本文へ
🔥0
🌍 英語学習

⚽ 部活と両立する中学生の英語勉強法|1日20分のすき間時間プラン

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 6分🎁 読了で +10XP
朝練、放課後の練習、週末の試合。部活に打ち込む中学生にとって、勉強の時間をつくるのは簡単ではありません。でも英語は、短い時間を毎日積み重ねることで伸びやすい教科です。この記事では、部活と英語を両立するための「1日20分」の勉強法と、すき間時間の使い方を紹介します。

英語は「短い時間×毎日」と相性がいい教科

部活で忙しい人にとって、うれしいニュースがあります。英語は、長い時間をまとめて勉強するより、短い時間を毎日続けるほうが力がつきやすい教科です。

その理由は2つあります。

  1. 単語や表現は、何度も触れることで記憶に残る

学習研究では、同じ量を勉強するなら、1日にまとめるより日を分けて復習したほうが、長く覚えていられることが知られています。

  1. 音読やリスニングは、毎日続けることで慣れていく

英語の音やリズムは、週末に2時間聞くより、毎日10分聞くほうが体になじみやすいものです。

つまり、部活で平日の時間が少なくても、毎日20分を確保できれば、英語は着実に伸ばせるのです。

ポイント:部活生の英語は「長く」より「毎日」。20分を1週間続けると、週末にまとめて2時間やるのと同じくらいの時間になります。

問題は、その20分をどこで確保するかです。次から、具体的なすき間時間の使い方を紹介します。

すき間時間を見つける:1日の中の「5分」を探す

1日の流れを見直すと、意外と使える時間が見つかります。

朝(5分)

朝練の前や、朝ごはんの後の5分。朝は頭がすっきりしているので、単語の暗記に向いています。

  • 前日に覚えた単語を、日本語から英語で言えるかテストする

移動時間(5〜10分)

通学や、部活の遠征の移動中。スマホや音声プレーヤーが使える環境なら、リスニングにぴったりです。

  • 教科書の音声を聞く
  • 単語帳の音声を聞き、頭の中で意味を言う

部活の後、家に帰ってから(10分)

疲れていても、10分だけは机に向かう時間を決めておきます。ここでは、書く・声に出す練習をします。

  • 教科書の音読(1課を2〜3回)
  • 文法の問題を5問

寝る前(5分)

寝る前は、その日に覚えたことを軽く確認するのに向いています。

  • 今日覚えた単語をさっと見直す
  • 教科書の本文を1文だけ思い出して言ってみる

これで合計25〜30分。1回1回は短くても、1日の中に散らばった時間を集めれば、しっかりした勉強時間になります。

1日20分の「最低ライン」メニュー

どんなに忙しい日でも、これだけはやる、という「最低ライン」を決めておきましょう。

最低ラインメニュー(20分)

  • 単語 5分:新しい単語5語+前日の単語の復習
  • 音読 10分:教科書の今の課を音声に合わせて2〜3回
  • 文法 5分:授業で習った文法の基本文を1つ言う+問題を3問

なぜこの3つなのか

  • 単語は、毎日触れないとすぐに忘れてしまう
  • 音読は、本文の暗記・発音・リスニングがまとめて伸びる
  • 文法は、授業の内容をその日のうちに確認すると定着しやすい

例:今日の授業で比較を習った場合

  • 基本文:My brother is taller than me.(兄は私より背が高い)
  • 自分の文:Our team is stronger than last year.(私たちのチームは去年より強い)
  • 問題:比較の問題を3問

部活のことを題材に文を作ると、覚えやすくて楽しくなります。

  • I practice harder than before.(前より一生懸命練習している)
  • We have won three games this month.(今月3試合勝った)

部活生のための1週間プラン

平日は最低ラインの20分、部活が休みの日や週末に少し長めの時間をとるプランです。

1週間プランの例

  • 月:最低ライン20分(単語・音読・文法)
  • 火:最低ライン20分+移動中に教科書音声
  • 水:最低ライン20分(部活が休みの日なら40分に増やして、文法問題を多めに)
  • 木:最低ライン20分+移動中に単語の音声
  • 金:最低ライン20分+1週間の単語をまとめてテスト
  • 土:試合や練習の後に30分。1週間で間違えた問題の解き直し
  • 日:40〜60分。次の週の授業範囲を予習(教科書の新出単語と本文を読む)

予習をすると授業が復習になる

部活生にとって、授業時間はとても貴重な勉強時間です。週末に次の週の範囲を少し読んでおくと、授業が「2回目」になり、理解が深まります。授業で理解できれば、家での勉強時間が少なくても成績を保ちやすくなります。

ポイント:部活生は「授業で覚える」を意識すると、家での時間を最小限にできます。授業中の集中が、一番の時短術です。

スマホを「英語の道具」に変える設定

部活生にとって、スマホは強い味方にも、時間を奪う敵にもなります。勉強の味方にするための設定を紹介します。

ホーム画面を整理する

  • 単語アプリや教科書の音声を、ホーム画面の1ページ目に置く
  • 動画やゲームのアプリは、2ページ目以降のフォルダに入れる

音声をすぐに再生できるようにする

移動中にすぐ聞けるように、教科書の音声や単語帳の音声を、あらかじめお気に入りやダウンロードに入れておきましょう。「聞こうと思ったら準備に時間がかかった」をなくすだけで、すき間時間が使いやすくなります。

通知を減らす

勉強中は通知をオフにするか、集中モードを使いましょう。1回の通知で集中が切れると、元に戻るまでに時間がかかります。

ポイント:スマホは「開いたら英語が始まる」状態にしておくと、すき間時間が自然と勉強時間に変わります。

大会前・定期テスト前・疲れた日の過ごし方

大会前の週

大会前は部活が忙しくなり、勉強時間がさらに減ることもあります。そんなときは、「最低ライン」をさらに小さくした超最低ライン(5分)に切りかえましょう。

  • 教科書の音読を1回だけ
  • または、単語5語を見直すだけ

大切なのは、「ゼロの日」を作らないことです。5分でも続けていれば、大会が終わった後にすぐペースを戻せます。

定期テスト前

多くの学校では、テスト前に部活が休みになる期間があります。この期間を最大限に活かしましょう。

  • 部活休みの初日に、テスト範囲の計画を立てる
  • 普段の20分で進めてきた音読と単語を土台に、ワークと本文の暗記を仕上げる

普段から毎日20分続けている人は、テスト前にゼロからスタートする必要がないので、ぐっと楽になります。

疲れて何もできない日

どうしても疲れて机に向かえない日は、ベッドの中で教科書の音声を1回聞くだけでも構いません。「今日はここまで」と自分で決めて、罪悪感を持たないことも、長く続けるためには大切です。

よくある失敗と、今日からできること

よくある失敗

  1. 「週末にまとめてやる」と決める

週末は試合や疲れで、予定通りにできないことがよくあります。平日の少しずつの積み重ねを優先しましょう。

  1. 疲れているのに長時間やろうとする

疲れた状態で1時間机に向かっても、集中できず、かえって英語が嫌いになってしまうことがあります。短く集中するほうが効果的です。

  1. すき間時間にスマホで別のことをしてしまう

移動中にスマホを開くと、つい動画やSNSを見てしまいがちです。勉強用のアプリや音声を、スマホのホーム画面の一番目立つところに置いておきましょう。

  1. 部活を言い訳にする

「部活があるから仕方ない」と思うと、勉強しない日が続きます。「部活があるから、短い時間で集中する」と考えると、行動が変わります。

部活で身につけた力は勉強にも使える

毎日練習を続ける力、目標に向かってがんばる力は、英語の勉強にもそのまま使えます。部活と勉強の両立は大変ですが、その経験は必ず自信になります。

今日は、明日の1日の予定を思い浮かべて、英語に使える「5分」を3つ見つけてみましょう。

📺 このコラムと一緒に見たい動画

✅ 今日からやること

よくある質問

部活で疲れて、家に帰ると眠くなってしまいます。
家に帰ってすぐ、着替える前などに10分だけ音読するなど、勉強のタイミングを決めておくのがおすすめです。どうしても眠い日は、音声を1回聞くだけの「超最低ライン」でも構いません。
平日20分だけで成績は上がりますか?
毎日続ければ、定期テストに必要な単語と本文の力は十分に積み上げられます。さらに、授業に集中して理解することと、週末に少し長めに復習することを組み合わせると、より効果的です。
部活を引退した後、どう勉強を増やせばいいですか?
毎日の20分を土台にしたまま、文法の総復習や長文・リスニングの時間を足していきましょう。引退前から毎日の習慣がある人は、スムーズに受験勉強へ移れます。
✍️
英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
原田英語が、現場の英語教師の目で世界の英語学習動画と勉強法を厳選。紹介文・コラムはすべてオリジナルで書いています。運営者について・お問い合わせ

次に読むなら