Study with meとは?
Study with meは、配信者が勉強や作業をしている様子を撮影した動画、またはライブ配信のことです。多くの場合、次のような特徴があります。
- 配信者が机に向かって勉強している様子が映っている
- 話し声はほとんどなく、環境音やBGMが流れる
- 「25分勉強+5分休憩」のようなタイマーが画面に表示されている
- 1〜数時間の長い動画が多い
英語圏でも日本でも人気があり、YouTubeで study with me と検索すると、さまざまなスタイルの動画が見つかります。
スタイルの例
- ポモドーロ型:25分勉強と5分休憩を繰り返すタイプ
- 長時間集中型:50分勉強と10分休憩など、長めのサイクルのタイプ
- 環境音型:雨の音、カフェの音、図書館の音などが流れるタイプ
- BGM型:lofiなど、静かな音楽が流れるタイプ
- ライブ配信型:リアルタイムで配信され、チャットで参加者と交流できるタイプ
ポイント:Study with meは「勉強のやり方」ではなく「勉強する場」を作るための道具です。
なぜ集中しやすくなるのか
Study with meで集中しやすくなる理由については、はっきり証明されているわけではありませんが、一般的に次のような点が挙げられます。
一人じゃない感覚
誰かが同じように勉強している姿を見ると、「自分もやらなきゃ」という気持ちになりやすいものです。図書館や自習室で集中しやすいと感じる人がいるのと、似た感覚かもしれません。
時間の区切りがはっきりする
画面にタイマーが表示されていると、「あと10分がんばろう」と区切りを意識しやすくなります。これは、ポモドーロ・テクニック(Francesco Cirilloが考案した、短い作業と休憩を繰り返す時間管理法)と同じ発想です。
始めるきっかけになる
「勉強しよう」と思っても、なかなか取りかかれないことがあります。「動画を再生したら勉強スタート」とルールを決めておくと、動画の再生が始めるきっかけ(合図)になります。
ただし、合う・合わないがある
人によっては、画面が気になって逆に集中できないこともあります。自分に合うかどうかは、実際に試してみて判断しましょう。
英語学習での使い方
Study with meを英語学習に取り入れる具体的な方法です。
使い方1:1ポモドーロ=1タスク
25分の区切りごとに、やることを1つ決めます。
- 1ポモドーロ目:英単語を30個復習
- 2ポモドーロ目:文法問題を10問
- 3ポモドーロ目:長文を1本読む
- 4ポモドーロ目:リスニング教材を1本、スクリプトで確認
「何をするか」を事前に決めておくと、休憩明けにすぐ取りかかれます。
使い方2:音声なし・映像だけで使う
英語のリスニングや音読をするときは、動画の音を消して、タイマーと映像だけ使うのがおすすめです。音声がリスニング教材の邪魔になるのを防げます。
使い方3:英語圏の配信で「休憩中の英語」を楽しむ
英語圏の配信者のStudy with meでは、休憩時間に配信者が英語で話したり、画面に英語のメッセージが表示されたりすることがあります(配信によって違います)。勉強中は集中し、休憩中だけ英語に耳を傾けると、息抜きしながら英語に触れられます。
休憩中によく聞くタイプの英語(自作の例)
- Let's take a five-minute break.(5分休憩しましょう)
- Stretch your arms and drink some water.(腕を伸ばして、水を飲んで)
- You're doing great. Keep going!(よくがんばってるよ、その調子!)
- What are you studying today?(今日は何を勉強してる?)
使い方4:ライブ配信のチャットで英語を一言
ライブ配信でチャットができる場合、英語で一言書き込んでみるのも良い練習です。
- I'm studying English vocabulary today.(今日は英単語を勉強しています)
- Finished my first session!(最初のセッションが終わった!)
ただし、個人情報は書かないようにしましょう(後述)。
Study with meを使った1週間メニュー
平日は2ポモドーロ(約1時間)、週末は4ポモドーロを想定したメニュー例です。
- 月曜:自分に合いそうなStudy with me動画を3本試し、お気に入りを1本決める。
- 火曜:1ポモ目:単語復習/2ポモ目:文法問題。
- 水曜:1ポモ目:長文読解/2ポモ目:音読(動画の音は消す)。
- 木曜:1ポモ目:単語の新規学習/2ポモ目:リスニング(動画の音は消す)。
- 金曜:1ポモ目:今週の単語テスト/2ポモ目:文法の間違い直し。
- 土曜:4ポモドーロに挑戦。休憩中は英語圏の配信者の英語に耳を傾ける。
- 日曜:休み、または好きな英語動画を楽しむ日。
記録をつける
1日に何ポモドーロできたかを記録すると、達成感が生まれます。カレンダーに○をつけるだけでも十分です。
- 例:月 ○○ 火 ○○ 水 ○ 木 ○○ 金 ○○
「今日は1つしかできなかった」日があっても大丈夫。0でなければ、習慣は続いています。
注意点とよくある失敗
失敗1:動画選びに時間をかけすぎる
「もっといい動画があるかも」と探し続けて、勉強を始めるのが遅くなるケースです。お気に入りを1〜2本決めたら、しばらく同じものを使いましょう。
失敗2:画面を見続けてしまう
配信者の様子やチャットが気になって、勉強より画面を見ている時間が長くなることがあります。画面を小さくする、少し離れた場所に置くなどの工夫をしましょう。
失敗3:休憩が長くなる
休憩中に別の動画やSNSを見始めると、戻ってこられなくなります。休憩中はスマホを置き、ストレッチや水分補給をするのがおすすめです。
注意:ライブ配信での個人情報
ライブ配信のチャットでは、本名、学校名、住所、志望校などの個人を特定できる情報は書き込まないようにしましょう。未成年の人は、チャットの利用について保護者と相談してください。
注意:勉強した気になるだけにしない
長時間の動画を流していても、実際に勉強していなければ意味がありません。「何ポモドーロ見たか」ではなく、「何を終わらせたか」を記録しましょう。
ポイント:Study with meは「勉強のスイッチ」。主役はあくまで、あなたの勉強です。
まとめ:今日の1ポモドーロから始めよう
Study with meは、一人で勉強する孤独感をやわらげ、時間の区切りを作ってくれる便利な道具です。英語学習に取り入れるなら、次の3つを意識しましょう。
- 25分ごとに「やること」を1つ決める
- リスニングや音読のときは、動画の音を消す
- 休憩中は、英語圏の配信者の英語に触れて息抜き
今日やることは簡単です。study with me と検索し、25分のタイマーつき動画を1本選んで、英単語の復習を1ポモドーロだけやってみてください。画面の向こうの勉強仲間と一緒なら、最初の一歩が少し軽くなるはずです。



