TOEFL Write an Email 対策|7分で書くメールの型と定型表現
TOEFL iBT新形式のライティングには、場面に合わせてメールを書く「Write an Email」があります。制限時間は約7分と短く、考えている時間はほとんどありません。だからこそ、型と定型表現を準備しておいた人が有利になります。この記事では、7分でメールを書き切るための構成と表現を紹介します。

01Write an Emailで求められること
ETSの公式情報に基づくと、Write an Emailは場面に合わせてメールを書くタスクで、時間は約7分です。大学生活の中で、教員、職員、クラスメートなどにメールを送る場面が考えられます。
このタスクで大切なのは次の3点です。
- 指示された内容をすべて含める:問題文で示された要素(目的・説明・依頼など)を漏らさない
- 相手に合った丁寧さ:教員にはていねいに、友人には少しくだけて
- 時間内に書き切る:7分で読み・構成・執筆・見直しまで
ポイント:7分のメールは「型に当てはめるだけ」の状態にしておけば、内容に集中できます。
使い方:どのメール問題にも使える型を紹介しています。この節の大切な3点と動画の型を照らし合わせ、自分用の型を4行で書き出します。
02メールの基本構成
メールは、次の4つのパートで構成すると安定します。
1. あいさつ
- Dear Professor Smith,(教員)
- Hi Alex,(クラスメート)
2. 目的
- I'm writing to ask about...
- I'm writing because...
3. 具体的な内容
状況の説明、依頼・提案の詳細、理由など。問題文で指示された要素にそれぞれ1〜2文ずつ触れます。
4. 結び
- Thank you for your time.
- I look forward to hearing from you.
- Best regards, / Thanks,
時間配分(約7分)
- 問題文を読み、書く要素を確認:1分
- 執筆:5分
- 見直し:1分
最初の1分で、書くべき要素を頭の中(またはメモ)で番号づけしておくと、書き漏れを防げます。
使い方:メールの構成に使える12の型の紹介です。この節の4つのパートごとに、使いやすい表現を1つずつだけ選んでテンプレートに加えます。
03自作の例:教員への依頼メール
想定の場面(練習用)
あなたは授業のレポートの締め切りに間に合いそうにありません。教員にメールで、理由を説明し、締め切りの延長をお願いし、新しい提出日を提案してください。
例文(自作)
Dear Professor Lee,
I'm writing to ask whether it would be possible to have a short extension on the research report due this Friday.
Unfortunately, I was sick with the flu for most of last week and was unable to visit the library to collect the sources I need. I have now recovered and have already completed about half of the report.
Would it be possible to submit it next Tuesday instead? I believe this would give me enough time to finish the analysis properly.
Thank you very much for considering my request.
Best regards,
Ken Tanaka
チェック
- 理由:インフルエンザで図書館に行けなかった ✓
- 依頼:延長のお願い ✓
- 提案:来週火曜日 ✓
問題文の3つの要素にすべて触れていることが確認できます。
使い方:サンプル問題と解答例の動画です。問題が出たら止めて自分で7分で書き、そのあと解答例とこの節の自作例の両方と構成を比べます。
04場面別の定型表現
依頼
- Would it be possible to...?
- I was wondering if you could...
- Could you please let me know...?
謝罪
- I'm sorry for any inconvenience.
- I apologize for the late reply.
- Unfortunately, I won't be able to...
提案
- How about...?
- Would it work if we...?
- One option might be to...
感謝
- Thank you for your help with...
- I really appreciate...
情報を伝える
- I wanted to let you know that...
- Just to update you, ...
問い合わせ
- I have a question about...
- Could you clarify...?
それぞれの場面で2〜3個ずつ使いこなせるようにしておけば、どんな問題にも対応できます。
057分メールの練習に使うサイトと、1回15分の練習手順
Write an Email は、型を持つ→時間内に書く→見直すの3つを毎回セットで練習します。それぞれに向いた道具は次のとおりです。
| 目的 | サイト | 使い方 |
|---|---|---|
| 型と解答例を見る | TOEFL Resources | メール課題の解説記事を読み、あいさつ・目的・本文・結びの各パートで使える表現を自分のテンプレートに写す |
| 新形式の問題を解く | TST Prep | 2026年版の問題を選び、7分のタイマーで書く |
| 書いたメールを確かめる | LanguageTool | 書き終えたメールを貼り、指摘された所だけを見直す。指摘が文脈に合うかは自分で判断する |
| 打つ速さを上げる | Monkeytype | よく出る英単語で英文入力の練習ができる。設定で英語配列にして、アポストロフィを含む語も打つ |
1回15分の練習手順
- 問題文を読み、書くべき要素に番号をふる(1分)
- タイマーを7分にして書く。要素1つにつき2〜3文を目安にする
- 最後の1分で、この記事の見直しチェックをする
- LanguageTool で確認し、直した所をテンプレートの横にメモする(5分)
- 同じ問題をもう一度、5分で書き直す
2回目を短い時間で書くと、テンプレートの表現が手になじみます。
使い方:7分でメールを書き切るコツの動画です。見終わったらすぐタイマーを7分にして1本書き、動画の手順のうち守れなかったものを1つメモします。
06相手に合わせた丁寧さの調整
メールでは、相手との関係によって言葉づかいを変える必要があります。同じ内容でも、丁寧さを変えるとこうなります。
教員・職員へ(丁寧)
Would it be possible to meet during your office hours on Thursday?
クラスメートへ(カジュアル)
Can we meet on Thursday to work on the project?
丁寧さを上げるコツ
- Can you → Could you → Would it be possible to
- I want → I would like
- 過去形の I was wondering で柔らかくする
気をつけたいこと
- 教員に Hey! で始めない
- クラスメートに過剰に堅い表現を使いすぎない(不自然になる)
- 命令形(Send me the file.)は避け、依頼の形にする
相手と目的に合った丁寧さを選べることも、コミュニケーション力の一部です。
07タイピングと7分の練習メニュー
タイピングの準備
テストセンターのキーボードは米国式配列です。アポストロフィ(')など記号の位置が日本語キーボードと違うので、I'm、don't、you're などを素早く打てるよう練習しておきましょう。自宅のパソコンのキーボード設定を英語配列に切り替えて練習する方法もあります。
1週間メニュー(1日15分)
- 月:定型表現を場面別に10個音読
- 火:教員への依頼メールを7分で書く
- 水:クラスメートへの提案メールを7分で書く
- 木:謝罪・お断りのメールを7分で書く
- 金:書いた3本を見直し、指示の要素が全部入っているか確認
- 土:公式サンプル問題で1本
- 日:よく使う表現のタイピング練習
タイマーを必ず使いましょう。7分の感覚は、実際に計ってみないとつかめません。
08よくある失敗と今日やること
よくある失敗
- 問題文の要素を1つ書き忘れる
- あいさつや結びを省略する
- 1つの要素について書きすぎて、時間が足りなくなる
- 見直しをせず、つづりや文法のミスが残る
見直しのチェックポイント(1分)
- 指示の要素がすべて入っているか
- 相手の名前と敬称は正しいか
- I'm / don't などのアポストロフィ
- 主語と動詞の一致(he has, they have)
今日は、「授業を欠席したので、教員に資料をもらえるかお願いする」という場面を想定して、7分でメールを1本書いてみましょう。
使い方:メール課題で見落としがちなポイントを取り上げています。自分の答案を手元に置いて見て、この節の見直しチェックに足りない項目があれば書き足します。
このコラムで使うサイト・アプリ
もっと見たい人へ
今日やること
よくある質問
メールは何語くらい書けばいいですか?
語数の目安は公式の最新情報で確認してください。大切なのは指示された要素をすべて含め、時間内に書き切ることです。
件名(Subject)は書く必要がありますか?
画面の形式によって異なる可能性があります。公式サンプル問題で画面の形式を確認しておきましょう。
テンプレートを丸暗記してもいいですか?
構成や定型表現を覚えるのは有効ですが、問題の場面に合わない文をそのまま使うと不自然になります。場面に合わせて調整できるようにしましょう。
読了ボーナス


