共通テストNo.249確認問題集あり

共通テストの図表・グラフ問題の解き方

図表問題は英語力より「照合の手順」で決まる。グラフの読み方、割合・増減の言い換え、計算が必要な問題の手順を例題つきで。

共通テストの図表・グラフ問題の解き方 の1ページ目

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まずはこの3つ

  1. 先に軸・単位・凡例を見て「何の比較か」を言葉にする
  2. 本文の数値表現を数字に直してから図と照合
  3. 計算は「基準」と「条件」をメモしてから
落とす原因は英語ではない

図表問題で落とす原因の多くは、「何と何を比べた図か」を確かめずに読み始めること。単位(%か人数か)・期間・比べる対象を取り違えると、英文が完璧に読めても間違える。英文より先に図を「日本語の一言」にする。

図表問題の手順6

  1. 1
    タイトル・軸・単位・凡例何の図か、縦軸と横軸、%か人数か、色や線の区別を確認する。
  2. 2
    図を一言にする「Aは増加、Bは横ばい、最大はC」のように特徴を日本語で一言。
  3. 3
    問いと選択肢の数値表現に線more than half/doubled など、照合すべき表現を決める。
  4. 4
    本文の表現を数字に直すthree quarters→75%、one in five→20% と書き込む。
  5. 5
    図と1つずつ照合選択肢の数値・順位・増減の向きを、図の値と1か所ずつ確認。
  6. 6
    計算は基準と条件をメモ「何から」「何人以上なら」を書いてから計算する。

グラフの種類と見る所

種類見る所よく問われること
棒グラフ項目どうしの大小最大・最小・順位・差
折れ線グラフ時間による変化増減の向き・最も変化した時期
円グラフ全体に対する割合(合計100%)半分以上か・何分の1か
表行と列の見出し・条件条件に合う項目・数値の照合
地図・図面位置・方角・目印場所の特定・行き方

増減・変化の表現10

語意味メモ
rise/increase/go up増えるrise は自動詞、raise は他動詞
a sharp increase急増sharp=急な、dramatic=劇的な
gradually/steadily徐々に/着実に変化の進み方
fall/decline/drop減るdecrease も同じ
remain stable/level off横ばい/横ばいになる変化しない部分
peak/reach a peak最高になる折れ線の頂点
fluctuate上下する増減をくり返す
double/triple2倍/3倍になるtwice as many as も2倍
halve/fall by half半分になるby は差を表す
recover回復する一度減って持ち直す

割合・比較の表現10

語意味数字にすると
half/more than half半分/半分より多い50%/50%超
a third/two thirds3分の1/3分の2約33%/約67%
a quarter/three quarters4分の1/4分の325%/75%
one in five5人に1人20%
the majority/a minority過半数/少数50%超/50%未満
nearly/almostほぼ(少し足りない)nearly 40=40弱
approximately/about約前後どちらもあり
percentage point%の差20%→30%は10ポイント増
the second largest2番目に大きい順位の問い
twice as many A as BAはBの2倍基準は as の後の B

計算が必要な問題の型5

  1. 1割引は条件を先に
    「何人以上・何日前まで・学生だけ」の条件を満たすかを確認してから計算する。
    Tickets are $10. Groups of five or more get 20% off.→ 5人なら $8×5=$40
  2. 2時刻は足し算
    開始時刻+所要時間、締め切り−準備時間。半端な分(45分・90分)で間違えやすい。
    The tour starts at 1:45 and takes 90 minutes.→ 終了は3:15
  3. 3増加量と増加率は別
    200→300は「100増」で「50%増」。「最も増えた」がどちらを指すかを問いで確認する。
  4. 4%と%ポイント
    40%→50%は「10ポイント増」だが「25%増」。共テの英文でも percentage points が使われる。
  5. 51人あたりか合計か
    per person/each/in total/altogether を見落とさない。人数をかけ忘れる誤答が多い。

例題データ:市立図書館の利用者数(人)

オリジナルのデータ。下の「この表で問われる形」で使う

2022年2023年2024年
中学生400500800
高校生600650700
大人1,0009501,000

この表で問われる形4

  1. 1「最も増えた」
    2022→2024の増加量は中学生400人・高校生100人・大人0人。最も増えたのは中学生。最大の値(大人)と混同しない。
  2. 2「2倍になった」
    中学生は400→800で doubled。高校生は600→700で約17%増にすぎない。
  3. 3「横ばい」
    大人は1,000→950→1,000で、ほぼ remained stable。一度減って戻った(recovered)とも言える。
  4. 4「割合」
    2024年の合計は2,500人。中学生800人は32%で、about a third に近い。

図表問題のやりがちなミス5

  • ✕%の図を人数として読む
    ○縦軸の単位を最初に確認
    割合が大きくても人数が多いとは限らない
  • ✕「最も増えた」を一番高い棒で選ぶ
    ○前の値との差で比べる
    最大の値と最大の増加は別
  • ✕凡例の色・線を取り違える
    ○凡例を指で押さえて照合
    2本の線のグラフで定番の誤答
  • ✕年・期間を取り違える
    ○横軸の範囲と問いの期間を確認
    from A to B の範囲だけを見る
  • ✕nearly 40 を40以上と読む
    ○nearly は少し足りない
    境目の数字で選択肢を分ける

確認テスト

  1. 1
    The number of visitors doubled from 2,000. 増えた後は?
  2. 2
    One in four students walks to school. 歩いて通う生徒の割合は?
  3. 3
    支持率が20%から30%になった。正しい英語は?
  4. 4
    大人$12、子どもは半額。大人1人・子ども2人の合計は?
  5. 5
    remain stable が表す折れ線の形は?

参考にした資料

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