大学別・難関大No.288確認問題集あり

上智大学 英語の特徴と対策

上智の一般選抜では、英語力は主にTEAPのスコアか共通テストで測られる。英語の独自試験を課すのは一部の学科だけ。方式ごとの英語の扱いを正確に知り、準備の順番を決める。

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まずはこの3つ

  1. TEAP方式は当日の英語試験なし。事前のTEAPスコアが英語の得点
  2. 併用方式は共通テストの外国語が必須。外部検定は加点に使える
  3. 英文学科・外国語学部・経営学科などは独自試験でも英語が出る

3方式と英語の扱い(大学の公表)

国際教養学部・理工学部英語コースなどは対象外で、別の入試がある。年度で変わるので最新の要項で確認。

方式英語の扱いその他
TEAPスコア利用方式(全学統一日程)独自の英語試験なし。TEAP(4技能)のスコアを各学科の英語の配点に換算国語・地歴などの独自試験。換算方法は非公表
学部学科試験・共通テスト併用方式共通テストの外国語(英語ならリーディング100:リスニング100)。外部検定CEFR A2以上を任意提出→加点(満点が上限)学部学科ごとの独自試験(記述式を含む)
共通テスト利用方式共通テストの外国語。外部検定CEFR B2以上で「みなし得点」、高い方を採用独自の筆記試験なし(神学科・心理学科・看護学科は第2次で面接)

TEAPの中身(実施団体の公表)

上智大学と英検協会が共同開発した大学教育向けの試験。各技能100点、4技能必須。

技能時間・問題数形式
Reading70分・60問マーク。大学生活・授業を想定した英文
Listening約50分・50問マーク。講義や会話
Writing70分・2問Task A 要約(70語程度)/Task B 図表を含む複数の情報からエッセイ(200語程度)
Speaking約10分・4問面接官と1対1
スコアの条件と2028年度からの変更

2026年度入試では、TEAPは4技能必須で、別々の回の技能別スコアは組み合わせられない。TEAP CBTは2024年度で実施を終えた。大学は2028年度入試から、TEAPスコアに代えて英検CSEスコア(準1級・1級を受けて得たもの。合否は問わない)も提出できると発表している。有効な受験時期・換算は年度ごとに要項で必ず確認する。

英語が問われる学部学科試験の例(2026年度・併用方式)

要項の記載から。英語を課す学科は一部。学科ごとに内容と時間を確認する。

学科・学部試験の内容(要項の表現)時間
文学部 英文学科英語適性検査:英語長文読解とその内容に基づく英作文75分
経済学部 経営学科(英語選択)英語(マーク式)75分
外国語学部(共通)①外国語学習への適性を測る試験(おもに英語)②外国研究の基礎知識・日本語読解・思考力の試験各60分(2科目)
総合グローバル学部資料の理解力・思考力を問う試験(英語の設問を含む)75分

方式別の準備5

  1. 1TEAP方式:4技能を早めに
    スコアの提出が出願の条件なので、受験日と結果の時期から逆算して準備する。スピーキングとライティングは独学で伸びにくく、早めに型を作る。
  2. 2Writing A:要約
    具体例は捨て、主張と根拠を自分の英語で言い換える。本文の文をつなぎ合わせるだけにしない。
  3. 3Writing B:情報を使うエッセイ
    与えられた複数の資料(図表を含む)の要点を組み合わせて論じる。自分の体験より、資料の情報を根拠に。
  4. 4併用方式:共テ英語を固める
    リーディングとリスニングが同じ比重の学科が多い(哲学科は120:80に換算)。リスニングを後回しにしない。
  5. 5英文学科:読んで書く
    長文の内容をふまえた英作文。読解と英作文を別々に練習せず、読んだ内容を英語で要約・論評する練習をつなげる。

要約・エッセイの定番フレーズ(例はオリジナル)6

  • The passage argues that 〜★★★
    本文は〜と論じている
    要約の書き出し。The author claims that も可
  • While some say A, others point out B.★★★
    Aと言う人もいれば、Bを指摘する人もいる
    賛否両論を1文で示す要約の型
  • According to the graph, 〜 rose sharply.★★★
    グラフによると〜が急増した
    図表の数字を根拠にする。rise/fall/remain stable
  • This suggests that 〜★★★
    このことは〜を示唆している
    資料から主張へ移る橋渡し
  • A possible solution would be to 〜★★★
    考えられる解決策は〜だろう
    問題解決型のエッセイの本論で
  • On balance, 〜★★★
    総合的に見て〜
    両面を検討した後の結論に

ここで失点!4

  • ✕TEAPを出願直前に1回だけ受ける
    ○結果の発表時期を確かめ、余裕をもって複数回の受験を計画
    スコアがないと出願できない
  • ✕異なる回の高い技能スコアを組み合わせて提出
    ○1回の受験の4技能スコアを提出
    組み合わせは認められない(要項)
  • ✕Writing の要約に自分の意見を入れる
    ○本文の内容だけを言い換えてまとめる
    要約は意見を求めていない
  • ✕併用方式なら共テ英語は外部検定で代わりになると思う
    ○外部検定を出しても共通テストの外国語は受験必須
    外部検定は加点のための任意提出

直前の注意2

  1. 1英語学科・英文学科は英語のみ
    文学部英文学科・外国語学部英語学科は、ドイツ語・フランス語の共通テストや外部検定を使えない(要項)。
  2. 2要確認
    対象スコアの有効期間、換算方法、学部学科試験の内容は年度で変わる。最新の一般選抜入学試験要項で必ず確認する。

確認テスト

  1. 1
    上智のTEAPスコア利用方式で、入試当日に英語の試験は 。
  2. 2
    TEAP Writing の Task A は 。
  3. 3
    2028年度入試からTEAPに代えて提出できるのは 。
  4. 4
    According to the graph, the number of visitors sharply last year.
  5. 5
    併用方式で外部検定を提出した場合、共通テストの外国語は 。

参考にした資料

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