C1名詞ラテン系

oratoryの語源と意味

/ˈɔːrətɔːri/オーラトーリ

雄弁術、演説

絵で分かる語源

oratory の語源のイメージ:人前で語る技
人前で語る技
orat語根話す・祈るラテン語 orare
ory接尾辞〜に関する・場所

話す+技・場所 → 語る技 → 雄弁術(祈る場所=礼拝堂)

oratory の語源ストーリー

oratory には、意味の違う二つの顔があります。一つは「雄弁術・演説」、もう一つは「小さな礼拝堂」です。どちらもラテン語の orare から来ています。orare は「話す」と「祈る」の両方を表しました。人前で語ることも、神に語りかけることも、同じ語だったのです。16世紀のローマでは、聖フィリッポ・ネリの礼拝堂で、聖書の物語を音楽にして聞かせる集会が開かれました。ここから宗教音楽のオラトリオ(oratorio)の名が生まれました。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    orare
    話す・祈る
  2. 2
    ラテン語
    orator
    演説家
  3. 3
    ラテン語
    oratoria
    弁論術
  4. 4
    英語16世紀
    oratory

例文

The senator's fiery oratory galvanized supporters but alienated moderate voters.
その上院議員の熱のこもった雄弁は、支持者を奮い立たせたが、穏健派の有権者を遠ざけた。

よく使う形:fiery oratory(熱のこもった雄弁)

暗記フック

orator(演説者)・oracle(神託)と同じ orare(話す・祈る)。人を動かす話術・演説

入試・使い方のポイント

oratory は不可算で「雄弁術・演説の才」。orator は演説者、oration は格式ある演説。

受験ミニ情報 inexorable(容赦ない)も orare の仲間で、難関大の語彙問題に出る。oratory のアクセントは第1音節。

派生語・言い換え受験で問われる形

orator名詞 演説者
oratorical形容詞 雄弁の

言い換え(同じような意味)

eloquence雄弁
rhetoric修辞・弁論術
public speaking人前で話すこと

同じ語源の仲間(5語)

orator演説者
oration演説
oracle神託(神が語ること)
adore崇拝する(〜に祈る)
inexorable容赦のない(祈っても動かない)

ほかの言語の兄弟

フランス語oratoire礼拝堂
イタリア語oratorioオラトリオ・礼拝堂
スペイン語oratoria雄弁術

よくある質問

oratoryの語源は?

ラテン語 orare(話す、祈る)+ -tory(場所・技術を表す語尾)→ 話す技術 oratory には、意味の違う二つの顔があります。一つは「雄弁術・演説」、もう一つは「小さな礼拝堂」です。

oratoryの意味は?

雄弁術、演説(名詞)。コアイメージは「人前で語る技」です。

oratoryの覚え方は?

orator(演説者)・oracle(神託)と同じ orare(話す・祈る)。人を動かす話術・演説 同じ語源の orator・oration・oracle とまとめて覚えると効率的です。

oratoryの発音は?

/ˈɔːrətɔːri/(オーラトーリ)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。