ENGLISH TEACHER’S BRIEFING
📬 原田先生の英語教育ニュースレター
中高英語教師のための授業アイデア&最新情報
2026年3月29日(日)| Vol.042
⚡ TODAY’S HEADLINE
【本日】NHKラジオ第2が95年の歴史に幕 — 英語講座はFMへ「お引越し」、学びのスタイルが変わる
1931年から教育・語学番組の拠点として親しまれてきたNHKラジオ第2放送が、本日3月29日深夜をもって放送を終了します。明日3月30日からは「NHK AM」と「NHK FM」の2波体制に再編され、「基礎英語」「ラジオ英会話」「ビジネス英語」など英語講座はすべてNHK FMへ移行。FM波による高音質で、よりクリアな英語音声でリスニング学習が可能に。アプリ「NHK ONE らじる★らじる」での聴き逃し配信も継続・強化されます。先生方も生徒に「4月からはFMで!」と伝えてあげてください。教室での活用法は変わりませんが、周波数だけは要チェックです。
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今日の帯活動アイデア(5分でできる!)
✍️ Relay Writing(リレーライティング)
対象:中学2年〜高校 | 時間:5分 | 準備:紙1枚(グループに1枚)
▶ やり方:
① 4〜5人のグループに紙を1枚配る
② 先生がトピックを発表:“My perfect day”
③ 1人目が最初の1文を書く(30秒):“I wake up at 10 a.m. on a sunny morning.”
④ 次の人に紙を回し、前の文を読んで続きの1文を書く(30秒)
⑤ 全員が書いたら、完成したストーリーをグループで音読して発表!
💡 ポイント:ライティング+リーディング+即興力が同時に鍛えられます。前の人の文を読んで「つなげる」力が重要。春休み明けのウォームアップに最適で、グループの一体感も生まれます。
⚡ Category Blitz(カテゴリー早押し)
対象:中学1年〜 | 時間:5分 | 準備:タイマーのみ
▶ やり方:
① ペアで向き合う。先生がカテゴリーを叫ぶ:“Spring words!”
② 20秒間で、そのカテゴリーの英単語を交互にできるだけ多く言う
③ カテゴリーを変えて3ラウンド:“Cherry blossom, picnic, warm…” → “School subjects!” → “Jobs!”
④ 言えた単語数を合計。ペア対抗でチャンピオンを決定!
💡 ポイント:語彙の「引き出し速度」を鍛える瞬発力トレーニング。新学期最初の授業で “Spring words” から始めれば、季節感のあるウォームアップに。カテゴリーを教科書の単元に連動させると復習にもなります。
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AI × 英語指導 最前線
🆕 注目ツール:Fetchy AI — 教師のための「万能AIアシスタント」
教師の日常業務を丸ごとサポートするAIプラットフォーム。レッスンプラン作成、保護者への連絡文書、ルーブリック設計、IEP(個別教育計画)のドラフトなど、40以上の教師向けAIツールが1つのダッシュボードに統合されています。英語教師なら「文法ワークシート生成」「リーディング素材のレベル調整」が特に便利。
✅ 40以上の教師専用AIツールを搭載
✅ 学年・レベルを指定するだけで教材を自動生成
✅ 保護者連絡・推薦状・報告書も数秒で下書き
✅ 無料プランで基本機能が利用可能
🎓 活用例:新学期のシラバス作成を一気に効率化。「中2・不定詞の単元」と入力するだけで、目標・活動案・評価基準のドラフトが完成!
📱 Graide — AIで英語ライティング採点を自動化&学習分析
英国発のAI採点プラットフォーム。教師が数枚の模範採点を行うだけで、AIが採点パターンを学習し、残りの答案を一貫した基準で自動採点。採点結果はヒートマップで可視化され、クラス全体の弱点(冠詞の誤り、時制の混乱など)を一目で把握できます。教師の採点時間を最大80%削減した実績あり。
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英語教育ニュース FLASH
🇯🇵 OSAKA
大阪府、公立高校入試の「2月下旬前倒し」を検討 — 私立との生徒争奪戦が激化
大阪府の学校教育審議会は、例年3月上旬に実施している府立高校一般入試を2月下旬に前倒しする案を提言。「特色入試」の導入や第二志望校での再判定制度も検討されています。私立高校側は「カリキュラムが崩壊する」と反発。公立校の魅力向上と入試制度改革、両面からの対策が急務です。
🌸 NEW SCHOOL YEAR
桜満開、いよいよ新学期 — 2026年度の英語教育、ここが変わる
東京の桜が見頃を迎え、全国で入学式の準備が進む中、2026年度の注目ポイントは:①高校授業料の全国的無償化が本格始動、②英検6級・7級が2027年1月に初実施(サンプル問題は公開済み)、③全国学力テスト中学英語のCBT化(コンピュータ方式)が本格運用。新年度のカリキュラムに反映させましょう。
🌍 GLOBAL
日本の公立校が外国籍の子どもに門戸を開く動き — 少子化で教室に空きが生まれる
日経アジアの報道によると、少子化で定員割れが続く一部の公立学校が、外国籍の子どもの受け入れを積極化。教室に空きが生まれたことで、多文化共生教育の実践の場として機能し始めています。英語教育の視点では、外国にルーツを持つ生徒の存在が教室のグローバル化を自然に促進する効果も期待されています。
🔗 参考:Nikkei Asia — Some institutions open doors to non-Japanese children as classrooms empty
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超絶使える!英語学習ツール
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世界の英語授業から学ぶ
🇹🇷 トルコ式:「英語村」で没入体験を実現
トルコでは2014年から大都市を中心に「英語村(English Villages)」を設置。空港・レストラン・病院・銀行などを模した施設で、生徒が1日かけて英語だけで生活するシミュレーション型学習を展開しています。教室での学びを「体験」に変えるこのアプローチは、年間数十万人の生徒が利用し、特にスピーキングへの苦手意識の軽減に大きな効果を上げています。
🔑 明日から使えるテクニック
教室内に「ミニ英語村」を作る方法:教室の一角を「English Only Zone」に設定。机の配置を変えて「カフェ」「旅行代理店」など場面を設定し、ペアでロールプレイ。例:“I’d like a table for two, please.” “Sure, would you prefer by the window?” 教科書のダイアログを「体験」に変換するだけで、生徒の発話量が劇的に増えます。
TODAY’S QUOTE FOR TEACHERS
“If you’re not prepared to be wrong,
you’ll never come up with anything original.”
— Sir Ken Robinson(教育学者・TED史上最多再生の教育講演者)
「間違える覚悟がなければ、独創的なものは何も生まれない。」
💡今日の1分ティップス
Fishbowl Discussion(金魚鉢ディスカッション)で全員参加のスピーキングを実現。教室の中央に4〜5人の「内側の輪」を作り、残りの生徒は「外側の輪」で観察。内側の輪がトピックについて英語でディスカッションし、外側の生徒はメモを取りながら聞く。2〜3分後に交代。「話す人」と「聞く人」の役割を明確に分けることで、リスニング力とスピーキング力を同時に鍛えられます。外側の生徒に「内側の誰かの意見を要約して」と指示すれば、要約力の練習にも!
📎 今号の参考リンクまとめ
📰 ニュース記事
・@DIME — 95年の歴史にさよなら!NHKラジオ第2が廃止する理由
・関西テレビ — 約半数で定員割れの大阪府立高、入試前倒し案
・Nikkei Asia — 日本の公立校が外国籍の子どもに門戸を開く
・Nippon.com — Tuition Elimination Program Fuels Fears for Public High Schools
🛠 ツール・サービス
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