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🌍 英語学習

📖 教科書本文の覚え方|中学英語の定期テストで使える暗記5ステップ

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 6分🎁 読了で +10XP
定期テストの英語で、いちばん配点が大きいことが多いのが教科書本文の問題です。本文が頭に入っていれば、空所補充も並べかえも和訳も、ぐっと解きやすくなります。でも「何回読んでも覚えられない」という人も多いはず。この記事では、教科書本文を無理なく覚えるための5ステップを、具体的な例文と1週間スケジュールつきで紹介します。

本文暗記がテストに強い理由

定期テストでは、教科書本文からそのまま、または少し形を変えて出題されることがよくあります。

  • 本文の一部が空欄になっていて、単語を入れる問題
  • 本文の文を並べかえる問題
  • 下線部を日本語にする問題
  • 本文の内容について英語で答える問題

本文を覚えていれば、こうした問題は「思い出して書くだけ」になります。さらに、本文には新しい単語と文法がセットで入っているので、本文を覚えることは単語・文法・表現をまとめて覚えることでもあります。

もう一つの利点は、本文暗記が英作文の力になることです。覚えた文の単語を入れかえるだけで、自分の文が作れるようになります。

  • 本文:I'm going to visit my grandmother this weekend.
  • 自分の文:I'm going to clean my room this weekend.

ポイント:本文暗記は「テスト対策」であると同時に、英語を話す・書くための「文の在庫」を増やす作業です。

ただし、何も考えずに何十回も読むだけでは、なかなか覚えられません。次から紹介する5ステップで、効率よく覚えていきましょう。

ステップ1・2:意味をつかんで、チャンクで区切る

ステップ1:意味を完全に理解する

覚える前に、まず意味をすべて理解しましょう。意味がわからない文は、どれだけ読んでも覚えにくいものです。

  • わからない単語を調べて、教科書に小さく書き込む
  • 1文ずつ、日本語訳を言えるか確認する
  • 訳せない文があれば、文法を確認するか先生に聞く

ステップ2:チャンク(意味のカタマリ)で区切る

長い文は、意味のカタマリごとにスラッシュ(/)を入れます。

  • My uncle lives / in a small town / near the mountains.

(おじは/小さな町に住んでいる/山の近くの)

  • When I was ten, / I started / playing the piano.

(10歳のとき/始めた/ピアノをひくことを)

区切る場所の目安は、次のとおりです。

  • 前置詞(in, on, at, near, with など)の前
  • 接続詞(when, because, if など)の前
  • 不定詞(to+動詞)の前
  • カンマのところ

チャンクで区切ると、1文を一気に覚えるのではなく、短いカタマリを順番につなげて覚えられます。人間が一度に覚えておける量には限りがあるので、小さく区切るのは理にかなった方法です。

ステップ3:音声をまねして音読する

音読は「聞いてから読む」

意味がわかってチャンクで区切れたら、音読です。自己流で読むのではなく、必ず教科書の音声を聞いてから読みましょう。

  1. 音声を1文ずつ止めて、同じように読む(リピート)
  2. 慣れたら、音声とほぼ同時に読む(オーバーラッピング)
  3. 最後に、音声なしで1人で3回読む

音読で意識したいこと

  • 区切り:チャンクの切れ目で少し間をあける
  • 強弱:大事な単語(名詞・動詞・形容詞)は強く、the や a は弱く
  • 気持ち:会話文なら、登場人物になりきって読む

たとえば会話文の、

  • A: Did you watch the game last night?
  • B: Yes! It was so exciting.

は、Bの「Yes!」を本当に興奮した声で読むだけで、記憶に残りやすくなります。

ポイント:音読の回数の目安は、1課につき合計10回程度。1日で10回ではなく、数日に分けて読むほうが効果的です。

音読は、本文の暗記だけでなく、リスニング力と発音も同時に鍛えられる一石三鳥の練習です。

ステップ4・5:顔を上げて言う、訳から書く

ステップ4:リードアンドルックアップ

「読んで(read)、顔を上げて(look up)言う」練習です。

  1. チャンク1つ分を、黙って目で読む
  2. 顔を上げて、教科書を見ずに声に出して言う
  3. 言えたら次のチャンクへ。言えなかったらもう一度読む

見ずに言うことで、「思い出す練習」になります。思い出そうとすることが記憶を強くする、という考え方(想起練習)は、学習研究でも効果が確かめられてきた方法です。

ステップ5:日本語訳から英文を書く

最後の仕上げは、日本語訳だけを見て英文を書く練習です。

  1. ノートの左側に日本語訳、右側を空けておく
  2. 日本語を見て、右側に英文を書く
  3. 教科書と照らし合わせて、間違えた部分を赤で直す
  4. 間違えた文だけ、もう一度書く

ここで間違えやすいのは、a / the、単数・複数、動詞の形(過去形・三単現のs)などの細かい部分です。テストで減点されるのもまさにこうした部分なので、赤ペンで直したところは特に意識して覚えましょう。

  • × I go to the museum with my friend yesterday.
  • ○ I went to the museum with my friend yesterday.

1週間の本文暗記スケジュール

1つの課(Lesson)を1週間で覚えるスケジュールの例です。1日15〜20分が目安です。

  • 1日目:意味の確認。わからない単語を調べ、1文ずつ訳す(ステップ1)
  • 2日目:チャンクで区切る。音声に合わせて1文ずつリピート(ステップ2・3)
  • 3日目:オーバーラッピング3回+1人で音読3回(ステップ3)
  • 4日目:リードアンドルックアップで、本文を最後まで言う(ステップ4)
  • 5日目:日本語訳を見て英文を書く(ステップ5)
  • 6日目:5日目に間違えた文だけ、もう一度書く
  • 7日目:日本語訳を見て、本文全体を声に出して言う。言えたら完成

テスト前に複数の課を覚えるとき

定期テストの範囲が3課ある場合は、1課目を仕上げながら2課目を始める、というように少しずつずらして進めると、2週間で3課を仕上げることができます。

忙しい日の最低ライン

部活などで時間がない日も、「音声に合わせて1回読む」だけはやりましょう。1回でも触れておくと、翌日の復習がぐっと楽になります。

よくある失敗と、本文暗記を続けるコツ

よくある失敗

  1. 意味がわからないまま読み続ける

意味がわからない文は、ただの音の並びになってしまいます。ステップ1を飛ばさないようにしましょう。

  1. 黙読だけで覚えようとする

目で読むだけでは、覚えたつもりになりやすいです。必ず声に出して、口と耳も使いましょう。

  1. 書く練習をしない

言えるようになっても、書くとつづりや細かい部分を間違えます。テストは書いて答えるので、ステップ5まで必ずやりましょう。

  1. 一気に何十回も読む

1日で30回読むより、3日間で10回ずつ読むほうが記憶に残ります。

続けるコツ

  • 家族に「本文テスト」をしてもらう(日本語訳を読み上げてもらい、英語で答える)
  • 音読の回数を教科書のすみに「正」の字で記録する
  • 覚えた本文の一部を、自分のことに書きかえて日記にする

本文暗記は、最初の1課がいちばん大変です。2課目からは、やり方に慣れて早く覚えられるようになります。今日は、今の課の最初の3文を、チャンクで区切って音読してみましょう。

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よくある質問

教科書本文を覚えるのに何回くらい音読すればいいですか?
目安は1課につき合計10回程度ですが、人によって違います。回数より「日本語訳を見て英文が言えるか」で判断しましょう。言えれば十分に覚えています。
音声がない場合はどうすればいいですか?
多くの教科書には、二次元コードやデジタル教科書などで音声が用意されています。見つからない場合は、学校の先生に聞いてみましょう。音声を聞いてから読むことで、正しい発音で覚えられます。
本文を丸暗記するのは意味がないと聞きましたが本当ですか?
意味を理解せずに音だけ覚えるのは効果が薄いですが、意味と文法を理解したうえでの暗記は、定期テストだけでなく英作文やスピーキングにも役立ちます。理解してから覚える順番を守りましょう。
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英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
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