まずはこの3つ
- 100分・200点。全学部日程は各日、全学部が同じ問題
- 長文2+会話1。英文和訳と会話中の和文英訳が毎年の記述
- 差がつくのは比喩的な語義と、構造と文脈で決める整序
形式の特徴(2026年度要項・大学の科目別講評)
時間・配点は要項、構成と設問形式は大学が公表した講評・出題の意図による。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 時間・配点 | 100分・200点(同じ日の共通問題)。グローバル・コミュニケーション学部英語コースは250点に換算 |
| 全学部日程 | 理系2月4日・文系2月5日。各日とも全学部が同じ時間・同じ問題 |
| 大問構成 | 長文2題(論説・解説)+会話文1題。大学は「例年どおり」と説明 |
| 長文の設問 | 空所補充(前置詞・接続詞など)・語義選択・下線部や慣用表現の言い換え・整序英作文・内容合致(正しいものを3つ)・英文和訳 |
| 会話文の設問 | 選択肢が設問より多い空所補充(消去法だけでは解けない)+和文英訳 |
| 基準点 | 法・経済学部は英語80点が基準点。79点以下なら総点が合格最低点を超えても不合格(2026年度) |
平均点から逆算する合格ライン
大学の講評によると、2026年度の英語の平均点は受験者全体で127〜145点台、合格者で149〜166点台(200点満点・日程別)。合格者でも約75〜83%で、全体との差は約20点。講評では、和訳・英作文は全体と合格者の差が比較的小さく、差がついたのは比喩的・慣用的な語義と、文の構造と文脈の両方で決める整序だった。
設問タイプ別の攻略(大学の講評から)6
- 1空所補充(機能語)前置詞・接続詞・接続表現の空所は例年平均点が高い。ここを落とすと合格者との差が開くので、確実に取る。
- 2語義選択・言い換え知識だけで解ける語より、文脈から判断する語で得点が低い。基本の意味が合わないときは、比喩的・慣用的な意味を前後から推測する。
- 3整序英作文定型表現の知識で解けるものはよくできていた。差がつくのは文全体の構造と意味を同時に判断する問題。動詞を中心に骨格から組む。
- 4内容合致(3つ選ぶ)選択肢はおおむね本文の流れに沿って並ぶ。1つずつの照合だけでなく、本文全体の論旨の展開と合っているかで判断する。
- 5英文和訳部分的には訳せても、全体として意味の通る日本語になっていない答案が見られた(講評)。構文を確定してから自然な日本語に整える。
- 6会話文と和文英訳場面と登場人物の関係をつかむ。和文英訳は会話の流れに合う構文とイディオムで。スペルも採点される。
文脈で意味が変わる語句(例はオリジナル)10
★3の3つは、2026年度の講評で得点が低かったと名指しされた語句。
- bleak★★★(見通しが)暗い・寒々としたThe company faces a bleak future.その会社の先行きは暗い。
- weed out★★★(不要なものを)取り除くweed=雑草。雑草を抜く→ふるい落とすThe test weeds out weak candidates.
- step up★★★強化する・増やす階段を上がる→段階を上げるThe city stepped up security.
- help or hinder★★★助けるか妨げるか2026年度に下線部で問われた(記事)
- shed light on★★★〜を明らかにするThe study sheds light on sleep.
- take off★★★急に人気が出る/離陸するHer career took off after the film.
- pick up★★★(言語などを)自然に身につける/回復するKids pick up languages quickly.
- a red flag★★★危険信号・警告のしるし
- fall flat★★★(冗談・計画が)不発に終わるHis joke fell flat.
- keep ... in the dark★★★(人に)知らせずにおくThey kept us in the dark.
会話文の和文英訳で落とす形(例はオリジナル)6
2026年度は時の前後関係や比較・程度の言い回しが問われた(出題の意図)。
- ✕Call me when you will arrive.○Call me when you arrive.「着いたら」の時の副詞節は未来でも現在形
- ✕Let's wait until the rain will stop.○until the rain stopsuntil 節も現在形(完了の強調なら現在完了)
- ✕I came to Japan for five years.○It has been five years since I came to Japan.これでは「5年の予定で来た」。「来て5年」は It has been
- ✕It was not difficult than I thought.○It wasn't as difficult as I had thought.「思ったほど〜ない」は not as ... as
- ✕It was until he came that I noticed it.○It was not until he came that I noticed it.「〜して初めて」は It was not until ... that。not が要る
- ✕The more you practice, the better you will become good.○The more you practice, the better you will become.the 比較級, the 比較級で good は重ねない
整序と和訳は「骨格」から(例はオリジナル)3
2026年度の和訳では対比構造や what 節のはたらきが問われた(出題の意図)。
- 1整序:主節の動詞を先に決めるまず主節の述語動詞を決め、残りの動詞は従属節の動詞・不定詞・分詞のどれかに振り分ける。主語が長い what 節になる形は頻出。What matters is not how fast you read.大事なのは、どれだけ速く読むかではない。
- 2和訳:対比を訳に出すnot A but B は「AではなくB」、A rather than B は「BではなくA」と対比を訳に出す。関係詞の what は「〜こと・もの」、疑問詞なら「何が〜か」。What makes this study important is not its size but the questions it raises.この研究を重要なものにしているのは、その規模ではなく、それが投げかける問いである。
- 3和訳:最後に日本語を読み直す英語の語順のまま直訳すると意味の通らない日本語になりやすい。書き終えたら日本語だけを読み、意味が通るかを確かめる。
時間配分の考え方(100分・目安)
記述の時間を先に確保するのが基本。過去問で調整する。
| 順番 | 大問 | 目安 |
|---|---|---|
| 1 | 会話文(空所補充+和文英訳) | 20分 |
| 2 | 長文Ⅰ(和訳を含む方から) | 35分 |
| 3 | 長文Ⅱ | 35分 |
| 4 | 見直し(解答欄・つづり) | 10分 |
直前の注意4
- 1解答欄の取り違え英文和訳と和文英訳の解答欄を取り違える答案が毎年見られる、と大学が注意している。書く前に欄を指で確認する。
- 2段落の主題文を追う段落冒頭のトピックセンテンスで要旨をつかみ、段落どうしの関係を意識して読む(大学の助言)。
- 3最新の記事に慣れる本文は最近の雑誌・新聞・書籍から取られる。2026年度は海外の雑誌・ウェブ記事から、心理学・医学・環境など幅広い題材が選ばれた。
- 4要確認基準点・換算・日程は年度で変わる。最新の入学試験要項と出題の意図で確認する。
確認テスト
- 1同志社の外国語(英語)は(2026年度) 。正解は 100分・200点。同じ日の全学部共通問題
- 2同志社の長文の内容合致は 選ぶ形(2026年度)。正解は 正しいものを3つ。選択肢は本文の流れに沿う
- 3The new rules will out unqualified applicants.正解は weed。weed out=ふるい落とす
- 4Please wait here until I back.正解は come。until 節は未来でも現在形
- 5The test wasn't hard as I had expected.正解は as。not as ... as=〜ほど…でない
参考にした資料
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