まずはこの3つ
- False=本文と矛盾。Not Given=本文から判断できない
- T/F/NG は事実、Y/N/NG は筆者の意見を照合する
- 語数指定を超えたら不正解。つづりの誤りも不正解
形式(2026年10月に公式で確認)
| Reading | Listening | |
|---|---|---|
| 時間 | 60分(解答の記入も含む) | 約30分(コンピューター版は最後に見直し2分) |
| 中身 | 長文3本・計2,150〜2,750語(Academic) | 4パート・録音は1回だけ |
| 問題数 | 40問(各1点) | 40問(各10問×4・各1点) |
| 設問の順 | 本文の順の型と、順不同の型がある | 録音の流れの順に並ぶ |
Listening 4パートの中身
後ろのパートほど学術的になる。Part 1 の取りこぼしは致命傷。
| パート | 場面 | 狙われやすい所 |
|---|---|---|
| Part 1 | 日常の会話(2人) | 名前のつづり・電話番号・日付・料金 |
| Part 2 | 日常の独白(施設案内など) | 地図・配置図、予定の変更 |
| Part 3 | 教育・研修の会話(最大4人) | 誰が何に賛成したか、意見の言い換え |
| Part 4 | 学術的な独白(講義) | メモ・要約の穴埋め。話の区切りの合図 |
T/F/NG と Y/N/NG の判定表
見るものが違うだけで、判定の考え方は同じ(公式の定義)。
| 本文と照らすと | 事実を照合(T/F/NG) | 筆者の意見を照合(Y/N/NG) |
|---|---|---|
| 同じ内容が書いてある | TRUE | YES |
| 本文と矛盾する | FALSE | NO |
| 本文からは判断できない | NOT GIVEN | NOT GIVEN |
FALSE と NOT GIVEN を分ける6つの急所6
- 1限定語を必ず照合all/most/some、always/usually、only は本文の語と一段ずつ比べる。本文が「全員ではない」と示していれば、most→all のずれは矛盾で FALSE。Text: Most residents, though not all, supported the plan. / Statement: All residents supported the plan.→ FALSE(not all と矛盾)
- 2因果は書いてあるか本文が「AのあとBが起きた」だけなら、設問の「AがBを引き起こした」は判断できない。順番は因果ではない。Text: Sales rose after the campaign. / Statement: The campaign caused sales to rise.→ NOT GIVEN
- 3「最初・唯一・最大」the first/the only/the largest は本文に同じ強さの根拠がなければ NOT GIVEN。話題が出てくるだけで TRUE にしない。
- 4比較の向きと程度more than/less than、twice/slightly の向きと程度が合っているか。向きが逆なら FALSE。
- 5主語のすり替え本文では研究者が言ったことを、設問では政府が言ったことにする型。中身は合っていても主語が違えば FALSE か NOT GIVEN。
- 6常識で埋めない「当然そうだろう」と思っても、本文に書いていなければ NOT GIVEN。背景知識を使わないことは公式も注意している。
判定のひっかけ(オリジナル)4
- ✕本文 The bridge was completed in 1932. → 設問「その地域で最初の鉄橋だった」を FALSE○NOT GIVEN最初かどうかは本文に書いていない。否定もしていない
- ✕本文 The tests are usually held in spring. → 設問「試験は春に限られる」を TRUE○FALSEusually は例外を認める。only spring と矛盾
- ✕Y/N/NG で、筆者が紹介しただけの他人の説を根拠に YES○筆者自身の見解・主張を表す文を根拠にするY/N/NG は筆者の考え(claims/views)を見る
- ✕設問と同じ単語がある文だけ見て TRUE○言い換えられた文を探して中身で照合同じ単語は誤答の誘い。正解の根拠は言い換えが多い
見出し選択(Matching headings)の手順4
- 1見出しの数を確認見出しは段落より必ず多く、同じ見出しは2回使わない(公式)。例に使われた見出しは先に消す。
- 2段落の最初と最後を読む主題は最初の1〜2文か、However 以降に来やすい。具体例の部分は飛ばしてよい。
- 3段落全体をまとめる語を選ぶ段落の一部の細部だけに合う見出しは誤答。数字や固有名詞に釣られない。
- 4迷う2つは保留確実な段落から埋め、残った見出しで消去法。最後に全体の流れで確認する。
穴埋めの語数指定と書き方4
- 1語数指定を超えたら0点NO MORE THAN TWO WORDS AND/OR A NUMBER なら「2語以内・数字1つ・その組み合わせ」。ONE WORD ONLY なら1語だけ。超えると正しくても不正解(公式)。Answer: wooden bridge→ 2語指定なら可。a wooden bridge は3語で不正解
- 2数え方の決まり数字は算用数字でも英語でもよい。check-in のようなハイフン語は1語(公式)。they're などの短縮形は答えにならない。
- 3Reading は本文の語をそのまま本文の語を形を変えずに抜き出す。空所の前後と文法がつながるか(単数・複数、品詞)で最終確認する。
- 4つづりの誤りは不正解1文字違いでも得点にならない。米つづり(color)と英つづり(colour)はどちらも認められる(British Council・IDP の案内)。
Listening の先読み4ステップ4
- 1語数指定に丸をつけるパートごとに指示が変わる。最初に語数の条件を確認する。
- 2空所の中身を予測名詞か数字か、単位(£・km・%)、日付か時刻か。予測があると聞き取る耳が決まる。
- 3言い換えを準備設問の語は録音では別の語で言われることが多い。cheap→affordable など見当をつけておく。
- 4逃した問題は捨てる答えは録音の順に出る。1問にこだわると次の2問も落とす。
Listening のひっかけ表現8
- Actually, it's been moved to Thursday.実は木曜に変更になりました最初に言った曜日は誤答。Actually の後が正解
- Sorry, I mean the fifteenth, not the fifth.すみません、5日ではなく15日です言い直し。数字の聞き分け(-teen と -ty も)
- That was the original plan, but…当初はそういう予定でしたが…but の後で答えが変わることが多い。最後まで聞く
- It's S-M-Y-T-H, with a Y.S・M・Y・T・H、Y のスミスです名前は1文字ずつつづる。大文字・小文字は問われない
- My number is oh-seven-double-four…番号は0・7・4・4…英国では0を oh、同じ数字2つを double と読むことが多い
- I was going to suggest the park, but it might rain.公園を提案しようと思ったけど雨かもwas going to は過去の意図。実行したかは後まで聞く
- Most people assume…, but in fact…多くの人は〜と考えるが、実は〜講義(Part 4)の定番。in fact の後が要点
- Moving on to the second point…次に2つ目の点に移ると…講義の区切りの合図。メモの見出しが変わる
Reading 60分の時間配分(目安)
| 長文 | 配分 | コツ |
|---|---|---|
| 1本目 | 約17分 | 比較的取りやすいことが多い。ここで時間を貯める |
| 2本目 | 約20分 | 見出し選択が出たら段落ごとに処理 |
| 3本目 | 約23分 | 論証型の文章が多い。Y/N/NG は筆者の主張に線 |
なぜ NOT GIVEN を迷う?
人は書いていないことを常識で補って読む。IELTS の NOT GIVEN はその補いを狙う設問だ。判定の前に「本文のどの文が根拠か」を指で押さえ、根拠(明示か、はっきりした含意)が見つからなければ NOT GIVENと決めるとぶれない。
確認テスト
- 1本文 Only some species migrate in winter. 設問 All species migrate in winter. は?正解は FALSE。only some と all は矛盾
- 2本文 Prices fell after the law changed. 設問 The law caused prices to fall. は?正解は NOT GIVEN。前後関係だけで因果は書いていない
- 3NO MORE THAN TWO WORDS の答えとして不可なのは?正解は the old harbour。3語。check-in は1語扱い
- 4Listening の設問の並び方は?正解は 録音の順。1問逃したら次へ
- 5筆者の主張と照合するのは?正解は YES/NO/NOT GIVEN。T/F/NG は事実を照合
参考にした資料
IELTS R・Lを一覧にまとめ、A4 2枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。