CHECK TEST
学習院大学 英語の特徴と対策確認問題集
学習院型の確認問題26問。長文の記述、文脈で決める穴埋め、前置詞の連語、正誤、会話応答、穴埋め英作文を基本の精度で解く。
Ⅰ 次の英文を読み、設問に答えよ(長文)
In many countries, the number of people who live alone has been rising for decades. This trend is often described as a sign of growing loneliness, but the reality is more complicated. Living alone is not the same as being lonely. Many people who live by themselves have active social lives; they choose to live alone because (1)it gives them freedom and quiet. On the other hand, some people who live with their families feel deeply isolated. (2)What seems to matter most is not how many people we live with, but whether we have someone we can turn to when we need help. For this reason, some researchers argue that efforts to reduce loneliness should focus less on the size of households and more on the quality of people's relationships.
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多くの国で、一人で暮らす人の数は何十年にもわたって増え続けている。この傾向は孤独が広がっているしるしだとよく言われるが、実態はもっと複雑だ。一人で暮らすことは、孤独であることと同じではない。一人で暮らしている人の多くは活発な人づきあいをしている。彼らが一人暮らしを選ぶのは、(1)それが自由と静けさを与えてくれるからだ。その一方で、家族と一緒に暮らしているのに深い孤立を感じている人もいる。(2)最も重要だと思われるのは、何人と一緒に暮らしているかではなく、助けが必要なときに頼れる人がいるかどうかである。このため、孤独を減らす取り組みは、世帯の人数よりも人間関係の質にもっと目を向けるべきだと主張する研究者もいる。
- 1下線部(1) it が指す内容を日本語で答えよ。
答え一人で暮らすこと
解説it は直前の choose to live alone の to live alone(一人で暮らすこと)を指す。代入して「一人で暮らすことが自由と静けさを与えてくれる」と意味が通ることを確かめる。答えは「一人で暮らすこと」と名詞の形で終えるのが採点ポイント。「自由と静けさ」や「活発な人づきあい」を答えるのは、it の後ろや前の別の語を拾った誤り。
【覚える】指示語の答えは、元の文に代入して意味が通るか必ず確かめる。 - 2下線部(2)を和訳せよ。
答え最も重要だと思われるのは、何人と一緒に暮らしているかではなく、助けが必要なときに頼れる人がいるかどうかである。
解説採点ポイントは①What seems to matter most is ~(最も重要だと思われるのは~だ)②not A but B(AではなくB)③how many people we live with(何人と一緒に暮らしているか)④whether we have someone ~(~な人がいるかどうか)⑤turn to(頼る)。matter は「重要である」という動詞で、「問題」と訳すと誤り。someone we can turn to は目的格の関係代名詞が省略された形。
【覚える】matter(動詞)=重要である。What matters is ~=大事なのは~だ。
Ⅰ(続き)
- 3筆者が「同じではない」として区別しているものの組み合わせを選べ。
答えb 一人で暮らすことと、孤独であること
解説本文の軸は Living alone is not the same as being lonely.(一人で暮らすことは孤独であることと同じではない)。何と何を区別しているかを押さえると、続く「一人暮らしでも社交的な人」「家族と暮らしていても孤立している人」という2つの例が、その区別を示す役割だとわかる。「家族と友人」「自由と静けさ」「研究者と政府」は本文で対立させていない。
【覚える】A is not the same as B. は筆者が区別したい2つの概念を示す合図。 - 4下線部(2)の中の turn to に最も近い意味のものを選べ。
答えc rely on
訳最も重要だと思われるのは、何人と一緒に暮らしているかではなく、助けが必要なときに頼れる人がいるかどうかである。
解説someone we can turn to when we need help(助けが必要なときに頼れる人)なので、turn to は「頼る」の意味で rely on が最も近い。turn down(断る)は同じ turn を使った句動詞のダミー。look after(世話をする)は頼る側と頼られる側の向きが逆。get over(乗り越える・回復する)は意味が違う。
【覚える】turn to = rely on = depend on = count on(頼る)。
Ⅱ 次の英文の空所(1)〜(4)に入る最も適切なものを選べ(穴埋め)
Kenji had always been afraid of speaking in front of others. When his teacher asked him to give a short speech at the school festival, his first ( 1 ) was to refuse. However, his best friend Aya encouraged him to try. "You don't have to be perfect," she said. "Just tell people about something you ( 2 )." Kenji decided to talk about his grandfather's vegetable garden, where he had spent every summer as a child. He practiced every evening for two weeks. On the day of the festival, his hands were shaking, but once he began, the words came more ( 3 ) than he had expected. When he finished, the audience applauded warmly, and his grandfather, sitting in the front row, was smiling. For the first time, Kenji felt that speaking in public was not something to fear but something to ( 4 ).
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ケンジはずっと、人前で話すことが怖かった。文化祭で短いスピーチをするよう先生に頼まれたとき、彼の最初の(1)反応は断ることだった。しかし、親友のアヤが挑戦してみるよう励ました。「完璧じゃなくていいのよ」と彼女は言った。「自分が(2)大切に思っていることを話せばいいの」ケンジは、子どものころ毎年夏を過ごした祖父の菜園について話すことにした。彼は2週間、毎晩練習した。文化祭の当日、手は震えていたが、いったん話し始めると、思っていたよりも言葉が(3)すらすらと出てきた。話し終えると聴衆は温かい拍手を送り、最前列に座っていた祖父はほほえんでいた。初めてケンジは、人前で話すことは恐れるものではなく(4)楽しむものだと感じた。
- 5( 1 )
答えc reaction
訳文化祭で短いスピーチをするよう先生に頼まれたとき、彼の最初の反応は断ることだった。
解説his first __ was to refuse(最初の~は断ることだった)で、頼まれたときに最初に示した「反応」を表す reaction が正解。直後の However で友人の励ましに転じる流れとも合う。promise(約束)は断ることを約束したことになり不自然。success(成功)は断ることと結びつかない。memory(記憶)は過去を思い出す話ではない。
【覚える】one's first reaction/impulse was to do=最初は~しようとした。 - 6( 2 )
答えa care about
訳「自分が大切に思っていることを話せばいいの」
解説「完璧でなくていいから、~について話せばいい」という励ましなので、care about(大切に思う・関心がある)が正解。実際にケンジは思い入れのある祖父の菜園の話を選んでいる。worry about(心配する)は励ましとして不自然。know nothing about(何も知らない)と have never seen(見たことがない)は話す題材として成り立たない。
【覚える】care about ~=~を大切に思う・気にかける。care for ~=~の世話をする・~を好む。 - 7( 3 )
答えd easily
訳文化祭の当日、手は震えていたが、いったん話し始めると、思っていたよりも言葉がすらすらと出てきた。
解説「手は震えていた、but(しかし)話し始めると予想より~に言葉が出た」なので、震えとは逆のプラスの語 easily(すらすらと)が正解。more ~ than he had expected の比較の形にも合う。slowly(ゆっくり)、rarely(めったに~ない)、nervously(緊張して)は but の後に来るプラスの内容と合わない。
【覚える】逆接の but の前後は反対の内容。前がマイナスなら後ろはプラスの語。 - 8( 4 )
答えa enjoy
訳初めてケンジは、人前で話すことは恐れるものではなく楽しむものだと感じた。
解説not A but B(AではなくB)で、A の fear(恐れる)と対になるプラスの語が入るので enjoy(楽しむ)が正解。温かい拍手と祖父の笑顔という直前の場面とも合う。avoid(避ける)と hide(隠す)は fear と同じマイナスの方向で、not A but B の対比にならない。forget(忘れる)も文脈に合わない。
【覚える】not A but B は A と B が反対の意味になる。片方がわかればもう片方を逆算できる。
Ⅲ 空所に入る最も適切なものを選べ(語法・前置詞の連語)
- 9Over 300 students took in the volunteer program.
答えd part
訳300人を超える生徒がボランティア活動に参加した。
解説take part in ~(~に参加する)が正解で、participate in と同じ意味。take place(行われる)は行事が主語になり、生徒が主語の文では使えない。take care of(世話をする)と take charge of(担当する)は後ろが of で、in と組まない。
【覚える】take part in = participate in = join(参加する)/take place = be held(行われる)。 - 10Are you familiar this software?
答えd with
訳このソフトウェアをよく知っていますか。
解説人が主語のときは be familiar with+物(~をよく知っている)なので with が正解。物が主語なら物+be familiar to+人(~に知られている)になり、主語が入れかわると前置詞も変わる。for と at はこの形で使わない。
【覚える】I am familiar with A. = A is familiar to me.(主語で前置詞が変わる) - 11We ran of gas on the way home.
答えb out
訳帰り道でガソリンが切れてしまった。
解説run out of ~(~を使い果たす・~が切れる)が正解。run off(走り去る)、run away(逃げる)、run over(車でひく・あふれる)はどれも of gas と組まない。gas は米国英語で「ガソリン」。
【覚える】run out of = use up(使い果たす)。run short of ~(~が不足する)も頻出。 - 12I had difficulty the station in the dark.
答えa finding
訳暗い中で駅を見つけるのに苦労した。
解説have difficulty (in) doing(~するのに苦労する)は、前置詞 in が省略された形なので動名詞 finding が正解。to find は不定詞で、この表現では使わない。find(原形)と found(過去形)は difficulty の後に置けない。
【覚える】have difficulty/trouble/a hard time (in) ~ing=~するのに苦労する。 - 13Please buy your tickets advance.
答えa in
訳チケットは前もってお買い求めください。
解説in advance(前もって)が決まった表現なので in が正解。beforehand と同じ意味。on・at・by は advance とこの意味では組まない(by は期限、at は時刻に使う)。前置詞の連語は丸ごと覚えるのが最短。
【覚える】in advance = beforehand(前もって)。in advance of ~=~に先立って。 - 14She didn't break the vase purpose. It was an accident.
答えa on
訳彼女はわざと花瓶を割ったのではない。あれは事故だった。
解説on purpose(わざと・故意に)が決まった表現なので on が正解。直後の It was an accident.(事故だった)と対になっている。by は by accident/by mistake(偶然に・誤って)の形で使い、purpose とは組まない。in と with も purpose とこの意味では組まない。
【覚える】on purpose(わざと)⇔ by accident/by chance/by mistake(偶然・誤って)。
Ⅳ 下線部のうち、文法的に誤っているものを1つ選べ(正誤)
- 15About three hundreds(A) people attended(B) the concert, which(C) was held in(D) the city hall.
答えa (A)
訳約300人がそのコンサートに出席し、コンサートは市役所で開かれた。
解説誤りは hundreds。数詞の後の hundred は複数形にしないので three hundred people が正しい。hundreds of people(何百もの人)のように数詞がつかないときだけ -s がつく。attended(出席した)は過去の文で正しい。which は the concert を受ける非制限用法で正しい。in the city hall の in も正しい。
【覚える】three hundred/two thousand(数詞+hundred は単数)⇔ hundreds of/thousands of。 - 16He laid(A) on the sofa for an hour because(B) he felt(C) tired after(D) the long trip.
答えa (A)
訳長旅の後で疲れていたので、彼は1時間ソファに横になっていた。
解説誤りは laid。「横になる」は自動詞 lie で、過去形は lay。laid は他動詞 lay(~を横たえる・置く)の過去形で、目的語が必要。ここは目的語がないので lay on the sofa が正しい。because(~なので)、felt(感じた)、after(~の後で)は正しい。
【覚える】lie-lay-lain(横になる・自動詞)/lay-laid-laid(横たえる・他動詞)/lie-lied-lied(嘘をつく)。 - 17We discussed(A) about(B) the plan for(C) two hours but couldn't reach an(D) agreement.
答えb (B)
訳私たちはその計画について2時間話し合ったが、合意には至らなかった。
解説誤りは about。discuss(~について話し合う)は他動詞なので前置詞は不要で、discuss the plan が正しい。名詞を使うなら have a discussion about ~ となる。discussed は過去の文で正しい。for two hours(2時間)の for も正しい。reach an agreement(合意に達する)の an も正しい。
【覚える】前置詞をつけたくなる他動詞:discuss/enter/reach/approach/marry/resemble。 - 18She has gone(A) to London last month and(B) is(C) still there(D).
答えa (A)
訳彼女は先月ロンドンへ行き、今もそこにいる。
解説誤りは has gone。last month(先月)は過去の一時点を表す語句なので、現在完了とは一緒に使えない。went が正しい。今もいることは and is still there で別に表している。and は2つの述語をつなぎ正しい。is と there も正しい。
【覚える】yesterday/last ~/~ ago/when ~? は現在完了と使えない。
Ⅴ 会話の応答として最も適切なものを選べ
- 19A: Thank you so much for helping me move. / B:
答えa It was my pleasure.
訳A:引っ越しを手伝ってくれて本当にありがとう。
B:どういたしまして(お役に立ててうれしかったよ)。解説お礼への返事なので It was my pleasure.(どういたしまして・喜んで)が正解。You're welcome./No problem. も同じ場面で使う。Yes, I do. は質問への答えで、お礼には合わない。Here you are.(はい、どうぞ)は物を渡すときの言葉。Same to you.(あなたもね)は Have a nice weekend! のようなあいさつへの返し。
【覚える】お礼への返事:My pleasure./You're welcome./Don't mention it./Anytime. - 20A: Oh, no! I've lost my wallet! / B:
答えb When did you last see it?
訳A:ああ、どうしよう!財布をなくしちゃった!
B:最後に見たのはいつ?解説困っている相手には、状況を確かめる質問で応じるのが自然なので When did you last see it?(最後に見たのはいつ)が正解。Congratulations!(おめでとう)は場面と正反対。Help yourself.(ご自由にどうぞ)は食べ物などを勧めるときの言葉。That's a good idea.(いい考えだね)は提案への返事。
【覚える】Help yourself (to ~).=(~を)ご自由にどうぞ。 - 21(電話で)A: I'm sorry, but he's out right now. Can I take a message? / B:
答えd Yes, please tell him that I called.
訳A:申し訳ありませんが、彼はただいま外出しております。伝言を承りましょうか。
B:はい、電話があったことを伝えてください。解説Can I take a message?(伝言を預かりましょうか)の申し出には、伝えてほしい内容を頼むのが自然なので Yes, please tell him that I called. が正解。Speaking.(私です)は「〇〇さんをお願いします」と言われた本人が答える言葉。Sure, I'll take it.(ええ、私が受けます)は伝言を受ける側の言葉で立場が逆。No, he isn't here. は相手がすでに言ったことのくり返し。
【覚える】take a message(伝言を受ける)/leave a message(伝言を残す)。
Ⅵ 日本語に合うように、空所に適切な1語を書け(穴埋め英作文)
- 22私たちは昨日、新しい先生に会った。 We our new teacher yesterday.
答えmet
解説yesterday(昨日)があるので過去形にする。meet の過去形は met(meet-met-met)。meeted と規則変化させるのは誤り。「~に会う」は meet+人で前置詞は不要(meet with は「会談する」の意味)。
【覚える】meet-met-met/feel-felt-felt/keep-kept-kept(-ee- の動詞は -e- に変わる)。 - 23彼はその本をもう読んでしまった。 He has already the book.
答えread
解説has already の後なので現在完了で、過去分詞を入れる。read の活用は read-read-read で、つづりは同じだが過去形・過去分詞は red と発音する。readed は誤り。already は has と過去分詞の間に置く。
【覚える】read-read-read(発音:リード・レッド・レッド)。put-put-put・cut-cut-cut も同じ形。 - 24その手紙は英語で書かれていた。 The letter was in English.
答えwritten
解説was の後で「書かれていた」なので受動態の過去分詞を入れる。write の活用は write-wrote-written で、過去分詞は t を2つ重ねる written。wrote(過去形)や writen(つづりミス)は誤り。in English(英語で)は使う言語を表す in。
【覚える】write-wrote-written/ride-rode-ridden/hide-hid-hidden(子音を重ねる)。 - 25駅に着くのに1時間かかった。 It me an hour to get to the station.
答えtook
解説It takes+人+時間+to do(人が~するのに時間がかかる)の形で、過去の話なので took にする。take-took-taken。spend を使うなら I spent an hour getting to the station. となり形が変わる。cost はお金の話で、時間には使わない。
【覚える】It takes (人) 時間 to do = 人 spend 時間 (in) ~ing。 - 26私は彼にその事故のことを話した。 I him about the accident.
答えtold
解説tell+人+about ~(人に~について話す)で、過去形 told を入れる。tell-told-told。say は人を直接目的語にとれず said to him となるので、空所の後に him がある形では使えない。speak と talk も人を直接目的語にとらない(talk to him)。
【覚える】tell+人+about/that ~ ⇔ say (to 人) that ~。人を直後に置けるのは tell。
学習院大学 英語の特徴と対策(A4 2枚)