B1名詞ラテン系

pityの語源と意味

/ˈpɪti/ピティ

哀れみ、残念なこと

パーツに分けると

pit語根思いやり・敬虔ラテン語 pietas
y接尾辞名詞をつくる(-tas が変化)

敬虔・思いやり → 気の毒に思う心 → 哀れみ・残念なこと

コアイメージ
人を思いやる心

pity の語源ストーリー

pity と piety(信心深さ)は、同じラテン語 pietas から生まれた語です。pietas は、神や親や国に対する誠実な心を表しました。古フランス語を通ると、この語は「哀れみ」の意味を帯びます。英語では17世紀ごろまで2つがはっきり分かれていませんでした。ミケランジェロの彫刻「ピエタ」は、イタリア語で「哀れみ、慈悲」の意味です。死んだイエスを抱く聖母マリアの姿を表しています。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    pius
    敬虔な・情の厚い
  2. 2
    ラテン語
    pietas
    敬虔・義務への忠実さ
  3. 3
    古フランス語
    pite
    哀れみ
  4. 4
    英語13世紀
    pity

例文

It's a pity that the fireworks display was canceled due to rain.
雨で花火大会が中止になったのは残念だ。

よく使う形:it's a pity that S+V(〜とは残念だ)

暗記フック

piety(敬虔、信心)と同語源。相手を思う気持ちが「哀れみ」に転じた

入試・使い方のポイント

It's a pity (that) 〜(〜とは残念だ)、What a pity!(なんて残念)。take pity on 〜(〜を哀れむ)も頻出。

受験ミニ情報 It's a pity = It's a shame の言い換えが会話問題の定番。pity は上から見下ろす響きもあり sympathy と区別。

派生語・言い換え受験で問われる形

pitiful形容詞 哀れな
pitiless形容詞 無慈悲な

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(5語)

piety信心深さ
pious信心深い
pittanceわずかな手当(元は修道院への施し)
expiate罪を償う
pitiful哀れな

ほかの言語の兄弟

フランス語pitié哀れみ
イタリア語pietà哀れみ・慈悲

よくある質問

pityの語源は?

piet(敬虔さ、思いやり ← pietas) → 他者への思いやりの気持ち pity と piety(信心深さ)は、同じラテン語 pietas から生まれた語です。pietas は、神や親や国に対する誠実な心を表しました。

pityの意味は?

哀れみ、残念なこと(名詞)。コアイメージは「人を思いやる心」です。

pityの覚え方は?

piety(敬虔、信心)と同語源。相手を思う気持ちが「哀れみ」に転じた 同じ語源の piety・pious・pittance とまとめて覚えると効率的です。

pityの発音は?

/ˈpɪti/(ピティ)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。