C2形容詞ラテン系

insipidの語源と意味

/ɪnˈsɪpɪd/インシピッド

味気ない、退屈な

パーツに分けると

in接頭辞〜でないラテン語 in-
sip語根味がするラテン語 sapere
id接尾辞〜の状態のラテン語 -idus

〜でない+味がする → 味がない → 味気ない・退屈な

コアイメージ
味がしない

insipid の語源ストーリー

insipid の元のラテン語 sapere には、「味がする」と「分別がある」の2つの意味がありました。味の分かる人は物の良し悪しも分かる、という発想です。人類の学名 Homo sapiens は「賢い人」という意味で、この sapere から来ています。同じ語は古フランス語を通って sage(賢者)にもなりました。insipid は、まず料理の「味がない」に使われました。やがて人や話について「面白みがない・退屈な」の意味も持つようになります。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    sapere
    味がする・分別がある
  2. 2
    ラテン語
    sapidus
    味のある
  3. 3
    後期ラテン語
    insipidus
    味のない
  4. 4
    フランス語
    insipide
    味のない
  5. 5
    英語17世紀初め
    insipid

例文

Reviewers panned the film as an insipid remake that drained all tension from the original.
批評家たちはその映画を、原作の緊張感をすべて奪った味気ないリメイクだと酷評した。

よく使う形:insipid dialogue(退屈なせりふ)

暗記フック

sapere=味わう・知る(Homo sapiens=賢い人)。味がする(sapidus)の否定(in)→味気ない・退屈な

入試・使い方のポイント

insipid は食べ物にも人・作品にも使う。bland(味の薄い・平凡な)が最も近い言い換え。

受験ミニ情報 英検1級・難関私大の語彙問題レベル。bland・dull との言い換えで出る。アクセントは in-SIP。

派生語・言い換え受験で問われる形

insipidity名詞 味気なさ

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(5語)

sapient賢い
Homo sapiensホモ・サピエンス(賢い人)
sage賢者・賢い
savor味わうsavvy知恵・物知りの

ほかの言語の兄弟

フランス語insipide味気ない
スペイン語insípido味気ない

語源で推理!ミニクイズ

insipid と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

insipidの語源は?

ラテン語 in-(否定)+ sapidus(味のある)。sapere(味わう、知る)に由来。「味がない」が原義 insipid の元のラテン語 sapere には、「味がする」と「分別がある」の2つの意味がありました。味の分かる人は物の良し悪しも分かる、という発想です。

insipidの意味は?

味気ない、退屈な(形容詞)。コアイメージは「味がしない」です。

insipidの覚え方は?

sapere=味わう・知る(Homo sapiens=賢い人)。味がする(sapidus)の否定(in)→味気ない・退屈な 同じ語源の sapient・Homo sapiens・sage とまとめて覚えると効率的です。

insipidの発音は?

/ɪnˈsɪpɪd/(インシピッド)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。