まずはこの3つ
- 単語・文法は夏までに1冊ずつ「言える」状態に
- 英文解釈(1文を正確に読む)を飛ばして長文に行かない
- 第一志望の過去問は遅くとも秋には一度解く
英語の力が積み上がる順番
単語 → 文法 → 英文解釈 → 長文 → 過去問。ただし「単語が終わってから文法」ではなく、単語は毎日、最後まで並行。読めない原因の多くは、語彙不足か、1文の構造が取れていないかのどちらか。
1年間の全体図
| 時期 | テーマ | 主にやること | 到達の目安 |
|---|---|---|---|
| 4〜6月 | 土台づくり | 単語・文法・解釈を毎日 | 基本単語と文法の基本問題が言える |
| 7〜8月 | 読む力 | 解釈の仕上げ+長文を毎日1題 | 初見の標準レベル長文が読める |
| 9〜11月 | 過去問期 | 志望校の過去問・英作文・弱点補強 | 目標点との差がわかっている |
| 12月〜1月 | 共テ直前 | 共テ形式の演習・リスニング | 時間内に全問解き切れる |
| 1月下旬〜 | 個別試験 | 志望校の過去問の解き直し | 形式・時間配分に迷いがない |
時期ごとのやることリスト8
- 1春:単語は毎日受験用の単語帳1冊を決め、毎日範囲を決めて「隠して思い出す」。1日で大量に覚えるより、毎日少しずつ何周もする。
- 2春:文法は問題集1冊文法の問題集1冊を、まちがえた問題に印をつけて3周。答えだけでなく「なぜその答えか」を言えるようにする。
- 3春〜夏:英文解釈1文の S・V・O・C、修飾関係、関係詞・分詞のかかり方を取る練習。ここを飛ばすと長文で「なんとなく読み」になる。
- 4夏:長文を毎日1題時間を計って解き、復習では全文を構造まで確認して音読。解いた長文を読み直す時間を、解く時間と同じくらい取る。
- 5夏:共テ形式に触れる夏のうちに共通テストの過去問を一度解き、リーディングの分量とリスニングの形式を体験しておく。
- 6秋:過去問を始める第一志望の過去問を1年分解き、目標点(合格者平均などが公表されていれば参考に)との差と弱点(語彙・文法・長文・英作文)を見つける。以後は弱点練習と過去問を交互に。
- 7秋:英作文は添削を受ける英作文がある大学は、週に数本書いて先生に見てもらう。自分だけの丸つけでは誤りや不自然な表現を見落としやすい。
- 8直前:新しい本に手を出さない使ってきた単語帳・問題集・過去問の「×」だけを回す。共テ前は共テ形式、終わったら個別試験の形式に切り替える。
1日の英語の時間配分(例)
英語に1日2時間使う場合の一例。合計時間は自分の状況で調整
| 時期 | 単語 | 文法・解釈 | 長文 | 過去問・英作文 |
|---|---|---|---|---|
| 4〜6月 | 30分 | 60分 | 30分 | ― |
| 7〜8月 | 30分 | 30分 | 60分 | ― |
| 9〜11月 | 20分 | 20分 | 40分 | 40分 |
| 12月〜 | 20分 | 10分 | 30分 | 60分 |
浪人生はここが違う
浪人生は、去年の答案や過去問でどこで点を落としたかを4月中に分析する。語彙なのか、時間切れなのか、英作文なのか。原因がわかれば、春からの1日の配分が決まる。「去年と同じやり方をもう1年」は危険。
ロードマップのよくある失敗5
- ✕単語帳を夏に「1周終わった」で止める○入試当日まで毎日回す1周目は大半を忘れる。周回で定着する。
- ✕長文ばかり解いて復習しない○1題を解いた後に精読・音読解きっぱなしでは読み方が変わらない。
- ✕過去問を「もったいない」と取っておく○秋には一度解いて差を知るゴールを知らないと、何を補強するか決まらない。
- ✕参考書を何冊も渡り歩く○1冊を3周して完璧に8割の本を5冊より、10割の本1冊。
- ✕リスニングを直前まで放置○夏から毎日10分耳は短期間では慣れない。
月末チェック:この質問にYESと言える?4
- 16月末単語帳の前半を隠して8割言える/文法の基本問題で理由が言える。
- 28月末初見の長文を時間内に読み、根拠を本文で示せる。
- 310月末第一志望の過去問を解き、目標点との差と原因を言える。
- 412月末共テ形式を時間内に解き切れる/個別試験の形式に慣れている。
1年間ロードマップを一覧にまとめ、A4 2枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。