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📝 試験対策

🏔️ TOEIC800点から900点へ|1か月集中プランと高得点の壁の越え方

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 6分🎁 読了で +10XP
800点台は上級者の入口です。ここから900点を目指す段階では、1問1問の重みが大きくなり、「何となく正解」を「根拠を持って正解」に変えていく作業が中心になります。この記事では、精度を上げることに集中した1か月のプランを紹介します。

800点台の課題は「精度」と「集中の持続」

800点台の人は、リーディングを最後まで解き切れることが多く、基本的な文法や語彙で迷うことも少なくなっています。それでも900点に届かない理由は、次のようなところにあります。

  • 意図を問う設問(話し手がある発言をした意図は何か)での判断ミス
  • NOT問題(本文に書かれていないものを選ぶ)での見落とし
  • 難しめの語彙問題での、なんとなくの選択
  • 2時間の後半での集中力の低下

ここで必要なのは、新しい知識を増やすことよりも、正解の根拠を毎回はっきりさせる習慣です。

ポイント:900点を目指すなら、正解した問題でも「本文のどこが根拠か」を指で示せるかを確認しましょう。示せない正解は、次は落とすかもしれない正解です。

4週間のプラン(平日90分・休日3時間)

1週目:根拠チェック付きの通し練習

  • 休日:公式問題集1回分を通しで解き、全問に「根拠あり/勘」の印をつける
  • 平日:「勘」で正解した問題と不正解の問題を、根拠を探しながら解き直す

2週目:Part 3・4の意図問題と図表問題

  • 平日:Part 3・4を毎日2セット。意図問題は、発言の前後の流れを書き出す
  • 毎日:シャドーイング15分

3週目:Part 7のNOT問題と言い換え

  • 平日:Part 7を毎日2〜3文書。NOT問題は選択肢1つずつに根拠の行番号を書く
  • 毎日:言い換えノートの見直し

4週目:通しの集中力トレーニング

  • 休日:本番と同じ時間帯に、休憩なしで通し練習
  • 平日:後半に集中が切れたパートを重点的に復習

意図問題は「発言の前後」で判断する

Part 3・4には、ある発言について「なぜそう言ったのか」を問う設問があります。発言そのものの意味だけで選ぶと、引っかかりやすくなります。

自作の会話で考えてみましょう。

  • M: Could you review the sales report before the client meeting?
  • W: I have three interviews this afternoon.

設問が「What does the woman imply when she says, "I have three interviews this afternoon"?」なら、答えは「面接の予定があるから手が回らない=依頼を引き受けにくい」という意図です。「面接官として働いている」といった、発言をそのまま言い換えただけの選択肢は、意図の説明になっていません。

意図問題の復習法

  1. 問われた発言の直前の発言を書き出す
  2. 問われた発言が、それに対する「承諾・断り・提案・驚き」のどれかを判断する
  3. 選択肢がその働きと合っているかを確認する

NOT問題と難しめの語彙問題

NOT問題は「消去法の証拠集め」

「What is NOT mentioned about the event?」のような設問は、選択肢4つのうち3つが本文に書かれています。1つずつ本文の該当箇所を探し、見つかったものに印をつけて消していくのが確実です。時間はかかりますが、800点台では確実に取りたい問題です。

語彙問題は「コロケーション」で判断

難しめの語彙問題では、意味が近い選択肢が並びます。自作の例です。

  • The contract will be ( ) for another two years.

(A) renewed (B) refreshed (C) restored (D) repeated

「契約を更新する」は renew a contract という組み合わせで使われることが多く、答えは (A) renewed です。refresh(気分・画面などを新しくする)や restore(元の状態に戻す)も「新しくする」系の意味ですが、contract との組み合わせとしては自然ではありません。

語彙問題の復習では、正解の単語を名詞とのペアで覚えることを意識しましょう(renew a contract、meet a deadline、address an issue など)。

図表問題と平日の時間割

図表問題は「表のどこを見るか」を先に決める

Part 3・4には、図や表を見ながら答える問題があります。800点台で落としやすいのは、音声で聞こえた情報をそのまま答えにしてしまうケースです。

自作の例で考えます。表には「Room A:10名」「Room B:20名」「Room C:30名」と定員が書かれています。音声では次のように話されます。

  • We'll have about twenty-five people, so we need a bigger room than we originally planned.

設問が「Look at the graphic. Which room will the speaker most likely book?」なら、25名が入れる Room C が答えです。音声には「C」という言葉は出てきません。音声で聞いた情報(25名)を、表の別の列(部屋名)に変換するのが図表問題の基本です。

先読みの段階で、設問の選択肢に並んでいる項目(ここでは部屋名)と、表のもう一方の列(定員)を確認し、「音声では定員の話が出るはず」と予想しておきましょう。

平日90分の時間割

  • 朝(20分):言い換えノートと、前日の「勘」問題の見直し
  • 通勤・通学(25分):シャドーイングと、前日のPart 3・4の聞き直し
  • 夜(45分):新しい問題を解き、全問の根拠を確認

800点台の人は仕事や学業も忙しい時期であることが多いので、平日に時間が取れない日は、朝と通勤だけでも続けることを優先しましょう。

Part 6の文挿入問題も「根拠」で解く

800点台で意外に残りやすいのが、Part 6の文を挿入する問題です。空所に入る文を4つから選ぶ問題で、なんとなくの流れで選ぶと外しやすくなります。

根拠を探すときは、空所の直前と直後の文とのつながりを確認します。自作の例で考えてみましょう。

  • 直前の文:We have decided to extend our business hours.
  • 空所
  • 直後の文:We hope this change will make shopping more convenient for you.

空所には「新しい営業時間の具体的な内容」を述べる文、たとえば Starting next month, the store will stay open until 10 P.M. が入ると自然です。直後の this change が、空所の内容を指していることがヒントになります。

this / these / such などの指示語や、however / therefore などのつなぎの言葉は、空所の前後をつなぐ根拠になりやすいので、必ず印をつけて読みましょう。

よくある失敗と本番での意識

失敗1:正解した問題を復習しない

900点を目指す段階では、正解した問題の中にこそ次の失点が潜んでいます。「勘」で正解した問題は、不正解と同じ扱いで復習しましょう。

失敗2:難問にこだわりすぎる

高得点を目指すほど1問を落としたくなくなりますが、1問に粘って後半の時間や集中力を失うのは本末転倒です。

失敗3:体調管理を軽く見る

2時間の試験で最後まで同じ精度を保つには、睡眠や食事も大切です。本番の数日前から、試験の時間帯に頭が働くよう生活リズムを整えましょう。

1か月後の目標は、「根拠あり」の正解の割合が増えていることです。それが900点という数字につながる、いちばん確かな道です。

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よくある質問

800点台から900点には、どれくらいの勉強時間が必要ですか?
人によって大きく異なるため一概には言えません。時間より、正解の根拠を毎回確認するなど復習の質を上げることが大切な段階です。
難しい単語帳に切り替えるべきですか?
失点の原因が語彙不足であれば検討してもよいでしょう。ただ、多くの場合は言い換えや意図問題の精度が課題なので、まず間違いの分析から始めるのがおすすめです。
集中力が後半に落ちます。どうすれば?
本番と同じ時間帯・同じ長さで通し練習を重ねると、2時間の感覚に慣れていきます。前日の睡眠など体調管理も大切です。
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英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
原田英語が、現場の英語教師の目で世界の英語学習動画と勉強法を厳選。紹介文・コラムはすべてオリジナルで書いています。運営者について・お問い合わせ

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