まずはこの3つ
- TEAP方式は当日の英語試験なし。事前のTEAPスコアが英語の得点
- 併用方式は共通テストの外国語が必須。外部検定は加点に使える
- 英文学科・外国語学部・経営学科などは独自試験でも英語が出る
3方式と英語の扱い(大学の公表)
国際教養学部・理工学部英語コースなどは対象外で、別の入試がある。年度で変わるので最新の要項で確認。
| 方式 | 英語の扱い | その他 |
|---|---|---|
| TEAPスコア利用方式(全学統一日程) | 独自の英語試験なし。TEAP(4技能)のスコアを各学科の英語の配点に換算 | 国語・地歴などの独自試験。換算方法は非公表 |
| 学部学科試験・共通テスト併用方式 | 共通テストの外国語(英語ならリーディング100:リスニング100)。外部検定CEFR A2以上を任意提出→加点(満点が上限) | 学部学科ごとの独自試験(記述式を含む) |
| 共通テスト利用方式 | 共通テストの外国語。外部検定CEFR B2以上で「みなし得点」、高い方を採用 | 独自の筆記試験なし(神学科・心理学科・看護学科は第2次で面接) |
TEAPの中身(実施団体の公表)
上智大学と英検協会が共同開発した大学教育向けの試験。各技能100点、4技能必須。
| 技能 | 時間・問題数 | 形式 |
|---|---|---|
| Reading | 70分・60問 | マーク。大学生活・授業を想定した英文 |
| Listening | 約50分・50問 | マーク。講義や会話 |
| Writing | 70分・2問 | Task A 要約(70語程度)/Task B 図表を含む複数の情報からエッセイ(200語程度) |
| Speaking | 約10分・4問 | 面接官と1対1 |
スコアの条件と2028年度からの変更
2026年度入試では、TEAPは4技能必須で、別々の回の技能別スコアは組み合わせられない。TEAP CBTは2024年度で実施を終えた。大学は2028年度入試から、TEAPスコアに代えて英検CSEスコア(準1級・1級を受けて得たもの。合否は問わない)も提出できると発表している。有効な受験時期・換算は年度ごとに要項で必ず確認する。
英語が問われる学部学科試験の例(2026年度・併用方式)
要項の記載から。英語を課す学科は一部。学科ごとに内容と時間を確認する。
| 学科・学部 | 試験の内容(要項の表現) | 時間 |
|---|---|---|
| 文学部 英文学科 | 英語適性検査:英語長文読解とその内容に基づく英作文 | 75分 |
| 経済学部 経営学科(英語選択) | 英語(マーク式) | 75分 |
| 外国語学部(共通) | ①外国語学習への適性を測る試験(おもに英語)②外国研究の基礎知識・日本語読解・思考力の試験 | 各60分(2科目) |
| 総合グローバル学部 | 資料の理解力・思考力を問う試験(英語の設問を含む) | 75分 |
方式別の準備5
- 1TEAP方式:4技能を早めにスコアの提出が出願の条件なので、受験日と結果の時期から逆算して準備する。スピーキングとライティングは独学で伸びにくく、早めに型を作る。
- 2Writing A:要約具体例は捨て、主張と根拠を自分の英語で言い換える。本文の文をつなぎ合わせるだけにしない。
- 3Writing B:情報を使うエッセイ与えられた複数の資料(図表を含む)の要点を組み合わせて論じる。自分の体験より、資料の情報を根拠に。
- 4併用方式:共テ英語を固めるリーディングとリスニングが同じ比重の学科が多い(哲学科は120:80に換算)。リスニングを後回しにしない。
- 5英文学科:読んで書く長文の内容をふまえた英作文。読解と英作文を別々に練習せず、読んだ内容を英語で要約・論評する練習をつなげる。
要約・エッセイの定番フレーズ(例はオリジナル)6
- The passage argues that 〜★★★本文は〜と論じている要約の書き出し。The author claims that も可
- While some say A, others point out B.★★★Aと言う人もいれば、Bを指摘する人もいる賛否両論を1文で示す要約の型
- According to the graph, 〜 rose sharply.★★★グラフによると〜が急増した図表の数字を根拠にする。rise/fall/remain stable
- This suggests that 〜★★★このことは〜を示唆している資料から主張へ移る橋渡し
- A possible solution would be to 〜★★★考えられる解決策は〜だろう問題解決型のエッセイの本論で
- On balance, 〜★★★総合的に見て〜両面を検討した後の結論に
ここで失点!4
- ✕TEAPを出願直前に1回だけ受ける○結果の発表時期を確かめ、余裕をもって複数回の受験を計画スコアがないと出願できない
- ✕異なる回の高い技能スコアを組み合わせて提出○1回の受験の4技能スコアを提出組み合わせは認められない(要項)
- ✕Writing の要約に自分の意見を入れる○本文の内容だけを言い換えてまとめる要約は意見を求めていない
- ✕併用方式なら共テ英語は外部検定で代わりになると思う○外部検定を出しても共通テストの外国語は受験必須外部検定は加点のための任意提出
直前の注意2
- 1英語学科・英文学科は英語のみ文学部英文学科・外国語学部英語学科は、ドイツ語・フランス語の共通テストや外部検定を使えない(要項)。
- 2要確認対象スコアの有効期間、換算方法、学部学科試験の内容は年度で変わる。最新の一般選抜入学試験要項で必ず確認する。
確認テスト
- 1上智のTEAPスコア利用方式で、入試当日に英語の試験は 。正解は ない。TEAPスコアを英語の得点として使う
- 2TEAP Writing の Task A は 。正解は 要約(70語程度)。Task B は200語程度のエッセイ
- 32028年度入試からTEAPに代えて提出できるのは 。正解は 英検CSEスコア(準1級・1級受検)。大学の発表
- 4According to the graph, the number of visitors sharply last year.正解は rose。rise(自動詞)の過去形
- 5併用方式で外部検定を提出した場合、共通テストの外国語は 。正解は 受験必須。検定は加点に使う
参考にした資料
上智を一覧にまとめ、A4 2枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。