B1動詞ラテン系

cheatの語源と意味

/tʃiːt/チート

カンニングをする、をだます

絵で分かる語源

cheat の語源のイメージ:人の物をだまし取る
人の物をだまし取る
cheat元の語没収(の短縮)アングロ=ノルマン語 eschete

外へ+落ちる → 領主に渡る没収 → だまし取る

cheat の語源ストーリー

cheat の祖先は、中世の法律用語 escheat「没収」です。持ち主が跡継ぎなしに死ぬと、その土地は領主や王のものになりました。これが escheat で、ラテン語の ex「外へ」と cadere「落ちる」から来ています。持ち主の手から「落ちて」よそへ渡るわけです。没収を取り仕切る役人は、不正が多いことで悪名が高かったようです。そこから16世紀、cheat が「だます」の意味になりました。ゲームの「チート」も同じ語です。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    cadere
    落ちる
  2. 2
    古フランス語
    escheoir
    (財産が)落ちてくる・回ってくる
  3. 3
    アングロ=ノルマン語
    eschete
    没収された土地
  4. 4
    中英語
    chete
    没収
  5. 5
    英語16世紀に「だます」
    cheat

例文

Anyone who cheats on the final exam will get a score of zero.
期末試験でカンニングをした者は誰でも0点になる。

よく使う形:cheat on a test(テストでカンニングする)

暗記フック

ゲームの「チート(cheat)行為」=ずるをすること。「カンニング」は和製英語で、英語ではcheatを使うのが入試頻出ポイント。

入試・使い方のポイント

試験の不正は cheat on a test。cheat A out of B(AをだましてBを奪う)、cheat on 恋人(浮気する)も重要。

受験ミニ情報 「カンニングする」の英訳で cunning を選ばせるひっかけが定番。正解は cheat。

派生語・言い換え受験で問われる形

cheater名詞 ずるをする人
cheating名詞 不正行為・カンニング

言い換え(同じような意味)

deceiveだます
swindle詐欺にかける
conだます(口語)

同じ語源の仲間(6語)

語根 cad(落ちる、起こる)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語échoir期限が来る・(運として)回ってくる

語源で推理!ミニクイズ

cheat と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

cheatの語源は?

escheat(領地没収)の短縮:ex(外へ)+cad(落ちる ← cadere)→ 没収する → だまし取る cheat の祖先は、中世の法律用語 escheat「没収」です。持ち主が跡継ぎなしに死ぬと、その土地は領主や王のものになりました。

cheatの意味は?

カンニングをする、をだます(動詞)。コアイメージは「人の物をだまし取る」です。

cheatの覚え方は?

ゲームの「チート(cheat)行為」=ずるをすること。「カンニング」は和製英語で、英語ではcheatを使うのが入試頻出ポイント。 同じ語源の escheat・chance・accident とまとめて覚えると効率的です。

cheatの発音は?

/tʃiːt/(チート)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。