C2名詞ラテン系

paucityの語源と意味

/ˈpɔːsəti/ポーサティ

不足、少数、欠乏

パーツに分けると

pauc語根少ないラテン語 paucus
ity接尾辞〜の状態

少ない+状態 → 少なさ → 不足・欠乏

コアイメージ
ほんの少ししかない

paucity の語源ストーリー

paucity は、ラテン語 paucus「少ない」から来た paucitas「少なさ」が元です。paucus と英語の few は、同じ印欧祖語 *pau-「少ない」にさかのぼります。印欧祖語の p は、ゲルマン語では f に変わりました。pater と father、piscis(魚)と fish、pes(足)と foot も同じ関係です。poor(貧しい)や poverty(貧困)も同じ祖先で、「持ち物が少ない」という発想です。paucity はかたい語で、論文や評論で使われます。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    印欧祖語
    *pau-
    少ない
  2. 2
    ラテン語
    paucus
    少ない
  3. 3
    ラテン語
    paucitas
    少なさ
  4. 4
    英語15世紀
    paucity

例文

The report criticized the paucity of reliable data on long-term vaccine effects.
その報告書は、ワクチンの長期的影響に関する信頼できるデータの乏しさを批判した。

よく使う形:a paucity of evidence(証拠の不足)

暗記フック

pauc(少ない)は「ポツポツとしかない」と音で連想。paucity=ポツリポツリしかない状態

入試・使い方のポイント

a paucity of ~(~の不足)の形で使う。a paucity of evidence(証拠の乏しさ)が典型。

受験ミニ情報 lack・scarcity・dearth・shortage への言い換えが難関大の語彙問題で狙われる。反意語は abundance。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(4語)

few少ない
poor貧しい
poverty貧困
pauper貧民

ほかの言語の兄弟

イタリア語poco少し
スペイン語poco少し
フランス語peu少し

よくある質問

paucityの語源は?

ラテン語 paucus(少ない)から paucitas(少なさ)。few と同系統の印欧語根に遡る paucity は、ラテン語 paucus「少ない」から来た paucitas「少なさ」が元です。paucus と英語の few は、同じ印欧祖語 *pau-「少ない」にさかのぼります。

paucityの意味は?

不足、少数、欠乏(名詞)。コアイメージは「ほんの少ししかない」です。

paucityの覚え方は?

pauc(少ない)は「ポツポツとしかない」と音で連想。paucity=ポツリポツリしかない状態 同じ語源の few・poor・poverty とまとめて覚えると効率的です。

paucityの発音は?

/ˈpɔːsəti/(ポーサティ)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。