A1冠詞ゲルマン系

aの語源と意味

/ə/ア

1つの、ある〜

パーツに分けると

a元の語1つの古英語 ān

1つの → 弱く発音される → ある〜・1つの

コアイメージ
元は数の「1つ」

a の語源ストーリー

英語でいちばんよく使う語の一つ a は、もとは one と同じ語でした。古英語では ān と書き、「1つの」という数を表していました。この語が名詞の前で弱く発音されるうちに、an という冠詞になります。12世紀ごろから、子音の前では n が落ちて a になりました。n の位置がずれた語もあります。a napron が an apron(エプロン)に、a nadder が an adder(毒ヘビ)になったのです。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    印欧祖語
    *oi-no-
    1つ
  2. 2
    ゲルマン祖語
    *ainaz
    1つ
  3. 3
    古英語
    ān
    1つの
  4. 4
    中英語
    an / a
    ある〜
  5. 5
    英語12世紀ごろ(an から分かれる)
    a

例文

I saw a cute dog in the park this morning.
今朝、公園でかわいい犬を1匹見かけた。

よく使う形:a lot of(たくさんの)

暗記フック

もともとはone(ワン)。「1つの」という意味が薄まって「ア」になったと考えると使い方が分かる

入試・使い方のポイント

a/an は次の語の「音」で選ぶ。an hour、a university、an MP。つづりの文字ではなく発音を見る。

受験ミニ情報 「〜につき」の a も頻出。once a week(週に1回)、100 yen a kilo。per と同じ働き。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

one1つの
per〜につき(once a week の a)

同じ語源の仲間(7語)

ほかの言語の兄弟

ドイツ語ein1つの
オランダ語een1つの
ラテン語unus1つ

語源で推理!ミニクイズ

a と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

aの語源は?

one(1つ)の発音が弱まってできた形 英語でいちばんよく使う語の一つ a は、もとは one と同じ語でした。古英語では ān と書き、「1つの」という数を表していました。

aの意味は?

1つの、ある〜(冠詞)。コアイメージは「元は数の「1つ」」です。

aの覚え方は?

もともとはone(ワン)。「1つの」という意味が薄まって「ア」になったと考えると使い方が分かる 同じ語源の one・an・alone とまとめて覚えると効率的です。

aの発音は?

/ə/(ア)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。