原田英語の英語大全勉強法ぜんぶ入り

スラッシュ・リーディング(意味のかたまりで前から読む)

Chunked Reading (Slash Reading)

3秒でわかる英文を区切り、前から順に意味をとる読み方

英文の意味のかたまりごとに「/」を入れ、左から右へ、かたまりごとに意味をとっていく読み方です。文の最後まで読んでから後ろに戻って訳すのではなく、英語の語順のまま理解するクセがつきます。同時通訳者が、話し手の英語を前から順に訳していく考え方に近い練習です。

1回 15分インプット初級後半から中級向け。返り読みのクセがある人に特に効きます。
🎈

たとえるなら

回転ずしのお皿は目の前を流れていき、戻ってはきません。英語の音声も同じで、前から順に流れていきます。スラッシュ・リーディングは、流れてくるお皿を1皿ずつ取る練習です。

目から鱗・知ってた?

同時通訳者は文の最後を待たずに訳している?

その思い込み、実は…

カードをタップすると答えが出ます

きれいな日本語に訳せないと読めていない

読むときの目的は意味をつかむことで、きれいな和訳を作ることではありません。「私は行った、駅へ、彼女に会いに」のようなぎこちない日本語でも、意味がつかめていれば十分読めています。

斜線を入れる場所には正解がある

だいたいの目安はありますが、決まった正解はありません。慣れるほどかたまりは大きくなり、斜線の数は減っていきます。最初は細かく、だんだん大きく区切っていけばかまいません。

なぜ効く?

同時通訳の訓練では、文を見ながら前から訳していく「サイト・トランスレーション」が使われますが、スラッシュ・リーディングそのものの効果を厳密に調べた研究は多くありません。日本の英語教育の現場で広まった、経験則中心の方法です。返り読みを減らす補助輪として使うのが現実的です。

やり方

  1. 音声つきの英文を用意し、まず1回ふつうに読む
  2. 長い主語のあと、前置詞の前、接続詞の前などに「/」を入れる
  3. かたまりごとに短い日本語で意味をメモする(例:I went / to the station / to meet her → 私は行った/駅へ/彼女に会いに)
  4. 日本語メモを見ずに、かたまりごとに意味を浮かべながら前から読み直す
  5. 音声を聞き、話し手が区切っている場所と自分の斜線を比べる

動画で見て、まねする

中学生向けスラッシュ読み入門高校受験 SAPIX中学部|英文を素早く正確に訳す!スラッシュ・リーディング入門編

使い方:区切り方の入門です。動画の区切り方を見たら、教科書の英文1段落に自分で「/」を入れ、かたまりごとに意味を前から書いていきます。

スラッシュリーディングの正解武田塾チャンネル|参考書のやり方・大学受験情報|【森鉄先生がドンドン答える!!】スラッシュリーディングの正しいやり方!!|《一問一答》教えて森田先生!!

使い方:スラッシュリーディングの目的と注意点を短く確認します。見たあと、自分のスラッシュの入れ方が細かすぎないかを見直します。

長文を速く正確に読む5つのコツブレイクスルー佐々木|【完全版】英語長文を速く正確に読むコツ 5選

使い方:長文を速く正確に読むコツを聞き、スラッシュを入れた英文を、かたまりごとに前から読み下す練習につなげます。1つずつ長文演習で試します。

特殊な読解法に振り回されない武田塾チャンネル|参考書のやり方・大学受験情報|パラグラフリーディング…ロジカルリーディング…スラッシュ…特殊な英語長文読解法に惑わされるな!|受験相談SOS

使い方:読解法にふりまわされないための考え方です。スラッシュはずっと使う物ではなく、慣れたら頭の中で区切る段階に進む目安を決めておきます。

レベル別のやり方

短い英文に細かく斜線を入れ、かたまりごとに短い日本語のメモを書いてから、前から順に読む

今日の5分チャレンジ

英文を3文選び、意味のかたまりごとに斜線を入れましょう。そのあと、かたまりごとに意味を浮かべながら前から3回読みます。

できたかチェック

日本人の落とし穴

学校の英文和訳では「彼女に会うために駅へ行った」のように後ろから訳すことが多く、そのクセが読む速さとリスニングの両方を遅くしています。音声は前からしか流れてこないので、前から理解する力がないと聞き取れません。斜線は、そのクセを直すための補助輪です。

よくある失敗

  • 1語ごとに斜線を入れすぎて、かえって意味がバラバラになる
  • 斜線を入れたあと、結局日本語の語順に並べ直して訳してしまう
  • いつまでも斜線に頼り、斜線なしで読む練習に移らない

立場別メニュー

Read in chunks, left to right, never backward.かたまりごとに、左から右へ。後ろには戻らない。