スマホ・PCの英語化(環境づくり)
Digital Immersion
3秒でわかる毎日さわるスマホの画面を英語にする

スマホやパソコン、よく使うアプリの表示言語を英語に変えて、生活の中で英語に触れる回数を増やす方法です。毎日何十回も見る画面なので、Settings や Notifications などの単語が勝手に身につきます。勉強時間を増やさずに英語の量を増やせる、いちばん手軽な環境づくりです。
たとえるなら
家の壁に世界地図を貼っておくと、勉強しなくても国の場所を覚えてしまいます。スマホの画面を英語にするのも同じです。毎日何十回も目にする言葉は、覚えようとしなくても頭に入ってきます。

目から鱗・知ってた?
単語は何回出会えば身につく?
Webb(2007年)の研究では、文の中で同じ単語に10回出会った学習者は、意味だけでなく使い方まで含めた知識が大きく伸びていました。1日に何十回も見るスマホの画面なら、10回はすぐに届きます。勉強時間をとらずに出会う回数を稼げるのが、環境を英語にする強みです。
その思い込み、実は…
カードをタップすると答えが出ます画面を英語にすると不便で困る
よく使うアプリのボタンの位置は体が覚えているので、言語を変えても意外と迷いません。不安なら、毎日使うアプリ1つだけから始めてください。画面に出るのは Settings や Privacy など、よく使う単語ばかりなので、すぐに慣れます。
目にするだけでは単語は覚えない
1回見ただけでは覚えませんが、毎日何度も目にする単語は別です。語彙研究では、同じ単語に何度も出会うほど身につきやすいことが知られています。スマホの画面は、その「何度も」を勝手に用意してくれる場所です。
なぜ効く?
表示言語の切りかえそのものを測った研究は見当たらず、ポリグロットや独学者の実践に基づく経験則です。ただ、触れる回数が多い語ほど覚えやすいことは語彙研究で広く知られており、毎日目にする画面を英語にするのは、その回数を自然に増やす工夫です。
やり方
- まずよく使うアプリ1つ(YouTube や SNS)の表示を英語に変える
- 1週間慣れたら、スマホ本体の言語を英語にする
- わからない表示はスクリーンショットを撮り、夜にまとめて調べる
- YouTube のおすすめが英語になるよう、英語の動画を検索して登録する
- ネット検索も、知りたいことを英語で検索する日を週1回つくる
動画で見て、まねする
使い方:上級者向けです。イマージョンの考え方を聞いたら、スマホの言語設定を英語に変える前に、毎日英語に触れる時間と場所を3つ書き出します。
使い方:スマホにまつわる英語表現を短く学べます。設定を英語に変えた初日に見て、画面で目にした英単語を3つメモし、意味を確かめます。
使い方:スマホの通知に気が散る人向けです。紹介されるヒントから1つ選び、英語化した端末で不要な通知を切って、英語の表示だけが目に入るようにします。
使い方:上級者向けです。スマホとの付き合い方を考えたあと、つい見てしまうアプリの時間を、英語のアプリや英語のニュースに置きかえる計画を立てます。
レベル別のやり方
まず YouTube など、使い方をよく知っているアプリ1つだけを英語表示に切りかえます。
スマホ本体の言語を英語に切りかえ、調べものも英語で検索する日を、週に1日作ります。
ニュースアプリ、SNS、ゲームまで英語にし、毎日の情報を英語で受け取る生活に切りかえます。

今日の5分チャレンジ
YouTube か、よく使うSNSを1つ選び、表示言語を英語に変えます。今日1日使ってみて、意味がわからなかったボタンやメニューを3つメモし、寝る前に調べてください。
できたかチェック
日本人の落とし穴
日本人はわからないと不安になり、すぐ日本語表示に戻してしまいがちです。最初はよく使い、操作を覚えているアプリから始めれば迷いません。また、英語にしたあとも文字を読まずにアイコンだけで操作していると効果が薄いので、意識して表示の英語を読むようにしてください。
よくある失敗
- スマホ全体をいきなり英語にして、困って1日で戻す
- 表示を英語にしても、文字を読まずにアイコンだけで操作する
- わからない単語を調べず、意味を知らないまま放置する
立場別メニュー
| 中学生 | ゲームの表示言語を英語に変えてみる |
| 高校生 | YouTube と SNS の表示を英語にし、英語の動画を登録する |
| 大学生 | スマホとパソコンの言語を英語に。検索も英語で |
| 社会人 | 仕事に支障のない個人用スマホを英語にする |
| 大人のやり直し | まずはカメラや時計など、操作が簡単なアプリから英語に |