本文へ
🔥0
🌍 英語学習

🎧 シャドーイングを部活の合間にやる方法|5分でできる音声メニューとコツ

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 6分🎁 読了で +10XP
「シャドーイングがいいのはわかってる。でも、部活が終わると疲れて何もできない」。運動部も文化部も、毎日忙しいですよね。実はシャドーイングは、長い時間をとらなくても、5分の積み重ねで続けられる練習です。この記事では、部活の合間や移動時間を使って、無理なく英語の耳と口を鍛える方法を紹介します。

シャドーイングを「5分単位」に分解する

シャドーイングは、英語の音声を聞きながら、少し遅れて影(shadow)のように声に出してついていく練習です。基本のやり方は別の記事にゆずり、ここでは部活のある生活にどう組み込むかに集中します。

ポイントは、30分まとめてやろうとせず、5分のかたまりに分けることです。

5分メニューの基本形

  1. 1分:音声を聞くだけ(内容をつかむ)
  2. 2分:スクリプトを見ながら、音声と一緒に小声で読む
  3. 2分:スクリプトを見ずにシャドーイング

使う音声は30秒〜1分程度の短いもの。教科書の本文、英検のリスニング問題、学習者向けニュースなど、何度も繰り返せる素材が向いています。

ポイント:1日5分でも、1か月続ければ150分。「毎日少し」は、「たまにたくさん」に勝ちます。

部活の日の1日にこう組み込む ⚽

部活のある日の、スキマ時間の例です。全部やる必要はなく、1日1〜2か所選べばOKです。

朝の通学(電車・バス・徒歩)

  • 声は出せないので、音声を聞きながら口だけ動かす(マンブリング/リップシンク)
  • 前の日に練習した音声を聞き、どれくらい口がついていけるか確認

昼休みの最後の5分

  • 人の少ない場所なら、小声で5分メニュー
  • 難しければ、スクリプトを見ながら音声を聞くだけでも効果あり

部活の休憩中(水分補給の後など)

  • 疲れているときは、聞くだけに切りかえる
  • ただし休憩は体を休める時間でもあるので、無理は禁物。ケガや熱中症の予防が最優先です

帰宅後、お風呂の前

  • 家で一番声を出しやすいタイミング。5分メニューをしっかりやる

例えば、「朝:口パク」「帰宅後:5分メニュー」の2か所だけでも、1日10分になります。

声を出せない場所での代わりの練習

シャドーイングは声に出すのが基本ですが、電車の中や教室など、声を出せない場所も多いですよね。そんなときの代わりの練習を紹介します。

  1. マンブリング(口パク):声は出さず、口の形だけ音声に合わせて動かす。リズムとスピードに慣れる効果が期待できます
  2. 頭の中シャドーイング:心の中で音声を追いかける。集中力がいりますが、どこでもできます
  3. 聞き取りチェック:音声を聞いて、聞き取れなかった部分をスクリプトで確認する
  4. スクリプトの音読準備:難しい単語の発音や、区切りの位置に印をつけておく

例えば、次の文で練習するとします。

  • I was going to call you, but my phone died.(電話しようと思ってたんだけど、スマホの充電が切れちゃって)

going to が「ガナ」のように、call you が「コーリュー」のようにつながって聞こえることがあります。こうした音のつながりに気づくのは、声を出さない練習でも十分にできます。

部活生におすすめの教材の選び方

忙しい人ほど、教材選びで迷っている時間はもったいないです。次の条件で選びましょう。

  • 短い:30秒〜1分で1区切りになる
  • スクリプトがある:聞き取れない部分を確認できる
  • 少しやさしい:7〜8割は意味がわかるレベル
  • 何度も使える:同じ音声を1週間くり返す

具体的な候補

  • 英語の教科書の本文音声:定期テスト対策にもなる一石二鳥
  • 英検の過去問のリスニング:公式サイトで一部の過去問が公開されています。自分の目標の級、または1つ下の級から
  • 学習者向けの英語ニュース・番組:ゆっくりめの英語で話題も身近なもの

部活の話題が出てくる英文もおすすめです。自作の例を見てみましょう。

  • Our team practices every day after school, even on Saturdays.(私たちのチームは毎日放課後に練習していて、土曜日もです)
  • We lost the game, but we learned a lot from it.(試合には負けたけど、たくさん学んだ)

自分の生活に近い英文は、感情を込めて言いやすく、記憶にも残りやすくなります。

よくある失敗

部活生がシャドーイングでつまずきやすいポイントと、その対策です。

  1. 最初から長い音声を選ぶ:3分の音声は5分では終わりません。→ 30秒〜1分に切って使う
  2. 毎日違う音声を使う:新しい音声ばかりだと、聞くだけで終わります。→ 同じ音声を1週間くり返す
  3. 疲れた日にゼロにしてしまう:「今日は無理」で3日空くと、習慣が途切れます。→ 疲れた日は「1回聞くだけ」でOKにする
  4. 大会前に全部やめてしまう:大事な試合の前は部活優先で当然です。→ その期間は「口パク1分」だけにして、つながりを切らない
  5. スクリプトを全く見ない:わからない部分をそのままにすると、あいまいな音をまねすることになります。→ 2分目は必ずスクリプトを見る

ポイント:部活生の英語は「ゼロの日を作らない」が最強の戦略です。

部活のオフ期間・テスト期間の使い方

部活には、大会前の忙しい時期もあれば、テスト期間やオフシーズンなど、比較的時間がとれる時期もあります。時期によってシャドーイングの量を変えるのがおすすめです。

忙しい時期(大会前・合宿中など)

  • 口パク1分か聞くだけの日があってもOK
  • 新しい音声には進まず、慣れた音声を使う

ふつうの時期

  • 5分メニューを1日1〜2回
  • 1週間に1本のペースで音声を変える

時間がある時期(テスト期間の部活停止中・オフシーズン)

  • 5分メニューを3回に増やす
  • 少し長い音声(1〜2分)にも挑戦
  • 自分の声を録音して、元の音声と聞き比べる

録音を聞くのは少し恥ずかしいかもしれませんが、効果は大きいです。例えば、I want to go の want to が「ワナ」に近い音でつながっているのに、自分は「ウォント・トゥー」と1語ずつ言っていた、といった発見があります。

ポイント:部活の練習にも「量を増やす時期」と「調整する時期」がありますよね。英語も同じように、季節に合わせて強弱をつけて大丈夫です。

1週間の計画と、続けるための記録

1週間ミニメニュー(同じ音声を1週間使う)

  • 月:音声を3回聞く。スクリプトで意味を確認
  • 火:スクリプトを見ながら音声と一緒に読む(5分)
  • 水:朝は口パク、夜はスクリプトなしでシャドーイング
  • 木:同上。つっかえる部分に印をつける
  • 金:印の部分だけ集中練習
  • 土:スマホで自分のシャドーイングを録音し、音声と聞き比べる
  • 日:お休み、または1回聞くだけ

記録のつけ方

スマホのメモやカレンダーに、やった日は「〇」、少しだけの日は「△」をつけましょう。△も立派な1日です。1か月分の〇△がカレンダーに並ぶと、それ自体がやる気になります。

部活で培った「毎日コツコツ練習する力」は、英語にもそのまま使えます。今日の帰り道から、1分の口パクを始めてみましょう。

📺 このコラムと一緒に見たい動画

【2分25秒後に驚くほど英語が聞き取れるようになる!】英語の聞こえ方が変わってしまう!?非常識な「シラブル音読」トレーニング!音読・シャドーイングでも効果がなかった人のための動画です!
【2分25秒後に驚くほど英語が聞き取れるようになる!】英語の聞こえ方が変わってしまう!?非常識な「シラブル音読」トレーニング!音読・シャドーイングでも効果がなかった人のための動画です!
中高生★★★殿堂入り

✅ 今日からやること

よくある質問

口パクだけでも効果はありますか?
声を出すシャドーイングほどではないかもしれませんが、英語のリズムやスピードに慣れる練習になります。声を出せる時間と組み合わせるのがおすすめです。
部活で疲れていて集中できません。
疲れた日は「1回聞くだけ」にハードルを下げましょう。大切なのは完全に止めてしまわないことです。体を休めることも大事なので、無理はしないでください。
教科書の音声でシャドーイングしても意味がありますか?
大いにあります。定期テストの範囲の音声なら、本文の暗記やリスニング対策にもなり、一石二鳥です。慣れてきたら、少し長い音声や別の教材にも挑戦しましょう。
✍️
英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
原田英語が、現場の英語教師の目で世界の英語学習動画と勉強法を厳選。紹介文・コラムはすべてオリジナルで書いています。運営者について・お問い合わせ

次に読むなら