさ(ふさわしさ)
expropriate(財産を)取り上げる

ほかの言語の兄弟

フランス語propre自分の・清潔な
スペイン語propio自分の
イタリア語proprio自分の

語源で推理!ミニクイズ

proper と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

properの語源は?

ラテン語 proprius(自分自身の)→ その場にふさわしく備わった proper は、ラテン語 proprius「自分自身の、固有の」から、古フランス語 propre を通って13世紀末ごろ英語に入りました。proprius は pro privo「個人のために」から来たとする説がありますが、はっきりしません。

properの意味は?

適切な、正しい(形容詞)。コアイメージは「そのものに本来備わった」です。

properの覚え方は?

「その場に本来備わるべき」が原義。properlyで「きちんと」。appropriateも同じproprius一族 同じ語源の property・appropriate・proprietor とまとめて覚えると効率的です。

properの発音は?

/ˈprɑːpɚ/(プロパー)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。