IELTS スピーキング 都市・テクノロジーの答え方|表現と回答例
「住んでいる街」と「テクノロジー」は、IELTS Speakingでよく扱われる話題です。住んでいる場所は自己紹介の延長で聞かれやすく、テクノロジーは日常とも社会とも結びつくため、Part 3の議論にも広がりやすいテーマです。この記事では、2つの話題について使える表現と自作の回答例を紹介します。

01場所とテクノロジーの話題で求められる力
住んでいる街の話題では、場所を描写する力と変化を説明する力が求められます。テクノロジーの話題では、日常の習慣と社会的な影響の両方を話す力が必要です。
どちらも、Part 1では身近な事実、Part 3では一般的な意見というように、話のレベルが変わっていきます。
- Part 1:Where do you live? / How often do you use your phone?
- Part 3:How will cities change in the future? / Has technology improved people's lives?
自分の経験を話すときは過去形や現在完了、将来を予測するときは will / might / is likely to など、時制を正しく使い分けることも大切です。
ポイント:場所の話は「どこ・どんな・どう変わった」、テクノロジーの話は「何を・どう使う・どう影響する」の順で考えると整理しやすくなります。
使い方:公式チャンネルによる、スピーキングの導入の質問の解説です。質問例を見たあと、Where do you live? に「どこ・どんな・どう変わった」の順で答えて録音します。
02住んでいる街:Part 1の回答例
Q: Where do you live?
I live in a residential area on the outskirts of a mid-sized city. It's about thirty minutes from the centre by train, so it's quite convenient, but it's much quieter than downtown.
Q: What do you like about your area?
I really like the fact that there's a big park just five minutes from my home. I often go jogging there in the mornings, and on weekends it's full of families having picnics.
Q: Has your area changed much in recent years?
Yes, quite a lot. A few years ago, a large shopping centre opened near the station, and since then, the area has become much busier. There are more cafés now, but the traffic has also got worse.
使える表現
- on the outskirts of(〜の郊外に)
- residential area(住宅街)
- within walking distance(歩いて行ける距離に)
- I like the fact that...(〜という点が好き)
- has become much busier(ずっとにぎやかになった)
使い方:バンド7.5の模擬試験と講評を通しで見られる動画です。答えの長さと広げ方に注目し、この節の回答例と比べて、自分の答えに足りない要素を1つ見つけます。
03テクノロジー:Part 1の回答例
Q: How often do you use your smartphone?
Honestly, far more than I should. I use it for everything from checking train times to reading the news, so it's probably the first thing I look at every morning.
Q: What apps do you use most?
Mainly messaging and map apps. I also use a language-learning app for about ten minutes a day, which has become part of my routine.
Q: Do you think you rely too much on technology?
To some extent, yes. Last month my phone battery died while I was out, and I realised I couldn't even find my way to a restaurant without it.
使える表現
- far more than I should(必要以上に)
- everything from A to B(AからBまで何でも)
- part of my routine(日課の一部)
- rely on / depend on(〜に頼る)
- to some extent(ある程度は)
最後の回答のように、小さな失敗談を入れると話が生き生きします。ただし作り話を長く話すより、実際の経験を短く話すほうが自然です。
使い方:テクノロジーのテーマの解答例と語彙を紹介する動画です。この節のスマートフォンの質問に答える前に、使えそうな語句を3つメモし、自分の答えで1つ使います。
04Part 2:場所や道具を描写する
Part 2では、「よく訪れる場所」「役に立っている機器」のようなトピックが考えられます(練習用の一般的な例です)。
場所のメモ例
- where:駅の近くの図書館
- what:新しい建物、大きな窓
- when:試験前によく行く
- why:静かで集中できる、無料Wi-Fi
- feeling:落ち着く場所
話し始めの例(自作)
The place I'd like to describe is the public library near my local station. It was rebuilt a few years ago, so it's a modern building with huge windows that let in lots of natural light...
道具のメモ例
- what:ノイズキャンセリングのイヤホン
- how:通学中や勉強中に使う
- why:周りの音が気にならず集中できる
- change:勉強時間が増えた
場所の描写では、見た目→使い方→気持ちの順に話すと自然な流れになります。五感(光、音、におい)を1つ入れると描写が豊かになります。
使い方:公式チャンネルによるPart 2のヒントの動画です。この節の場所のメモ例をまねて1分でメモを作り、見た目→使い方→気持ちの順で2分話して録音します。
05Part 3:都市とテクノロジーの未来
Q(練習例): What are the advantages and disadvantages of living in a big city?
The main advantage is convenience. Big cities offer more job opportunities and better public transport. However, living costs tend to be much higher, and many people find the crowds and noise stressful.
Q(練習例): How might technology change cities in the future?
I think we might see more automated public transport and smarter energy systems. That could make cities cleaner and more efficient. But I also think there's a risk that people who aren't comfortable with technology, such as some elderly residents, could be left behind.
予測・可能性の表現
- We might see...(〜が見られるかもしれない)
- It's likely that...(〜の可能性が高い)
- There's a risk that...(〜という恐れがある)
- be left behind(取り残される)
未来の質問では、断定しすぎず might / could / probably を使うのが自然です。「利点+懸念」の両面を話すと、考えの深さが伝わります。
06Part 3の材料を仕入れる素材とサイト:都市とテクノロジー
Part 3で「わかりません」で止まらないためには、都市やテクノロジーについて、英語で一度聞いたことのある論点を持っておくことが役立ちます。
| 素材 | 特徴 | 使い方 |
|---|---|---|
| TED-Ed | 5分前後のアニメで教養のテーマを学べる | 都市や社会の回を見て、未来の予測に使える論点を1つ拾う |
| BBC Learning English | 6 Minute English でテーマごとの会話と語句解説が聞ける | AIやテクノロジーの回を聞き、利点と懸念を1つずつメモする |
| Conversation Questions(The Internet TESL Journal) | テーマ別の会話の質問が何百も並ぶ | Cities・Hometowns・Science & Technology のページから、Part 3風の「社会についての質問」を3つ選ぶ |
| IELTS Mentor | Part 2のカードと質問の例が多い。解答例の質にはばらつきがある | 場所や道具のカードを選び、1分メモ→2分スピーチで録音する |
Part 3の練習手順(1日15分)
- 素材を1本見て、論点を「利点」と「懸念」の2つに分けてメモする
- Conversation Questions から社会についての質問を1つ選ぶ
- might / could / is likely to を使って、利点+懸念の両面で30秒以上答えて録音する
- 聞き直して、自分の街の例を1つ入れられたかを確かめる
意見が浮かばない質問は、I haven't thought about it much, but I suppose... で始めて、メモした論点を1つ使ってみましょう。
使い方:日本の大都市が危機をどう乗り越えたかを歴史から考えるアニメです。長い目で見た都市づくりの論点をメモし、「未来の都市はどう変わるか」への答えに使います。
07よくある失敗と1週間メニュー
よくある失敗
- 地名や駅名ばかりを並べて、様子が伝わらない
- 変化を説明するときの時制(has become, used to be)が不正確
- テクノロジーの話で専門用語を無理に使う
- Part 3で「わかりません」で終わる
1週間メニュー
- 月:住んでいる街についてPart 1の質問5つに録音
- 火:テクノロジーについてPart 1の質問5つに録音
- 水:Part 2(場所)を1分メモ+2分スピーチ
- 木:Part 2(道具)
- 金:Part 3の未来の質問に might / could を使って答える
- 土:録音を聞き直し、時制の誤りをチェック
- 日:表現リストの音読
Part 3で意見が浮かばないときは、I haven't thought about it much, but I suppose... と前置きして、自分の街の例から考え始めると話が続きます。今日は、自分の街の「昔と今」を英語で3文話してみましょう。
使い方:スピーキングで高い評価を目指す3つの話し方の工夫を紹介する動画です。Part 3で黙ってしまう失敗に備えて1つを選び、未来の都市の質問で試して録音します。
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よくある質問
住んでいる街に特徴がない場合はどう話しますか?
静かさ、便利さ、自然の多さなど、日常の小さな特徴で十分です。「特に有名ではないけれど〜が気に入っている」と話すと自然です。
テクノロジーに詳しくないと不利ですか?
専門知識は求められていません。自分の使い方や周りの人の様子など、日常の経験から話せば十分です。
実家と今住んでいる場所が違う場合はどちらを話しますか?
質問に合わせて選びます。Where do you live? なら今住んでいる場所、hometown について聞かれたら出身地を話しましょう。
読了ボーナス


