IELTS スピーキング 家族・趣味の答え方|話題別の表現と回答例
IELTS Speakingでは、家族や趣味のような身近な話題がよく取り上げられます。簡単そうに見えて、いざ答えると「My hobby is reading.」で止まってしまう人も多いものです。この記事では、家族と趣味の話題について、Part 1からPart 3までの答え方と表現を、自作の回答例で紹介します。

01身近な話題ほど「広げ方」が大切
IELTS Speakingは、Part 1で自分自身や身近なことについての質問、Part 2で1〜2分のスピーチ、Part 3でより抽象的なディスカッションという流れで進みます。家族や趣味の話題は、Part 1で聞かれ、Part 2やPart 3につながることもあります。
身近な話題で大切なのは、答えを広げる型を持っておくことです。おすすめは次の型です。
- 答え(Yes / No / 事実)
- 理由または具体例
- 追加の情報(頻度、きっかけ、気持ち)
この3ステップで2〜3文になれば、Part 1の答えとして十分な長さです。
ポイント:「正しい答え」ではなく「自分の本当の話」を少し詳しく話すことが、自然で評価されやすい答えにつながります。
使い方:Part 1のどんな質問にも自信を持って答える方法の解説です。見たあと家族と趣味の質問を3つ選び、この節の3ステップの型で答えて、2〜3文になっているか確かめます。
02家族の話題:Part 1の回答例
Q: Do you have a large family?
Not really. It's just my parents, my younger brother and me. But we have lots of relatives on my mother's side, so family gatherings during the New Year holidays can get quite lively.
Q: Who are you closest to in your family?
Probably my grandmother. She lives nearby, and I often drop by her house on weekends. She's a great listener, so I tend to talk to her when I'm stressed about school.
Q: Do you spend a lot of time with your family?
Not as much as I'd like to. My parents both work long hours, but we make a point of having dinner together on Sundays.
使える表現
- on my mother's side(母方の)
- drop by(立ち寄る)
- make a point of -ing(必ず〜するようにしている)
- get along well with(〜と仲が良い)
- take after(〜に似ている):I take after my father in personality.
03趣味の話題:Part 1の回答例
Q: What do you like to do in your free time?
I'm really into baking at the moment. I started during a long holiday a couple of years ago, and now I bake something almost every weekend. It's relaxing, and my family is always happy to taste the results.
Q: Is there a hobby you would like to try in the future?
I'd love to try rock climbing. A friend of mine goes to an indoor climbing gym, and she says it's great for both fitness and concentration.
Q: Did you have any hobbies as a child?
Yes, I used to collect stickers. I kept them in a special notebook, and I still have it somewhere in my room.
使える表現
- be into(〜にはまっている)
- take up(始める):I took up running last year.
- used to(以前は〜していた)
- a great way to(〜する良い方法)
- unwind / relax(くつろぐ)
好き・嫌いを言うときは、like ばかりでなく enjoy / be keen on / be a big fan of なども使い分けましょう。
使い方:アメリカの10代に自由な時間の過ごし方を聞く街頭インタビューです。趣味の言い方を拾ってこの節の表現に書き足し、同じ質問に自分でも答えて録音します。
04Part 2:人物や活動を描写する
Part 2では、トピックカードに書かれた内容について1分準備し、1〜2分話します。家族や趣味に関連するカードとしては、「尊敬する家族の一員」「時間を忘れて楽しむ活動」のような内容が考えられます(ここでは練習用の一般的な例です)。
メモの例(1分)
- who:祖母
- what:料理を教えてくれた
- when:小学生のころから
- why:忍耐強い、失敗しても笑ってくれる
- now:今でも週末に一緒に料理
話し始めの例(自作)
I'd like to talk about my grandmother, who taught me how to cook. When I was in primary school, I used to spend my summer holidays at her house, and she let me help her in the kitchen...
人物描写では、性格を表す形容詞+それを示すエピソードのセットが効果的です。patient と言うだけでなく、「私が卵を割るのに失敗しても笑って見守ってくれた」という場面を添えましょう。
使い方:Part 2の答えを3つのステップで組み立てる方法の解説です。この節のメモ例(who・what・when・why・now)と見比べ、家族の人物カードで2分話します。
使い方:公式チャンネルによるPart 2のヒントの動画です。この節の話し始めの例とは別の始め方を2つ考え、尊敬する家族のカードで最初の30秒を録音します。
05Part 3:社会的な質問への答え方
Part 3では、家族や趣味を社会的な視点で考える質問に広がることがあります。
Q(練習例): How have family relationships changed in recent years?
I think families spend less time together than they used to, partly because more parents work full-time. On the other hand, technology makes it easier for family members to keep in touch, even when they live apart. So I'd say relationships have changed in form rather than become weaker.
Q(練習例): Why do some people prefer hobbies they can do alone?
One reason might be that people are busy, so solo hobbies are easier to fit into their schedules. Also, some people use their free time to recharge after a day of dealing with others at work.
Part 3で使える表現
- partly because(一つには〜だから)
- in form rather than(〜というより形の上で)
- fit into one's schedule(予定に組み込む)
- recharge(充電する、元気を取り戻す)
使い方:Part 3の答え方の型を旅行のテーマで紹介する動画です。型をメモし、この節の家族関係の変化の質問に理由とともに答えて録音し、partly because を使えたか確かめます。
06よくある失敗と1週間メニュー
よくある失敗
- 1文で答えを終える
- 暗記した答えを読み上げるように話す
- 家族全員の名前や年齢を並べるだけ
- Part 3で自分の話だけをして、社会全体の視点がない
1週間メニュー
- 月:家族に関するPart 1の質問5つに、3ステップの型で録音
- 火:趣味に関するPart 1の質問5つに録音
- 水:Part 2のメモを1分で作り、2分話す(家族の人物)
- 木:Part 2(趣味・活動)
- 金:Part 3の質問に「一般論+理由+例」で答える
- 土:録音を聞き直し、like / good の繰り返しを言い換える
- 日:表現リストの音読
今日は、自分の家族の中で一番よく話す人について、30秒で英語で説明してみましょう。録音して聞き直すと、言えなかった表現が見つかります。
07毎日5問の録音練習:質問リストのサイトと録音の道具
家族や趣味の答えは、毎日少しずつ声に出すことで「3ステップの型」が口になじみます。質問は次のサイトから選び、録音して聞き直しましょう。
| 目的 | サイト・道具 | 使い方 |
|---|---|---|
| 質問を選ぶ | Conversation Questions(The Internet TESL Journal) | テーマ別の質問が何百も並ぶ。Family や Hobbies のページから5問選ぶ |
| IELTS形式の質問とカードを見る | IELTS Mentor | Part 2のトピックカード(Cue Card)の例が多い。人物や活動のカードを選ぶ。解答例の質にはばらつきがある |
| スピーキング模擬を使う | IELTS-up | 練習・単語・スピーキング模擬が一か所にある。Part 1の質問の例を確かめる |
| 録音する | Vocaroo | ボタン1つで録音できる。録音はリンクを知っている人なら聞けるので、家族の名前など個人情報は話さない |
このサイトのスピーキング練習も、声に出す練習の続きに使えます。
1日15分のメニュー
- 質問を5問選ぶ(家族2問・趣味2問・Part 3風の質問1問)
- 1問ずつ録音し、「答え→理由か具体例→追加の情報」になっているかを聞き直す
- like・good が2回以上出てきた答えだけを選び、be into や be keen on で言い直して録音し直す
- 最後の1問は、一般論+理由+例の形で30秒以上話せたかを確かめる
同じ質問に1週間後にもう一度答えて、最初の録音と比べると伸びがわかります。
使い方:高得点のスピーキングの答えをシャドーイングで練習できる動画です。毎日5問の録音の前に1問分だけまねし、つなぎの言葉を1つ自分の答えに取り入れます。
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よくある質問
家族について話したくない場合はどうすればいいですか?
話せる範囲で答えて構いません。親戚や友人、身近な人に話を広げても自然な答えになります。無理に個人的なことを詳しく話す必要はありません。
趣味が特にない場合はどう答えますか?
「特にないけれど、最近は〜をよくする」のように、日常の過ごし方を話せば十分です。I don't have a particular hobby, but I often... と始めましょう。
回答例を丸暗記してもいいですか?
暗記した答えは不自然に聞こえやすく、質問とずれることもあります。表現や型を覚え、内容は自分の話にしましょう。
読了ボーナス


