まずはこの3つ
- 名物は「指示語の内容を明らかにして訳せ」。it を「それ」のまま書かない
- 大問3は書き換え・会話補充・和文英訳・英作文のどれが来ても書ける準備を
- 外部試験のスコアで外国語を満点換算・加点できる学部がある
形式マップ(前期・外国語)
試験時間80分は大学の公表(2026年度の時間割)。大問構成は記事の分析で、年度で変わる。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 試験時間 | 80分(リスニングなし) |
| 大問1・2 | 長文読解(1,000語に近い年もある)。和訳・内容説明が中心 |
| 大問3 | 形式が年で変わる:同意文の書き換え、会話文の空所補充、和文英訳、物語の一部を自分で書く英作文、自由英作文など |
| 答え方 | 記述中心。採点は厳しめとされる(記事) |
外部試験の使い方(大学の公表・2026年度)
前期日程では、学部により英語の外部試験のスコアで個別試験の外国語を満点に換算(国際教養学部のみ。換算されれば外国語の受験は免除)、または満点を上限に所定の点数を加点できる。文学部の一部コースと医学部は利用しない。後期日程は利用しない。対象の試験・スコア・有効期間は年度ごとの募集要項で必ず確認する。
長文と和訳の攻略法4
- 1指示語は読みながら実名にthis / it / they を見るたびに「=何」と頭の中で置き換えて読む。下線部に来た時には答えが手元にある。Many students sleep too little. This explains why they can't focus in class.(2文目を、This を明らかにして訳す)多くの生徒が睡眠不足であることが、彼らが授業に集中できない理由になっている。
- 2和訳は3段階構文の確定→構造どおりの直訳→日本語として整える。採点が厳しめとされるので、構文の取り違えを最も警戒する。
- 3下線部の周りだけ読まない設問は段落全体や文章全体の論旨がヒントになるように作られている(記事)。各段落の横に3〜5字のメモを残しながら通読する。
- 4未知語は推測して進む注のない見慣れない語も出る。語根・接頭辞・前後の言い換えから意味を推測し、後の文で確かめる。
大問3:形式別の準備
「去年の形式だけ」は危険。優先順位は記事の提案。
| 形式 | 求められる力 | 準備 |
|---|---|---|
| 和文英訳 | 日本語をかみ砕く力 | 最優先。他の形式にも効く土台 |
| 同意文の書き換え(2〜5語を補う) | 熟語・構文の言い換え | 下の書き換えパターンを口で言えるまで |
| 会話文・物語の空所補充 | 前後とつながる英文を作る力 | 書いたら必ず前後と通して読む |
| 自由英作文・要約 | 80語前後で意見を組み立てる力 | 主張→理由・具体例→結論の型を1つ |
書き換えで狙われるパターン(例はオリジナル)8
上下の文が同じ意味になるよう、指定語を使って空所を埋める形式への備え。
- I'm sure that she will pass. → I have no doubt that she will pass.★★★彼女はきっと合格するdoubt 指定なら no doubt。There is no doubt that も可
- He is not a child any more. → He is no longer a child.★★★彼はもう子どもではないnot … any more = no longer
- I happened to meet her. → I came across her.★★★偶然彼女に会ったhappen to = 偶然〜する。run into も同じ意味
- You came, but you didn't need to. → You needn't have come.★★★来る必要はなかったのにneedn't have+過去分詞=実際はしたが不要だった
- I regret not taking the offer. → I wish I had taken the offer.★★★申し出を受ければよかった過去の後悔は wish+過去完了
- The rain caused the cancellation. → The rain led to the cancellation.★★★雨で中止になったlead to の to は前置詞。名詞か動名詞が続く
- Despite the rain, we went out. → Although it was raining, we went out.★★★雨にもかかわらず出かけたdespite は前置詞、although は接続詞
- He is anything but a liar. → He is by no means a liar.★★★彼は決してうそつきではないanything but = 決して〜でない(強い否定)
語形変化:接辞で品詞を変える8
記事の大問3予想問題にある「語を適切な形に変えて1語で書く」形式への備え。空所の前後で品詞を決めてから形を作る。
元の語変化形見分けのコツ
effecteffective/ineffective名詞の前なら形容詞。否定は in-
willingwillingness所有格の後・主語の位置なら名詞
restorerestorationthe of なら名詞
revolutionrevolutionary名詞を修飾するなら形容詞
innovateinnovative/innovation形容詞か名詞かは前後で判断
relyreliable/reliance-able は「〜できる」
decidedecisive/decisiondecisive=決定的な・きっぱりした
ableability/enableen- は動詞を作る(〜できるようにする)
かみ砕いてから英訳する
千葉大の和文英訳は「パッと見簡単、書くと書けない」(記事)。例はオリジナル。
| 日本語 | かみ砕くと | 英語の例 |
|---|---|---|
| 彼の話は腑に落ちなかった | 彼の説明に納得できなかった | His explanation did not convince me. |
| 猫の手も借りたいほど忙しい | とても忙しく、どんな助けもほしい | I am so busy that I need all the help I can get. |
| 話が弾んだ | 楽しく会話が続いた | We had a lively conversation. |
| 三日坊主で終わった | すぐにやめてしまった | I gave it up after only a few days. |
ここで減点!4
- ✕下線部の it を「それ」と訳して終わる○指示内容を具体的に書き込んで訳す設問の指示に答えていない
- ✕会話の空所に、文法的に正しいが前後とつながらない文○直前の発言への応答+直後の発言につながる文文脈への適合が最優先
- ✕うろ覚えの難しい熟語で英訳する○確実に書ける語と構文で書くつづり・語法ミスの温床
- ✕大問3から解き始めて長文の時間が足りなくなる○解く順番と各大問の上限時間を過去問で決めておく80分は短い。見切りの即断が要る
80分の考え方と直前の注意3
- 1順番を固定する長文2題と大問3をどの順で解くかを過去問で決め、本番で変えない。長文1題に悩む時間はほとんどない。
- 2テーマの予想(記事)AIと社会、心理学・行動科学、環境・食、言語・文化、医療・健康など。当たる保証はなく、どの分野でも同じ手順で読めることが大事。
- 3要確認大問3の形式は毎年変わりうる。外部試験の扱いも学部・年度で違う。最新の募集要項と過去問で確認する。
確認テスト
- 1千葉大の前期・外国語の試験時間は 。正解は 80分。大学の公表(2026年度時間割)
- 2It is certain that he will come. = There is no that he will come.正解は doubt。no doubt that 〜
- 3You have bought me a gift.(買ってくれなくてもよかったのに)正解は needn't。needn't have+過去分詞
- 4The heavy snow led the delay of the train.正解は to。lead to+名詞
- 5外部試験で外国語を満点に換算できるのは(2026年度) 。正解は 国際教養学部のみ。他の学部は加点(利用しない学部もある)
参考にした資料
千葉大を一覧にまとめ、A4 2枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。