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🌍 英語学習

🌱 英語で間違いが怖い人へ|話す不安を減らす考え方と練習法

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 6分🎁 読了で +10XP
「文法を間違えたら笑われるかもしれない」「発音が変だと思われたらどうしよう」。英語を話すときにこうした不安を感じるのは、まったくおかしなことではありません。むしろ、真面目に勉強してきた人ほど、間違いに敏感になりがちです。この記事では、なぜ間違いが怖くなるのかを整理し、不安を少しずつ小さくしていく考え方と練習法を紹介します。

間違いが怖くなるのは自然なこと

学校の英語では、テストで間違えると点数が引かれます。何年もそうした環境で勉強してきたのだから、「間違い=よくないこと」と感じるのは自然です。

でも、会話の目的はテストとは違います。会話の目的は気持ちや情報を伝え合うことで、多少の文法ミスがあっても、意味が伝われば会話は成り立ちます。

たとえば、次の文には文法ミスがあります。

  • Yesterday I go to the park with my friend.

正しくは went ですが、Yesterday があるので、聞き手は「昨日公園に行ったんだな」とちゃんと理解できます。会話の相手が気にするのは、ミスよりも「あなたが何を伝えたいか」です。

言語習得の研究者クラッシェンは、不安や緊張が強いと学習がうまく進みにくいという考え方(情意フィルター仮説)を提唱しました。この仮説にはさまざまな議論がありますが、「リラックスできる環境のほうが話しやすい」という点は、多くの学習者が実感していることではないでしょうか。

ポイント:会話はテストではない。「正しさ」より「伝わったか」を合格ラインにしてみましょう。

よくある思い込みを書き換える

間違いへの不安は、いくつかの思い込みから大きくなっていることがあります。

思い込み① 「完璧に話せないと恥ずかしい」

英語を第二言語として使う人は世界中にたくさんいて、さまざまなアクセントや言い回しで話しています。完璧な英語で話している人のほうが、むしろ少数派です。

思い込み② 「間違えたら相手に迷惑」

相手にとって大切なのは、あなたが話そうとしてくれていることです。聞き返されたら、言い直せばいいだけです。

思い込み③ 「上達してから話そう」

話す力は、話すことで伸びます。「準備ができたら話す」と決めていると、その日はなかなか来ません。

書き換えの例

  • 「間違えたら恥ずかしい」→「間違えたら、正しい言い方を知るチャンス」
  • 「発音が変だと思われる」→「伝われば合格。発音は少しずつ直せばいい」
  • 「うまく話せなかった」→「今日は3文話せた」

できたことに目を向ける習慣をつけると、話すことへのハードルが少しずつ下がっていきます。

ミスしても会話を続けるフレーズ

間違いが怖い理由の一つは、「間違えたらどうしていいかわからない」ことです。ミスしたとき用のフレーズを持っておくと、安心感が大きく変わります。

言い直す

  • Sorry, I mean ...(すみません、つまり〜です)
  • Let me say that again.(もう一度言いますね)
  • Actually, what I wanted to say is ...(言いたかったのは〜です)

言葉が出てこない

  • How do you say ... in English?(〜って英語でなんて言いますか?)
  • I don't know the word, but it's something like ...(単語がわからないけど、〜みたいなものです)

伝わっているか確認する

  • Does that make sense?(伝わっていますか?)
  • Am I saying it right?(言い方、合っていますか?)

会話例

  • A: What did you do yesterday?
  • B: I go... sorry, I went to a museum. It was very... how do you say... 混んでいる?
  • A: Crowded?
  • B: Yes! Crowded. Thank you. It was very crowded.

途中で言い直したり、単語を聞いたりしても、会話はちゃんと成り立っています。こうしたやりとりは、学習者にとっても相手にとっても自然なことです。

不安を小さくする段階別トレーニング

いきなり人前で話すのが怖いなら、段階を踏んで慣らしていきましょう。

ステップ1:一人で話す

誰にも聞かれない場所で、独り言や音読をします。まずは英語を声に出すこと自体に慣れます。

ステップ2:録音して聞く

自分の声を録音して聞きます。最初は恥ずかしいですが、慣れてくると「思ったより通じそう」と感じられることが多いです。

ステップ3:AIや文字チャットで話す

AI会話アプリや、英語でのテキストチャットは、相手の表情を気にせずに練習できます。

ステップ4:オンライン英会話(1対1)

最初のレッスンで I'm nervous about speaking English. Please be patient with me. と伝えておくと、気持ちが楽になります。講師は学習者の間違いに慣れています。

ステップ5:グループや対面の場

少人数のグループレッスン、英語カフェ、交流会など。ここまで来られたら大きな前進です。

大事なのは、少し怖いけれど、できそうなレベルを選ぶことです。怖すぎるステップに挑んで失敗すると、かえって不安が強くなることがあります。

よくある失敗と1週間メニュー

よくある失敗

  • ミスを全部直そうとする:録音を聞いて、全部の間違いを直そうとすると疲れてしまいます。1回につき1つだけ直せば十分です。
  • 他人と比べる:SNSで流暢に話す人を見て落ち込むより、1か月前の自分と比べましょう。
  • 話す前に文を完璧に組み立てる:頭の中で完成させてから話すと、タイミングを逃します。短く言ってから足していくイメージで。

1週間メニュー(1日10分)

  1. 月曜:今日やったことを独り言で3文言う(間違えてもOK)。
  2. 火曜:ミスしたとき用のフレーズを声に出して覚える。
  3. 水曜:1分間話して録音し、「できたこと」を1つメモする。
  4. 木曜:AI会話アプリで5往復やりとりする。
  5. 金曜:録音を聞き、直したいミスを1つだけ選んで直す。
  6. 土曜:オンライン英会話で、I'm nervous, but I'll try my best. から始める。
  7. 日曜:今週「できたこと」を3つ書き出す。

「できたこと」を記録するのは小さなことですが、自信の土台になります。

レッスン前の「お守りメモ」

オンライン英会話や英語の授業の前に、次の3つを紙に書いて手元に置いておくのもおすすめです。

  • 困ったとき用:Sorry, I mean ... / How do you say ... in English?
  • 今日話したいこと:最近の出来事を1つ(例:I started running last week.)
  • 今日の目標:「質問を1つする」「言い直しを怖がらない」など1つだけ

メモがあるだけで「詰まっても大丈夫」という安心感が生まれ、緊張がやわらぎやすくなります。

まとめ:間違いは上達の途中にあるもの

英語で間違えるのが怖いのは、真剣に取り組んできた証拠でもあります。でも、話す力は、間違えながら話すことでしか伸びません。

  • 会話の合格ラインは「伝わったか」
  • ミスしたら Sorry, I mean ... で言い直せばいい
  • 一人練習→録音→AI→1対1→グループと、段階を踏んで慣らす
  • 他人ではなく、昨日の自分と比べる

今日は、誰もいない場所で「今日あったこと」を英語で3文だけ言ってみてください。文法が間違っていても大丈夫。声に出せたこと自体が、今日の「できたこと」です。

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✅ 今日からやること

よくある質問

間違いを直されると落ち込んでしまいます。
直されるのは、あなたの英語が相手に届いている証拠でもあります。訂正されたら Thank you! と言って、正しい言い方を1回くり返してみましょう。落ち込む前に行動を1つ決めておくと、気持ちを切り替えやすくなります。
発音が悪いのが恥ずかしいです。
英語は世界中でさまざまなアクセントで話されており、通じることが何より大切です。気になる音があれば少しずつ練習すればよく、発音が完璧になるまで話すのを待つ必要はありません。
オンライン英会話で緊張して話せません。
最初に I'm nervous about speaking. と伝えるだけでも気持ちが楽になります。話したいことを3つメモしてからレッスンに臨む、フリートークではなく教材を使ったレッスンから始める、などの工夫も効果的です。
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英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
原田英語が、現場の英語教師の目で世界の英語学習動画と勉強法を厳選。紹介文・コラムはすべてオリジナルで書いています。運営者について・お問い合わせ

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