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🌍 英語学習

📚 通訳案内士を目指す英語の勉強法|筆記・口述に向けた一般的な準備

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 6分🎁 読了で +10XP
全国通訳案内士を目指すとき、英語の勉強は「一般的な英語力」と「日本を英語で説明する力」の2本立てになります。この記事では、特定の出題内容を断定するのではなく、**筆記・口述に向けて多くの受験者に役立つ一般的な勉強法**を紹介します。試験の科目や形式の詳細は、観光庁のガイドラインと日本政府観光局(JNTO)が公開する施行要領・過去問題で必ず確認してください。

まず公式の過去問題で「ゴール」を知る

勉強を始める前に、JNTOの公式ページで公開されている筆記試験の過去問題(一部)を見ておきましょう。どんな英語が、どんな形で問われるのかを知ることが、遠回りしない最初の一歩です。

過去問題を見るときのチェックポイント

  • 英文の長さと難しさはどのくらいか
  • 日本の事柄(行事・名所・食べ物など)がどのくらい出ているか
  • 英語から日本語、日本語から英語の問題はあるか
  • 自分の今の力で何割くらい解けそうか

最初は解けなくて当然です。「何が足りないか」を知るために見るのが目的。気づいたことをノートに書き出しましょう。

ポイント:勉強法は「ゴールから逆算」。公式の過去問題が一番信頼できるゴールです。

日本事象を英語で説明する語彙ノートを作る

通訳案内では、日本の文化・歴史・地理を英語で説明する力が欠かせません。そこでおすすめなのが「日本事象ノート」です。

ノートの作り方

  1. テーマを決める(例:神社・寺、年中行事、和食、伝統芸能、歴史上の出来事、地理)
  2. 見開き1ページに1項目
  3. 左に日本語の説明、右に英語の説明(定義1文+補足2文)
  4. 関連する英単語を下にまとめる

例:鏡餅(kagami-mochi)

  • 定義:Kagami-mochi is a New Year decoration made of two round rice cakes.
  • 補足:A small bitter orange is often placed on top. It's an offering to welcome the god of the New Year.
  • 単語:offering / decoration / rice cake

英語の説明は、このサイトの「日本文化を英語で説明するコツ」で紹介した定義・比較・具体例の型で作ると、口述でもそのまま使えます。

ポイント:1日1項目でも、半年で約180項目。これが大きな財産になります。

筆記に向けた読解・英作文の練習

筆記試験に向けては、一般的な英語力の底上げも大切です。

読解

  • 日本の文化や観光について英語で書かれた記事を読む(JNTOの英語サイトや日本紹介の英語メディアなど)
  • 1記事を読んだら、要点を英語で3行にまとめる
  • 知らなかった表現を日本事象ノートに追加する

英作文・和文英訳

  • 日本語の観光案内文を1段落選び、英語にしてみる
  • 難しい日本語は、まずやさしい日本語に言い換えてから英語にする
  • 書いた英文を、音読して不自然な部分を直す

例:「門前町として栄えた」→「お寺の前の町として人が集まって発展した」→ The town grew as many people came to visit the temple.

日本の知識の復習

英語の科目以外にも、日本の地理・歴史などの知識が必要です。まず日本語で基本を固めると、英語での説明もスムーズになります。

ポイント:「やさしい日本語に言い換えてから英訳」は、和文英訳全般で使える万能テクニックです。

日本語の知識を固めるコツ

英語の勉強と並行して、日本についての知識を日本語で固めておくことも欠かせません。

  • 地図を横に置いて勉強する:地名や名所を覚えるとき、場所をセットで確認すると記憶に残りやすくなります。
  • 歴史は流れで理解する:年号の暗記より、「なぜその出来事が起きたか」を説明できるようにすると、英語での説明にもつながります。
  • 身近な場所から始める:地元の名所の由来を調べるのは、楽しく続けやすい入口です。
  • ニュースで現代の日本を知る:観光や産業、社会の動きも、案内の場面で話題になることがあります。

日本語で一言説明できるようになったら、すぐに英語の日本事象ノートに書き足す。この往復が、知識と英語を同時に伸ばすコツです。

ポイント:「日本語で説明できたら、その日のうちに英語でも1文」。これを習慣にしましょう。

口述を想定した即興の案内練習

口述試験は面接形式で行われます(形式の詳細は公式情報で確認してください)。一般的に、その場で英語で説明・案内する力を鍛えておくことが役立ちます。

即興練習のやり方

  1. 日本の事柄を書いたカードを50枚作る(例:七夕、富士山、茶道、新幹線、温泉)
  2. 1枚引いて、30秒考えて、1〜2分で英語で説明する
  3. スマホで録音し、聞き直す
  4. 詰まった部分の表現をノートに追加

説明の型

  • 定義:〇〇 is 〜.
  • 詳細:It is 〜 / People 〜.
  • 観光客向けのひと言:If you visit 〜, I recommend 〜.

わからない質問をされたときの切り返しも練習しておきましょう。I'm sorry, I'm not sure about the details, but I can tell you what I know. のように、正直に、でも案内を止めない言い方が大切です。

ポイント:「完璧な説明」より「止まらずに案内を続ける力」を意識しましょう。

案内の場面で使う定番フレーズを固める

日本事象の説明に加えて、案内の「つなぎ」の英語も準備しておくと、話がスムーズに流れます。

移動・時間

  • Let's move on to the next spot.
  • We'll stay here for about fifteen minutes.
  • Please be careful. The steps are a little steep.

説明の前後

  • Let me tell you a little about the history of this place.
  • Interestingly, 〜.
  • Does that make sense?

質問への対応

  • That's a great question.
  • I'm not completely sure, but I believe 〜.
  • Let me check and get back to you.

相手への気配り

  • Would you like to take some photos here?
  • Are you feeling OK? We can rest if you like.

こうした定番フレーズは、自分の声で何度も言って、口が勝手に動く状態にしておくのが理想です。即興練習のときに、説明の前後に必ずつなぎのフレーズを入れる習慣をつけましょう。

ポイント:説明の中身だけでなく「つなぎの一言」があると、英語の案内が一気にプロらしく聞こえます。

1週間の勉強メニュー

平日1時間・休日2時間のモデル

  • 月:日本事象ノート2項目+英語記事1本の要約
  • 火:和文英訳1段落+音読
  • 水:日本事象ノート2項目+日本史・地理の復習(日本語)
  • 木:英語記事1本の要約+単語復習
  • 金:即興カード10枚(1〜2分ずつ録音)
  • 土:過去問題の一部を時間を計って解く+復習
  • 日:1週間の復習+地元の観光地を英語で5分案内する練習

忙しい人は、日本事象ノートと即興カードの2つだけでも続ける価値があります。この2つは英語で日本を説明する力に直結します。

ポイント:「書いて覚える」と「話して使う」を毎週必ずセットにしましょう。

よくある失敗

失敗1:英語の単語帳だけで勉強する

一般的な英単語だけでは、日本の事柄を説明する表現は身につきにくいです。日本事象ノートで、テーマ別に表現を集めましょう。

失敗2:日本語の知識があいまいなまま英語にする

日本語で説明できないことは、英語でも説明できません。まず日本語で「一言で言うと何か」を確認しましょう。

失敗3:暗記した原稿を読むだけになる

原稿の丸暗記は最初の段階ではOKですが、口述を想定するなら、キーワードだけ見て話す練習に移りましょう。

失敗4:非公式の情報をうのみにする

試験の形式や日程は変わることがあります。必ず観光庁・JNTOの公式情報を確認しましょう。

ポイント:「日本語で説明できる→英語で説明できる→その場で説明できる」の3段階で伸ばしましょう。

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よくある質問

どのくらいの英語力があれば挑戦できますか?
必要な英語力は人によって感じ方が違います。まず公式の過去問題を見て、自分の今の力でどのくらい解けるかを確認するのがいちばん確実です。
独学でも勉強できますか?
公式の過去問題や英語で日本を紹介するサイト・動画を活用すれば、独学でも準備を進められます。口述を想定した練習は、録音して自分で聞き直すと効果的です。
日本の歴史や地理も勉強する必要がありますか?
全国通訳案内士は日本の歴史・地理・文化などの知識が求められる資格です。試験科目の詳細は観光庁のガイドラインで確認し、日本語で基礎を固めることから始めましょう。
✍️
英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
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