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🧠 勉強法

🏃 運動は勉強に効く?軽い運動と集中力・記憶の関係と取り入れ方

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 6分🎁 読了で +10XP
「勉強時間を確保するために、運動は後回し」。受験生や忙しい社会人ほど、そう考えがちです。でも実は、体を動かすことは頭の働きとも深く関係していると考えられています。この記事では、運動と学習の関係について研究で言われていることを大げさにせず紹介し、勉強の合間に無理なく体を動かす方法、歩きながらできる英語学習まで、具体的に提案します。

運動と脳の関係:わかっていること

運動と脳の働きについては、世界中でたくさんの研究が行われてきました。現在、多くの研究者のあいだで共有されているのは、おおむね次のような考え方です。

  • 定期的な有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、自転車など)は、注意力や記憶などの認知機能によい影響を与える可能性がある
  • 運動をすると脳への血流が増え、脳の神経細胞の成長を助ける物質(BDNFなど)も注目されている
  • 一回の軽〜中程度の運動のあと、しばらくの間は注意力が高まることがあると報告されている

ただし、「運動すれば成績が必ず上がる」「〇分走ると記憶力が〇%アップ」といった単純な話ではありません。効果の大きさは研究によってまちまちで、年齢や運動の種類、測り方によっても変わります。

ポイント:運動は「勉強の代わり」ではなく、「勉強できる体と頭の状態を整える土台」と考えるのがちょうどいい距離感です。

また、運動には睡眠の質を整えたり、気分を前向きにしたりする効果も期待されています。よく眠れて気分がいい日のほうが勉強がはかどるのは、多くの人が経験していることでしょう。

座りっぱなしを「区切る」ことから始める

運動というと、ジムに通ったり、毎日ランニングをしたりすることを想像するかもしれません。でも、勉強している人がまず意識したいのは、長時間の座りっぱなしを区切ることです。

何時間も同じ姿勢で座っていると、体がこわばり、頭もぼんやりしてきます。そこで、勉強の区切りごとに立ち上がって体を動かす習慣をつけましょう。

休憩中にできる3分ムーブ

  1. 立ち上がって、両手を上にぐーっと伸ばす(10秒)
  2. 肩を前後に10回ずつ回す
  3. その場で足踏みを30秒、または階段を1往復する
  4. 首をゆっくり左右に倒す
  5. 深呼吸を3回して、机に戻る

たったこれだけでも、体がほぐれて、次の勉強に気持ちよく戻れます。25分勉強+5分休憩のようなサイクルで勉強している人は、休憩のうち3分をこの「3分ムーブ」にあててみましょう。

勉強前の軽い運動で「スイッチ」を入れる

勉強を始める前に軽く体を動かすと、頭がすっきりして取りかかりやすくなる人も多いものです。

勉強前のおすすめ

  • 10〜15分のウォーキング:家の近所を少し歩いてから机に向かう
  • 軽いジョギング:息が少しはずむけれど、会話はできるくらいのペース
  • ラジオ体操:全身をまんべんなく動かせて、時間も短い

ポイントは、疲れきるほど激しくしないことです。激しい運動のあとは体が疲れて、かえって眠くなったり、集中できなくなったりすることがあります。「少し息がはずむ」くらいを目安にしましょう。

朝のルーティン例

  1. 起きたらカーテンを開けて日光を浴びる
  2. 10分ほど散歩する(または家の中でラジオ体操)
  3. 朝食をとる
  4. 単語の復習から勉強をスタート

朝に体を動かすと、生活リズムが整いやすくなるのもうれしいポイントです。

夜に勉強する人は

学校や仕事から帰って夜に勉強する人は、帰宅後すぐにソファに座らず、着替えたら5分だけストレッチをしてから机に向かう、という流れを作ってみましょう。一度ソファでくつろぐと、そこから立ち上がるのはなかなか大変です。「帰宅→着替え→ストレッチ→机」をひと続きの流れにしておくと、疲れていても勉強に入りやすくなります。

歩きながらできる英語学習

運動と英語学習を同時にやってしまう方法もあります。ウォーキングは、耳と口を使う英語学習と相性がいいのです。

ウォーキング×英語のメニュー

  • リスニング:英語のポッドキャストや、教材の音声を聞きながら歩く
  • 単語の音声復習:単語帳の音声を聞いて、意味を心の中で言う
  • シャドーイング:人の少ない場所なら、小さな声で音声のあとについて言う
  • 独り言英語:見えたものを英語で言ってみる(例:There's a convenience store on the corner. / It looks like it's going to rain.)

歩いていると、机に向かっているときより気分がほぐれ、口から英語が出やすいという人もいます。

安全のための注意

  • 車や自転車の多い道では、イヤホンの音量を小さくするか、片耳だけにする
  • 画面を見ながら歩くのは絶対にやめる(音声だけで学べる内容にする)
  • 暗い時間帯や人通りの少ない道は避ける

ポイント:歩きながらの学習は「新しいことを覚える」より「すでに学んだことを聞き直す・口に出す」のに向いています。

どのくらい運動すればいい?WHOの目安

世界保健機関(WHO)は、2020年に公表した身体活動のガイドラインで、年齢ごとの目安を示しています。

  • 5〜17歳:1日平均60分以上の中強度〜高強度の身体活動(主に有酸素運動)。筋肉や骨を強くする活動を週3日以上
  • 18〜64歳:1週間に150〜300分の中強度の有酸素運動(または75〜150分の高強度の運動)。筋力トレーニングを週2日以上

また、座りっぱなしの時間を減らすことも勧められています。

中高生の場合、体育や部活動、通学の徒歩や自転車も身体活動に含まれます。受験期に部活を引退すると、急に運動量が減ることがあるので注意しましょう。

社会人の場合、週150分は「1日約20分」と考えるとイメージしやすいでしょう。通勤で一駅分歩く、昼休みに10分散歩する、などの積み重ねで十分届きます。

ポイント:いきなり目安どおりを目指さなくて大丈夫。今より10分多く体を動かすことから始めましょう。

1週間の運動×勉強メニューとよくある失敗

1週間メニュー

  1. 月曜:勉強の休憩ごとに「3分ムーブ」を入れる
  2. 火曜:勉強前に10分ウォーキングをしてから机に向かう
  3. 水曜:通学・通勤中に、英語音声を聞きながら一駅分(または10分)歩く
  4. 木曜:休憩ごとに階段を1往復する
  5. 金曜:ラジオ体操をしてから勉強を始める
  6. 土曜:30分の散歩をしながら、今週の単語を音声で復習する
  7. 日曜:体を動かした日と、勉強の集中度をふり返ってメモする

よくある失敗

  • いきなり激しい運動を始める:毎日5km走る、などの目標は、慣れていない人にはハードルが高すぎます。疲れて勉強できなくなっては本末転倒です。
  • 運動を「勉強をサボる理由」にする:散歩のつもりが、1時間の寄り道になってしまう。運動の時間はあらかじめ決めておきましょう。
  • 受験期に運動をゼロにする:勉強時間を増やしたいあまり、まったく体を動かさなくなると、体力が落ちて集中力も続きにくくなります。1日10分でも続けましょう。
  • 寝る直前に激しい運動をする:寝つきが悪くなる人もいます。激しめの運動は、寝る数時間前までに済ませるのがおすすめです。

まとめ:体を動かすことも勉強の一部

運動は、勉強時間を奪うものではなく、勉強の効率を支える土台です。何時間も座り続けるより、ときどき立ち上がり、少し歩き、深呼吸する。そのほうが、1日の終わりまで頭がよく働くはずです。

今日の勉強では、まず休憩のたびに立ち上がって、両手を上に伸ばすところから始めてみてください。そして明日は、英語の音声を聞きながら10分だけ歩いてみましょう。体が軽くなると、英語の勉強もきっと軽やかになります。

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よくある質問

勉強の前と後、運動するならどちらがいいですか?
どちらにもよさがあります。勉強前の軽い運動は頭をすっきりさせてスイッチを入れるのに、勉強の区切りでの運動は疲れをリセットするのに役立ちます。まずは勉強前の10分ウォーキングと、休憩中のストレッチから試してみましょう。
受験生ですが、部活を引退してから運動していません。
通学で少し遠回りして歩く、休憩中に階段を上り下りする、夜にストレッチをするなど、短い時間でできることから取り入れましょう。体力が落ちると長時間の勉強もつらくなるので、1日10〜20分でも体を動かすのがおすすめです。
歩きながらの英語学習は効果がありますか?
机での勉強の代わりにはなりませんが、すでに学んだ単語や音声の復習、独り言での発話練習には役立ちます。すき間時間を学習時間に変えられるのが大きなメリットです。安全のため、画面は見ずに音声だけで学べる内容にしましょう。
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英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
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