まずはこの3つ
- 90分・大問3つ・全問マーク(2026年度)。3教科型の英語は法学部で200点
- 並べ替えは「何番目か」ではなく「次に来るのはどれか」を答える
- 下線部問題は「言い換え」か「読み取れること」かで解き方を変える
形式の特徴(2027年度入試ガイド・2026年度問題と全体講評)
日程・配点はガイド、構成は大学が問題集に載せた全体講評による。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 日程 | 全学日程1(2月1〜3日)・学部独自日程(2月4日)・全学日程2(2月5〜7日) |
| 3教科型の英語 | 90分。法学部の例で200点(国語150点・選択100点、計450点) |
| 解答方式 | 全問マーク(2026年度の解答はすべて記号) |
| 〔Ⅰ〕 | A 会話文の空所補充/B 6つのパートを並べてパラグラフを再現 |
| 〔Ⅱ〕 | 物語文や説明文。A 本文の空所補充/B 全体の内容把握 |
| 〔Ⅲ〕 | 説明文。A 下線部の意味・読み取れること/B 全体の内容把握 |
| 2教科型(英語外部試験利用方式) | CEFR B1以上で出願。英語の試験はなく、スコアの段階に応じて加点(法学部は最大30点) |
並べ替えは「相対位置」で答える
〔Ⅰ〕Bは、あるパートが全体の何番目かではなく、あるパートの後にどれが続くかを答える形式(大学の講評)。だから最初の1文が決められなくても、確実につながる2つのパートから点が取れる。大学が挙げる手がかりは、内容のつながり(coherence)と、つなぎ言葉や代名詞などの形のつながり(cohesion)。
パートの並べ替え:手がかりの探し方5
- 1代名詞・指示語this / these / such / it / they を含むパートは、それが指す名詞が出たパートの後ろ。
- 2つなぎ言葉However は対立する内容の後、For example は一般論の後、Finally は最後のほう。
- 3冠詞と言い換えa ... で初登場した名詞が、次のパートで the ... や別の言葉で言い換えられる。
- 4一般から具体へ主張→例→反対や留保→まとめ、の流れが多い。まとめは This shows / In short など。
- 5指示文を確認最後に来るパートの答え方など、マークの仕方は年度の指示文を過去問で必ず確認する。
練習:つながりで並べる(文はオリジナル)
正しい順は B→A→C→D。各パートの手がかりに注目。
| 順 | パート | 手がかり |
|---|---|---|
| 1 | (B) Many studies show that sleep helps memory. | 一般的な主張で始まる |
| 2 | (A) For example, students who slept eight hours remembered more words. | For example=主張の具体例 |
| 3 | (C) However, staying up all night to study had the opposite effect. | However=前と反対の結果 |
| 4 | (D) This suggests that a good night's sleep is part of studying. | This suggests=まとめ |
設問タイプ別の攻略(大学の講評から)6
- 1〔Ⅰ〕A 会話文空所は、背景にある感情も含めた会話の流れを考えて答えるように作られている。言葉の字面より、話し手の気持ちで選ぶ。
- 2〔Ⅱ〕A 物語文の空所前後の情報だけでなく、話の展開・人物どうしの関係・視点・感情・全体のトーンをつかまないと解けない空所がある。文法・語彙の空所も混じる。
- 3〔Ⅱ〕B 内容把握部分的な情報だけを見ると正答に至らない傾向がはっきり出た(講評)。選択肢は本文全体の流れと照らす。
- 4〔Ⅲ〕A「最も近い意味」「下線部の意味(内容)に最も近いもの」は、下線部の英語の言い換えを選ぶ問題。
- 5〔Ⅲ〕A「読み取れること」「下線部から読み取れるもの」「筆者が最も言いたいこと」は、表面の意味ではなく、そこから推測できる内容を選ぶ。
- 6〔Ⅲ〕B 全体の把握論理の展開、各段落の役割、散らばった情報の統合で答える。段落ごとに役割(主張・例・反論・結論)をメモする。
つなぎ言葉:働きで覚える10
並べ替えと空所補充の両方で決め手になる。
- however★★★しかし(逆接)前の内容と対立する内容が続く
- therefore★★★したがって(結論)原因・根拠の後に置く
- for instance★★★たとえば(例示)for example と同じ。一般論の後
- in addition★★★さらに(追加)moreover / furthermore も同じ働き
- on the other hand★★★一方で(対比)2つの面を比べる。in contrast も近い
- as a result★★★その結果(因果)前が原因、後が結果
- instead★★★その代わりに前に述べた行動・選択の代わりになるものを示す
- nevertheless★★★それでもなお(譲歩)予想に反する内容が続く
- in other words★★★言い換えれば前の内容を別の言葉で説明する
- finally★★★最後に列挙の最後。並べ替えでは終わりのほう
〔Ⅰ〕A 会話文:気持ちを表す応答(例はオリジナル)10
空所は「感情も含む流れ」で決まる(講評)。気持ちの方向で覚える。
- That's a relief.★★★ほっとした心配が消えた時。Thank goodness. も近い
- What a shame.★★★それは残念だshame でも「恥」ではない。That's too bad. と同じ
- You must be kidding.★★★冗談でしょう驚き・信じられない気持ち
- Good for you!★★★よかったね・やったね相手の成功を喜ぶ
- I'm not so sure about that.★★★それはどうかなやわらかい反対。No. より丁寧
- Don't mention it.★★★どういたしましてお礼への返事。You're welcome. と同じ
- Same here.★★★こちらも同じだ相手と同じ状態・気持ちだと伝えるくだけた言い方
- Never mind.★★★気にしないで・もういいよDon't mind. とは言わない
- I can't wait.★★★待ちきれない・楽しみだ期待の気持ち
- It can't be helped.★★★仕方がないあきらめ・受け入れ
時間配分の考え方(90分・目安)
2026年度は約50問。知識寄りの〔Ⅰ〕を速く解き、読解に時間を残す一例。
| 大問 | やること | 目安 |
|---|---|---|
| 〔Ⅰ〕A | 会話文の空所 | 6分 |
| 〔Ⅰ〕B | パートの並べ替え | 10分 |
| 〔Ⅱ〕 | 空所補充と内容把握 | 32分 |
| 〔Ⅲ〕 | 下線部と全体の把握 | 35分 |
| 見直し | マークのずれ・迷った問題 | 7分 |
直前の注意3
- 1細部と全体の両方大学は、細部を積み上げる読み方と全体の意味をとる読み方の両方を練習するよう求めている。大意は細部を正しく読んで初めてつかめる。
- 2外部試験の加点を確認2教科型の加点はスコアの段階で決まる(法学部は最大30点。段階ごとの点は要項の表で)。対象学部・基準も要項で確かめる。
- 3要確認日程・配点・形式は年度で変わる。最新の入試ガイドと過去問・全体講評で確認する。
確認テスト
- 1関大の一般入試の英語の試験時間は(2026年度) 。正解は 90分。大問3つ・全問マーク
- 2〔Ⅰ〕Bの並べ替えで答えるのは 。正解は あるパートの次に続くもの。「相対位置」を答える形式
- 3The train was delayed. As a , I missed the meeting.正解は result。as a result=その結果
- 4He was tired. , he kept working until midnight.正解は Nevertheless。予想に反する内容=譲歩
- 5「下線部から読み取れるもの」を選ぶ問題で必要なのは 。正解は 推測。表面の意味の言い換えではない
参考にした資料
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