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第14章|試験コラム2026-09-282026-10-10 更新

共通テスト英語リーディング第1問〜第3問の解き方|短い英文で速く確実に得点

共通テストの英語リーディングは80分・100点で、大量の英文を読む試験です。後半の長い問題に時間を残すためには、前半の第1問〜第3問をいかに速く、ミスなく終えるかが勝負。この記事では、前半3問の特徴と解き方、練習法を紹介します。

01前半3問の役割:「時間を貯金するゾーン」

令和7年度・令和8年度の共通テスト英語リーディングは、第1問〜第8問の8つの大問で構成されていました。前半の第1問〜第3問は、比較的短い英文を読んで情報を探したり、内容をつかんだりする問題です。

前半3問のおおまかな特徴(近年の傾向)

  • 第1問:テキストメッセージのやり取りや掲示など、短い実用的な英文
  • 第2問:ウェブサイトや記事と、それに対するコメントなど。事実と意見の区別が問われることが多い
  • 第3問:体験記や記事など。出来事の順番(時系列)や内容の理解が問われる

形式や題材は年度によって変わる可能性があります。最新の情報は大学入試センターの公表資料で確認しましょう。

前半3問は英文が短いぶん、1問あたりの配点も比較的小さめ。ここで粘りすぎず、目標時間内に解き終えて、後半の長文に時間を回すのが基本戦略です。

共テリーディングを時間内に解き切るHikky|【見ないと大損】共テ リーディングを50分以内で解き終えて満点を取るシンプルな方法

使い方:共通テストのリーディングを時間内に解き終える方法の解説です。前半3問でどれだけ時間を残すかを、この節の「時間を貯金する」考え方と合わせて決めます。

02目標時間の決め方

80分の中での配分は人によって違いますが、前半3問を合計20分前後で終える受験生が多いようです。

配分の考え方(例)

  • 第1問:4〜5分
  • 第2問:7〜8分
  • 第3問:6〜7分

後半(第4問〜第8問)は英文が長く、配点も大きい問題が並ぶので、前半で時間を使いすぎると最後まで解き切れなくなります。

自分の目標時間を決める手順

  1. 過去問や予想問題を1回分、時間を計って解く
  2. 大問ごとの所要時間を記録
  3. 最後まで解き切れなかった場合は、前半のどこで時間を使いすぎたかを確認
  4. 次回は前半の目標時間を1〜2分短く設定

大問ごとにストップウォッチのラップを取る習慣をつけると、自分の時間感覚がつかめます。

共テ英語Rの時間不足を解消する勉強法たけちゃん先生の逆転合格チャンネル|【驚くほど速くなる】共テ英語Rで時間内に「満点」取る勉強法!【共通テスト英語リーディングで時間が足りない人へ】速読英熟語の使い方

使い方:共通テストのリーディングで時間が足りない人向けの勉強法の動画です。この節の目標時間の決め方と合わせ、自分の前半3問の目標を1〜2分短く設定し直します。

03本物の問題と、短い英文を読む無料サイトで練習する手順

時間の感覚は、本物の問題で計らないと身につきません。大学入試センターは、過去3年分の問題と正解を公式サイトで公開しています。まずはこれを使い、足りない分を無料サイトで補いましょう。

目的使うページ・サイト使い方
本物の問題で計る過去3年分の試験問題(大学入試センター)本試験・追試験の問題と正解がある。英語(リーディング)のPDFを印刷し、前半3問のラップを取る
最新の形を見る令和8年度 本試験の問題(大学入試センター)最新年度の第1問〜第3問で、題材と設問の形を確かめる
第1問タイプの練習News in Levels短いニュースを3レベルで読める。先に「いつ・どこで・なぜ」を決めてから、その情報だけを探して読む
第2問タイプの練習Breaking News English同じニュースを7段階で読める。記事の中の人の発言は意見になりやすいので、文ごとに F/O の印をつける
第3問タイプの練習多読ストーリーこのサイトのやさしい英語のお話。読みながら出来事を余白に番号つきで書き出す

過去問1回分を「前半3問の教材」にする手順

  1. 1回目:前半3問だけを、大問ごとにラップを取りながら解く
  2. 答え合わせで、根拠の文に線を引き、ラップを手帳に書く
  3. 2回目(3日後):同じ問題を目標時間マイナス2分で解く
  4. 3回目(1週間後):音読してから解き直し、読むスピードが上がったかを確かめる

過去問は数が限られるので、1回分を解き捨てにせず、何度も使い回すのがコツです。

04第1問:情報を「探す」読み方

第1問は、短いメッセージや掲示などから必要な情報を見つける問題です。すべてを丁寧に読むより、設問が求める情報を探す読み方が有効です。

手順

  1. 設問を先に読み、何を探すかを確認(日時?場所?理由?)
  2. 英文をざっと見て、該当しそうな部分を探す
  3. 該当部分を丁寧に読んで答える

自作の例(練習用)

メッセージ:
Hi Mika, the club meeting has moved from Tuesday to Thursday because the gym will be closed. Can you tell the others?

設問(自作):Why was the meeting moved?
→ 探す情報は「理由」。because のあとを見れば答えが見つかります。

注意点

  • 予定の変更(moved / changed / instead)は、変更前と変更後のどちらが問われているかに注意
  • 数字(時刻・金額・人数)は、計算が必要な場合がある
共テリーディング大問1を素早く解くHikky|【共テ】リーディング「大問1」を一瞬でボコボコにする解き方

使い方:リーディング大問1を素早く正確に解く手順の解説です。過去問の第1問1題で試し、この節の「探す読み方」と比べて何分短くなったかを計ります。

05第2問:事実と意見を見分ける

第2問では、ウェブサイトや記事、そこに寄せられたコメントなどを読み、事実(fact)と意見(opinion)を区別する設問が出されることがあります。

見分け方のヒント

事実:客観的に確かめられること

  • The event was held on May 3.
  • About 200 students took part.

意見:人の考えや評価

  • I think the event was a great success.
  • It was the best festival I have ever attended.
  • The price should be lower.

意見のサインになりやすい語

  • I think / I believe / In my opinion
  • should / must
  • best / amazing / boring / too expensive などの評価語

練習法

英語のニュース記事やレビューを読みながら、文ごとに「F(事実)」「O(意見)」とメモをつける練習がおすすめです。1日5文でも、選択肢を見分けるスピードが上がります。

よくある失敗

  • 「多くの人が参加した」(事実)と「多くの人が楽しんだ」(意見の可能性)を混同する
  • 本文に書かれた意見を、事実を問う設問で選んでしまう

06第3問:時系列と話の流れをつかむ

第3問では、体験記や記事などを読み、出来事の順番や内容を問う設問が出されることがあります。

時系列問題のコツ

本文の登場順と、実際に起きた順番が違うことがあります。時を表す語に印をつけながら読みましょう。

  • before / after / then / later / finally
  • the day before / the next morning
  • had + 過去分詞(過去完了:それより前に起きたこと)

自作の例

I arrived at the station at noon. I had bought the ticket online the night before. After lunch, I took the train to the lake.

→ 実際の順番:チケットを買う(前夜)→駅に着く(正午)→昼食→電車に乗る

過去完了(had bought)は「さらに前の出来事」のサインです。本文の最初に書かれていても、時間的には一番前ではない場合があります。

メモの取り方

問題冊子の余白に、出来事を短く書き出して番号をふると、選択肢と照らし合わせやすくなります。

07前半3問のよくある失敗

失敗1:最初から全文を精読する

前半の英文は短いので、つい丁寧に読んでしまいがち。設問を先に読み、必要な情報を探す読み方に切り替えましょう。

失敗2:1問で悩みすぎる

迷った問題は、いったん答えを選んで印をつけ、先へ進みます。最後に時間が余ったら戻りましょう。

失敗3:本文の単語と同じ選択肢に飛びつく

本文と同じ単語が入っている選択肢が、必ずしも正解とは限りません。言い換え(パラフレーズ)されている選択肢が正解になることが多いので、意味で判断しましょう。

  • 本文:The shop is closed on weekends.
  • 正解の選択肢の例:You cannot visit the shop on Saturdays.

失敗4:図表や写真の情報を見落とす

英文以外の情報(表、イラスト、注意書き)に答えのヒントがあることもあります。

英語が苦手でも共テRで9割を狙うコツカモ@3浪1留東大生の末路|【共通テスト2026】共テ英語リーディングで英弱が9割超える解き方のコツ【3浪東大生が教える共テ対策】

使い方:英語が苦手な人向けに、共通テストリーディングの解き方のコツを語る動画です。この節の4つの失敗のうち、自分がやりがちなものを1つ選んで対策を書きます。

08前半3問の練習メニュー

1日20分のトレーニング

  1. 過去問・予想問題の前半1題を時間を計って解く(7分)
  2. 答え合わせ:根拠の文に線を引く(5分)
  3. 間違えた問題の言い換えを確認(3分)
  4. 解いた英文を音読(5分)

音読は、読むスピードを上げるのに効果的な練習です。一度内容を理解した英文を、声に出して何度か読みましょう。

1週間メニュー

  1. 月:第1問タイプ
  2. 火:第2問タイプ(事実と意見のメモつき)
  3. 水:第3問タイプ(時系列メモつき)
  4. 木:前半3問を通しで20分
  5. 金:木曜の復習と音読
  6. 土:リーディング全体を80分で
  7. 日:時間の記録を見直し、目標時間を調整

今日やることは、過去問の第1問〜第3問をストップウォッチで計りながら解き、大問ごとのラップを記録すること。あなたの「時間の貯金額」がわかります。

音読でリスニングと速読を両立赤本チャンネル|【英語が苦手な人必見】リスニング力と速読力が同時に伸びる音読の極意!

使い方:解き終わった長文を音読で復習するコツの動画です。1日20分のトレーニングの手順4で、解いた英文の音読をどう進めるかの参考にします。

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今日やること

よくある質問

第1問から順番に解くべきですか?

順番に解く人が多いですが、得意な問題から解く人もいます。大切なのは自分の時間配分を決めて守ることです。過去問演習でどちらが合うか試してみましょう。

前半で時間が足りなくなるのはなぜですか?

全文を丁寧に読みすぎていることが多いです。設問を先に読み、必要な情報を探す読み方に切り替えると時間を短縮できます。

共通テストの形式は毎年同じですか?

大問の構成や題材は年度によって変わる可能性があります。最新の情報は大学入試センターの公表資料で確認し、複数年度の問題で練習しましょう。

読了ボーナス

最後まで読んだあなたに、目から鱗をもう1枚

ホント?ウソ?10問チャレンジ目から鱗をぜんぶ見る

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